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災害に備えて

地球温暖化を原因とする記録的な大雨や台風の発生などによる被害が激しさを増しています。
また、いつ起きてもおかしくないとされる南海トラフ巨大地震や、上町断層帯地震などの発生が懸念されています。
さまざまな自然災害が起きたとき、少しでも被害を小さくするためには日頃の備えが必要です。

避難情報(高齢者等避難・避難指示)について

災害対策基本法が改正され、令和3年5⽉20⽇から市民の皆様への避難の呼びかけが変更されました。
これまで使用していた「避難勧告」が廃止され、「避難指示」に一本化されました。市が「避難指示」を発令した際には、速やかに避難行動を開始してください。
また、高齢の方や障害のある方など避難に時間がかかる方への呼びかけは、「避難準備・高齢者等避難開始」から、「高齢者等避難」に変わりました。市が「高齢者等避難」を発令した際には、速やかに避難行動を開始してください。
詳しくはこちら(避難指示で必ず避難!避難勧告は廃止です)をご覧ください。

現在発生している災害情報

開設中の避難所、発令している避難指示などの避難に関する情報等はこちらで確認してください。

住んでいる場所の災害リスクを知っておきましょう

災害の種類や住んでいる場所などによって災害時に取るべき行動が異なります。

住んでいる場所の災害リスクを区別防災マップやハザードマップで確認しておきましょう。
区別防災マップについて
ハザードマップ(内水・土砂災害・洪水・高潮)について
ハザードマップ(津波)について

南海トラフ地震に備えて

南海トラフ地震では、堺市全域で震度6弱の揺れが想定されています。
地震が発生したら、まずは身の安全を確保し、落ち着いて、揺れがおさまったら家族で声を掛け合い、お互いの安全を確認しましょう。
大きな地震の後には、引き続き、強い揺れや家屋倒壊の危険があり、避難が必要となる可能性があります。
また地震発生から約100分後に津波の第1波が到達すると想定され、国道26号線や阪堺電気鉄道より海側(西側)が津波避難対象地域となりますので、堺市の 津波避難対策をご確認ください。
逃げ遅れた方、遠くまで逃げるのが困難な方は津波避難看板の設置された津波避難ビルなどの高いところへ避難しましょう。
詳しくはリンク先を確認しましょう。

災害発生時に正確な情報を入手できるよう備えておきましょう

 災害発生の恐れのある場合、堺市や国などから、ホームページやスマートフォンへの緊急速報メール、防災行政無線屋外スピーカー、テレビ、ラジオ、大阪防災アプリ・SNS(LINE・X(旧Twitter))などを通じて、避難指示などの避難に関する情報や防災情報などを市民の皆様に伝達します。堺市では、災害発生時に、どのような状況であっても、正確な情報を入手いただき、適切な避難行動につなげていただけるよう、多様な伝達手段を活用することを基本としています。

災害ごとに取るべき適切な行動を確認しましょう

災害の種類や住んでいる場所などによって災害時に取るべき行動が異なります。
避難行動には避難所へ避難するほか、自宅など屋内の安全な場所に避難すること(在宅避難)や安全な場所にある友人や知人宅へ避難すること(分散避難)など様々な避難行動があります。

