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古墳の謎7 古墳はどうやって造るの?

更新日:2018年8月4日

謎7 古墳はどうやって造るの?

 仁徳天皇陵古墳(にんとくてんのうりょうこふん)を造るのに一日最大(さいだい)で2000人が働(はたら)いて完成までに15年8カ月もかかると試算され、とても大きな土木工事(どぼくこうじ)であったことがうかがえます。このことからも、多くの人や、材料を調達(ちょうたつ)できる人が古墳を造ることができたといえるでしょう。

 古墳を造るためには、まず古墳を造る場所(ばしょ)を見つけて、木や草を刈(か)り、地面(じめん)を平らにします。そこに設計図(せっけいず)を描(か)き、外側(そとがわ)の部分を掘(ほ)り、掘(ほ)った土を墳丘(ふんきゅう)となる部分に盛りあげていきます。掘(ほ)った部分は濠(ほり)になります。墳丘(ふんきゅう)は何段(なんだん)かに積(つ)み上げられることが多く、平(たいら)にするために水などを使(つか)って水平(すいへい)を測(はか)っていたのではないかと考えられています。グワショウ坊古墳などでは、土が魚の鱗(うろこ)のように積まれている様子が見つかっており、墳丘を強(つよ)くするための工夫(くふう)ではないかと考えられています。

 盛土(もりつち)が完成したら、葺石(ふきいし)を葺(ふ)いたり、埴輪(はにわ)を並べたりしていきます。埋葬施設(まいそうしせつ)を造り、埋葬をして、石室(せきしつ)を閉(と)じたら古墳の完成です。

 ニサンザイ古墳では、古墳の完成直前か直後に架(か)けられたと考えられる木の橋(はし)が見つかっています。棺(ひつぎ)を運(はこ)ぶことも含(ふく)めて、亡(な)くなった人をお祀(まつ)りするときに使(つか)われたのかもしれません。

グワショウ坊古墳 土の重なり

グワショウ坊古墳 土層黄色と黒色の土がセットで積み重ねられていることが分かります(写真:堺市文化財課蔵)

ニサンザイ古墳 木橋の痕跡(こんせき)

(写真:堺市文化財課蔵)

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