ごみを減らす4R運動
更新日:2021年6月21日
ごみの4R運動って?
堺市では、環境に優しいまちをめざして、ごみを減量化・リサイクルをすすめており、次の「ごみの4R(よんあーる)運動」を推奨しています。
【1】ことわろう ………Refuse(リフューズ)
~~ごみになる物は発生源から断ちましょう~
【2】げんりょうしよう ………Reduce(リデュース)
~~ごみとなる物が少なくなるように行動しましょう~
【3】くりかえしつかおう………Reuse(リユース)
~使わなくなった物は他に活用する方法を考えましょう~
【4】さいしげんかしよう………Recycle(リサイクル)
~資源ごみは積極的にリサイクルし、有効活用を進めましょう~
「4R」とは、4つの言葉の英語の頭文字(R)をとった、ごみを減らすためのキーワードです。
優先度の高い、【1】 から【4】までの順に、1人ひとりが継続的に行動することが大切です。
「こげくさい」で覚えよう
ごみの4R運動は、それぞれの日本語の頭文字「こ」「げ」「く」「さい」をとって、「こげくさい」と覚えましょう!
なぜごみの「4R運動」に取り組むの?
(1)低炭素社会の形成+生物多様性の保全
ごみが減れば、今の地球の自然環境や生物を守り、将来に残すことができます。
- ごみを燃やすと二酸化炭素(CO2)が発生します。
→CO2は地球を温暖化させるので、海の氷がとけたり、異常気象が起こったりします。
→異常気象による環境の変化が、地球上の野生生物の絶滅を進行させます。
(2)限りある資源の保護
資源を大事に賢く使ったり、再資源化したりすれば、ごみが減り、資源を将来に残すことができます。
- 分別をきちんと行えば、燃やすごみが減り、再生資源へと生まれ変わります。
→再生資源が増えれば、新たに使う資源が少なくてすみます。
(3)清掃工場の安定処理や埋立処分場の長寿命化
ごみが減れば、清掃工場でより安定してごみを燃やしたり、埋立処分場をより長く使ったりできます。
- 排出されるごみの減量
→清掃工場で燃やすごみの減量
→施設や設備の負担の軽減
→より安定的にごみを処理していくことができます。
- 排出されるごみの減量
→埋め立てる灰や不燃物の減量
→より長く使用できます。
※大阪沖埋立処分場…2032年度末で埋立満了予定→長寿命
(4)ごみ処理経費の削減
ごみが減れば、ごみ処理に使われるお金(税金)を減らすことができます。
- ごみ処理にかかる経費…約80億円(年間)
= 堺市民1人あたり 約9,200円
ごみの4R運動の具体例~ごみそのものを減らす行動
【1】ことわろう………Refuse(リフューズ)
マイバッグ持参でレジ袋を断る
~ごみになる物は発生源から断ちましょう~
- 不要なパンフレットや広告物は受け取りを拒否するなど、ごみの原因となる物を家庭に持ち込まない
- 計画的な買い物をし、必要な物・量だけを買う
- ごみになる物は買わない
- マイバックを持参し、レジ袋を断る
- マイはしを使用し、割りばしは使わない
- 過剰な包装は断る
【2】げんりょうしよう ………Reduce(リデュース)
詰め替え用を選ぶ
~ごみとなる物が少なくなるように行動しましょう~
- ボールペン・鉛筆・歯磨き粉など日用品は最後まで使い切る
- 食料品や日用雑貨などで詰め替えできる商品を積極的に利用する
- 食品ロスを減らす
- ティッシュペーパーなどの使い捨て用品をなるべく使わない
- 生ごみは十分な水切りをする~生ごみの約8割は水分!
ごみの4R運動の具体例~再利用・リサイクルの行動
【3】くりかえしつかおう………Reuse(リユース)
フリーマーケットなどを活用する
~使わなくなった物は他に活用する方法を考えましょう~
- まだ使える物は人に譲る
- フリーマーケット、リユース(リサイクル)ショップを活用する
- 残り物の食材を工夫して料理に使う
- できるだけ修理して長く大切に使う
- 片面印刷広告はメモ用紙にする
- ミスコピーなどは裏面を利用する
- 何度も洗って使えるリターナブル容器に入った製品を選ぶ
【4】さいしげんかしよう………Recycle(リサイクル)
正しく分別してリサイクルへ
~資源ごみは積極的にリサイクルし、有効活用を進めましょう~
- 正しく分別してリサイクルへ
- 地域の集団回収に積極的に参加する
- ごみの減量・リサイクルに積極的な店舗を利用する
- 再生資源を利用した物や土にかえる素材を使った物など、環境に優しい商品を選ぶ
<リサイクルの種類>
マテリアル・リサイクル
スチール缶を再生し鉄筋などの建設資材として再生利用すること
ケミカル・リサイクル
プラスチックの油化など、化学反応により物質が変化した状態で再生利用すること
サーマル・リサイクル
ごみを燃焼しボイラーで発生した蒸気を利用して、熱源として使うか、発電を行うこと
みんなでごみを減らすには?~一人ひとりがごみを減らす主人公に~
ごみを減らすためには、みんなの小さな積み重ねが大きな力となります。
「ごみになるものは買わない、持ち込まない、作らない」を基本に、一人ひとりが減量行動を実践しましょう!
減量効果の具体例
紙パック類(1,000ミリリットル)…30グラム
ペットボトル(500ミリリットル)…35グラム
紙製手提げ袋(大)…50グラム
レジ袋1枚…5グラム
食品トレイ1枚…5グラム
紙コップ1個…5グラム
割りばし1膳…5グラム
紙皿1枚…10グラム
洗剤容器1個…30グラム
ごはん1杯…100グラム
うどん1玉…250グラム
ソーセージ1本…80グラム
きゅうり1本…100グラム
キャベツの葉1枚…10グラム
Tシャツ1枚…130グラム
トレーナー1枚…200グラム
ティッシュ1箱…200グラム
シャンプーボトル1本…60グラム
雑誌・週刊誌1冊…300グラム
新聞1部…140グラム
4R運動に関する資料等
啓発パネル
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