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紙類の減量化・リサイクルの進め方

更新日:2023年4月21日

紙類は「捨てる」から「分別してリサイクル」へ!

清掃工場に搬入される事業系一般廃棄物のうち、リサイクル可能な紙類は約22%と大きな割合を占めており、堺市において紙類のリサイクルを推進することは積極的に取り組むべき喫緊の課題となっています。

  • 事業所から清掃工場へ排出されるリサイクル可能な紙類を資源化すれば、今より最大で2割もごみを減らすことができ、ごみ処理費用の削減にもつながります。
  • 今までごみとして燃やされていたものがリサイクルされ、再生紙などの新しい製品に生まれ変わることになれば、環境負荷の軽減にもつながります。

この機会に、事業所から出る全ての紙類について、「捨てる」から「分別してリサイクル」の循環へ、さらに取組を進めてみませんか?

事業者がリサイクルに取り組む「メリット」

■ごみ処理費用の削減

リサイクル可能な紙類を資源化すれば、今より燃やすごみを減らすことができ、処理コストの削減につながります。

■社員の意識改革

ごみを出さない職場づくりに取り組むことで、業務の合理化や効率化が促進され、社員の意識改革につながります。

■SDGsの推進による企業価値の向上

地球温暖化対策として脱炭素社会を推進し、環境に配慮した事業活動に取り組むことは、企業価値の向上につながります。

リサイクル可能な品目

リサイクルの取り組み方

以下のポイントを押さえて取り組むと、効率的・効果的にリサイクルを進めることができます。

1.現状を把握

・現在の大まかな紙ごみの種類や排出量、排出方法、処理方法等を確認しましょう。

2.関係者との打ち合わせ~分別ルール・排出方法の決定~

・まずは現在取引のあるごみ収集運搬業者や古紙回収業者、またビル管理会社等に相談しましょう。
・分別区分、回収方法、保管方法、引渡し方法、費用等について検討し、回収業者又は持ち込み先を決定しましょう。

3.分別ボックスの設置・保管場所の整備

・紙類の回収方法や量に応じたボックスや保管スペースを、表示を工夫しながら整備します。

〈例〉

・OA紙や裏紙のボックスはコピー機やプリンターの近くに設置
・わかりやすい分別表や具体例の掲示
・目立つラベルで表示

〈分別のコツ〉

・まずは手元で再利用できる紙を分別! ~手元分別~
紙類を入れる個人用の古封筒を用意し、メモ用紙などの小さな紙は、封筒に入れてたまったら出すようにしましょう。
・ごみ箱の数を極力減らしましょう!
思いきって個人のごみ箱を無くし、共有のごみ箱にすると、劇的なごみの減量・リサイクルにつながります!

4.ルールを周知徹底し、回収スタート

・分別ルールは定期的に周知を図りましょう。
・リサイクルのメリットなどをPRして、分別の機運を高めると効果的です。
〈例〉「環境に優しい」、「SDGsに寄与」、「処理費用の削減」

資源化の方法(業者への依頼)

1.事業系ごみ(一般廃棄物)の収集運搬業者に相談する

  • 現在事業系ごみの収集運搬を契約している業者(堺市一般廃棄物収集運搬業許可業者)

に相談してください。
※市へ継続ごみ収集の申し込みを行っている場合は、2へ。

2.古紙リサイクル業者に回収を依頼、または自ら持ち込む

  • 古紙を取り扱う業者に回収を依頼したり、直接持ち込んだりすることが自由にできます。
  • 次の事業所一覧や事業者名簿もご参照いただけます。

※分別方法や料金等詳細は、各事業所へお問い合わせください。

堺市古紙回収協力事業所一覧

当該協力事業所の営業時間内であれば自由に古紙を持ち込むことができる、市が推奨する制度に基づいた事業所一覧です。
堺市古紙回収協力事業所制度や事業者一覧についてはこちらへ

再生古紙取扱事業者の紹介一覧

紹介を希望する再生古紙取扱(回収・持込)事業者の情報を、一覧表形式で掲載します(令和5年7月下旬に紹介開始予定)。
機密文書の対応に関する詳細情報も発信する予定です。
※一覧は、基本的に事業者からの掲載依頼内容をそのまま掲載するため、市がその内容を保証するものではありません。事業者間でトラブルが発生しても、市は一切の責任を負わないものとします。
再生古紙取扱事業者の紹介について詳しくはこちらへ

大阪府「登録廃棄物再生事業者名簿」「リサイクル関連事業者情報」

※大阪府ホームページ中の該当ページから名簿や情報をダウンロードし、「紙」を取り扱う事業者を検索のうえ、ご参照ください。

<機密文書の処理>

個人情報等を含んだ機密書類であっても、機密が守られるリサイクル処理の手法があります。次の例を参考に、契約している業者や専門の処理業者に問い合わせてみましょう。

破砕(裁断)処理 

リサイクル対応型のシュレッダー機器による裁断。持ち込み、回収のほか専用車両による出張裁断など。

◇直接溶解処理

製紙工場の巨大なミキサーに直接投入します。立ち合いができたり、溶解証明書発行が可能な業者もあります。

発生抑制のススメ~ペーパーレス・リユースの実践

紙類をリサイクルすることはとても大切ですが、その前にまず、紙の使用量自体を減らすことが重要です。
ペーパーレス化を進めると、ごみの減量だけでなく、コスト削減、業務効率の向上、セキュリティ強化、無駄な保管スペースの削減などにもつながります。


☑取組の現状について、下記の取組例をもとにチェックしてみましょう!

〈取組例1〉電子メール・社内ネットワーク等によるペーパーレス化

□ 電子メールを活用し、ペーパーレス化を推進
□ 資料確認は印刷せずにパソコン等の画面上で実施
□ プロジェクター・パソコンの活用による会議資料の印刷枚数削減

〈取組例2〉書類等の共有化・一元化

□ 書類(情報)は関係者で共有化・一元化を図り、個人の手元に資料をため込まない。
□ 連絡文書等は回覧や掲示することで印刷枚数を削減

〈取組例3〉両面コピーなどの励行

□ 両面・縮小コピーの活用によるコピー用紙の使用量削減
□ 印刷前に原稿を再チェックし、誤りによる再印刷を防止
□ コピー機を使い終わったらリセットをし、ミスコピーを防止

〈取組例4〉不要になった紙の再使用

□ ミスプリント紙の裏側を、内部資料印刷やメモ用紙などに再利用
□ ダンボール、紙ファイルなどの再利用
□ 封筒は社内便等で繰り返し使用

紙類のリサイクルのゆくえ

事業者の皆さんが資源物として出した紙類が、古紙問屋に運ばれたあと、どのようにリサイクルされるのかは、こちらをご覧ください。
紙類のリサイクルのゆくえ

このページの作成担当

環境局 環境事業部 資源循環推進課

電話番号:072-228-7479

ファクス:072-228-7063

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館5階

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