堺とアセアンとの交流
堺とアセアンとの交流について

本市は、古くから海外との交流を通じて輝かしい歴史と文化を築き上げてきた都市であり、とりわけ中近世には、アジア海域における交易を通じて国際都市として栄えました。こうした歴史を踏まえ、堺市民とアセアンからの参加者との相互理解と友好の促進を目的として「堺・アセアンウィーク実行委員会」を設立し、市制施行120周年を記念して、第1回「堺・アセアンウィーク」を様々な団体の協働により開催しました。以降、毎年10月、「堺・アセアンウィーク」を開催し、堺とアセアン諸国との将来の懸け橋となる人材の育成を目的とした民間大使プログラム、堺市民にとってアセアン諸国を身近に感じていただく機会として市役所前広場でのステージイベントや伝統工芸、料理、語学をテーマとした文化講座などを実施し、アセアン諸国との交流を行ってきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、人的な国際往来が困難となり、2020年度(令和2年度)から学生招へい事業を中止し、オンラインを活用した交流を通じて学生間交流を継続しており、一部の文化講座もオンラインで開催しています。
オンラインを活用することで交流機会が増えたことから、2021年度(令和3年度)以降は、「堺・アセアンウィーク」の期間を設けず、アセアン諸国との交流を通年化しています。そこで、コロナ禍での取組内容を踏まえて実施事業を見直し、実行委員会の名称を変更しました。