風水害(台風や大雨など)における避難行動

風水害時の避難行動

堺市内の雨量・河川の水位・気象情報や土砂災害の危険情報をリアルタイムで確認することができます。

地震や津波における避難行動

地震・津波時における避難行動

参考リンク

避難先を確認しておきましょう

自宅等が危険な区域にある場合など、安全な場所への移動が必要な場合、事前に避難先を確認しておきましょう。

・自宅が安全な場合は建物の上階など自宅内の安全な場所に避難(在宅避難
・安全な場所にある友人・知人宅などへ避難(分散避難
・市が開設する避難所へ避難

(参考)避難所について

小中学校などのいわゆる「避難所」には、2つの性格があります。
「緊急避難場所(指定緊急避難場所)」と「生活避難所(指定避難所)」です。

「緊急避難場所(指定緊急避難場所)」…台風や土砂災害など緊急一時的に危険から逃れるために使用する場所のことで、数時間、長くても数日避難する場所のこと

「生活避難所(指定避難所)」…洪水や土砂災害、地震や津波により家を失った際に、数週間や数か月避難して生活を行う場所のこと

指定避難所はこちら

なお、津波の場合、遠い場所への避難が困難な場合、津波避難ビル(指定緊急避難場所)へ避難することができます。

日頃からの備えを行いましょう

家庭備蓄に努めましょう

 非常に広い地域に被害を及ぼす南海トラフ巨大地震などが発生すると、電気・ガス・水道といったライフラインが停止し、復旧までに時間がかかる可能性が高くなります。
 また、食料品の流通、生産が混乱し、入手が困難になることが想定されます。そのような事態に備えるため、家庭でも1週間分以上の食料や飲料水などを備蓄しておきましょう。

食べながら備える「ローリングストック」

 1週間分の家庭備蓄は量が多くてかさばることや、気が付いたら保存食の消費期限が切れて廃棄したといったことの心配もあります。
 そこで、普段食べている消費期限の長い食品を、普段から少し多めに購入し、消費した分を買い足すことを繰り返して備蓄する「ローリングストック」という方法があります。うまく組み合わせて備蓄に努めましょう。

非常用持ち出し品

緊急に避難しなければならない場合に備えて、避難時に持ち出す必要最低限の物をリュックなどに入れて、すぐ持ち出せる場所に用意しておきましょう。

非常持ち出し品(避難の際に持ち出す物)の例

  • スマートフォン(携帯電話)
  • モバイルバッテリー
  • 懐中電灯
  • 電池式ラジオ
  • 常備薬
  • 非常食
  • 携帯トイレ
  • 身分証明書
  • お金(小銭含む)
  • ヘルメット
  • マスク
  • 消毒液
  • ウェットティッシュ
  • 体温計
  • 上履き(スリッパなど)

住宅における防災対策

家具の転倒防止

 平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、建物の中で怪我をした人の約半数(46%)は家具の転倒、落下が原因だったという調査結果があります。
 自宅で「自分の命は自分が守る」ため、また、火災の防止や避難の妨げにならないようにするためにも、家具の転倒防止を行い、いつ起きるか分からない地震へ日頃から備えておくことが地震対策では非常に重要です。
 賃貸住宅に住まわれる方には、壁に穴をあけ金具等で固定する方法をとることにより、退去時に原状回復義務が生じること等を懸念される場合があります。
 壁などに穴をあけないで行える効果的な家具の転倒防止方法について紹介しますので、参考にしてください。

感震ブレーカー

感震ブレーカーとは、地震発生時、設定値以上の揺れを感知するとブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に遮断し、電気火災を防止する器具です。地震に伴う火災という二次災害に備えることができます。

ガスメーター(マイコンメーター)

ガス機器を使用中に地震が起きたらまずは、身の安全を最優先してください。
震度5相当以上の地震の場合は、ガスメーター(マイコンメーター)が自動的にガスを遮断します。
あわてず、落ち着いて行動しましょう。
ガス臭いと感じたら窓を開けて換気をし、器具栓・ガス栓(元栓)を閉めすぐにガス事業者に連絡してください。
ガス機器の外れがないこと、ガス臭くないことが確認できれば、手順に沿って復帰操作を行ってください。

地域で防災に取り組みましょう

(参考)気象庁e-ラーニング教材「自らの命は自らが守る」

的確な避難を行うために、必要なことを、5つのステップに分けて、動画で学習できます。
それぞれの動画は15分から20分程度です。
e-ラーニングで楽しく学ぶ「自らの命は自らが守る」(気象庁ホームページ)

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