堺・ごみ減量4R大作戦
新着情報
事業者から出るリサイクルできる紙類は、ごみとして出せなくなります(令和6年1月1日)
なぜごみを減らさなければならないの?
地球環境問題の解決
買う。使う。捨てる。
私たちは日々繰り返しています。では、捨てた後のことを考えていますか。
食品ロス、ファッションロス、海洋プラスチックごみ
日本の食品ロスの量は年間500万t以上
家庭ごみとして焼却、埋立処分される衣服の量は年間約48万t
2050年には魚よりもプラスチックごみの量が多い海に
「捨てること」が地球環境問題に
ごみ処理の過程で排出されるCO2は地球温暖化を加速させ、気候変動をはじめとした環境問題につながります。
また、使い捨てプラスチックの消費など、ものを買ってすぐ捨てるサイクルを続けることで限りある資源が枯渇してしまいます。
安定的なごみ処理体制の構築
ごみ排出量の現状
堺市では近年ごみの減量があまり進んでいません。このままの排出状況が続くと、2030年度の目標を達成できない状況です。
テレワークの普及や通販、テイクアウトの利用など新しい生活様式にあわせたごみの減量が求められています。
清掃工場の老朽化と高稼働状態
老朽化する清掃工場も含めて高稼働で運転しています。このままのごみ排出量が続くと、いつ工場が停止してもおかしくない状況です。
ごみに関わる環境問題の解決に向けて
2022年7月から「ごみから環境問題を解決する」をテーマに、市民、事業者の皆様の協力のもと『堺・ごみ減量4R大作戦』を実施しています。
2023年度末までに「1人1日あたり家庭系ごみ排出量620g以下」「清掃工場搬入量24.1万t以下」をめざします。
清掃工場搬入量は家庭と事業者から排出されるごみを合計したものです。
現在の目標達成状況
月別清掃工場搬入量データから今年度の年間清掃工場搬入量を予測します。目標数値との差から、今減らさなければならないごみの量を随時更新します。毎月最新の状況をチェックし、日常の行動を見直しましょう。
ごみ減量の可能性
家庭系ごみの排出状況から見た減量可能性
家庭系ごみのうち半分以上はリサイクル可能なものと減量化可能なものであり、ごみをできるだけ出さない意識を持ち日々の行動を見直すことでまだまだ減らすことができます。
リサイクル可能なものの削減
家庭系ごみにはリサイクル可能なものが全体の約4分の1も含まれています。今回の大作戦では、特に割合の多い紙類とプラスチック類の削減に取り組みます。
減量化可能なものの削減
特に食品ロス(手付かず食品と食べ残し)を減量する必要があります。買い物、食材の保管、調理、食事の際に市民の皆様が意識することで食品ロスを大幅に減らすことが可能です。
事業系ごみの排出状況からみた減量可能性
事業系ごみには、本来分別しなければならない産業廃棄物、リサイクル可能な古紙類、食品ロス等減量化可能なものが多く含まれています。まずは正しい排出方法、処理方法を知ることが第一歩です。事業系ごみの種類や処理方法、減量方法について詳しくは「 事業系一般廃棄物減量ブック」をご確認ください。
産業廃棄物の削減
事業系一般廃棄物の中に産業廃棄物が約16%も混入しています。プラスチック製容器やペットボトル等の廃プラスチックは産業廃棄物として適切に処理しましょう。
古紙類の削減
古紙類が全体の20%以上を占めており、ペーパーレスやリサイクルを推進することで減量することが可能です。使用した紙類は、種類ごとに分別して古紙回収協力事業所等でリサイクルしましょう。
食品ロスの削減
厨芥類のうち50%は食品ロス(手付かず食品と食べ残し)です。期限切れの食品廃棄などを減らすことで減量することが可能です。市では今後も食品ロス削減に向けた取組を実施します。
みんなで実現しよう!4Rに根差した循環型社会
気候変動を含めた環境問題を克服する道のりは、決して平坦なものではありません。大量生産・消費型の社会・経済システムを根本的に変革するには、個人の価値観や行動の変容が強く求められます。
行政だけではこの問題を解決することはできません。
市民、事業者の皆様!ごみから環境問題を解決し、カーボンニュートラルの実現をめざして『堺・ごみ減量4R大作戦』に一緒に取り組みましょう!
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