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風しんについて

更新日:2025年6月2日

風しんの主な症状

風しんは、ウイルス感染症で、咳やくしゃみなどの飛沫で感染します。感染力の強い病気で、感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れ等の症状が現れます。まれに脳炎、血小板減少性紫斑病、溶血性貧血等の合併症を引き起こすことがあり、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。大人が感染した場合は発熱や発疹の期間が小児と比べて長く、関節痛がひどいことが多く、長期化や重症化することもあります。また、発疹の出る前後約1週間は人に感染させる可能性があります。治療は症状を抑えるための対症療法が中心となります。

疑わしい症状が出た場合

  • 予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明な方で、発熱・発疹など、風しんを疑う症状が現れた場合は、周囲への感染を防ぐため、必ず事前に医療機関に連絡してその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。(医療機関で他の患者さんへの二次感染防止対策をとってもらうためです。)
  • 受診する時は、公共交通機関等の利用を避けるとともに、マスクを着用し、妊婦との接触を避けましょう。

風しんの感染を防ぐために

風しんの予防には風しん(または麻しん風しん混合ワクチン)の予防接種を受けることが有効です。子どもが1歳になったらできるだけ早く麻しん風しん混合ワクチンを受けましょう。
また、妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児に感染し、難聴・心疾患・白内障・精神や身体の発達の遅れ等を引き起こす「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが生まれる可能性があります。予防接種歴が不明など、自分が免疫をもっているかわからない場合は、抗体検査を受けて確かめましょう。

抗体検査・予防接種の費用助成について

抗体検査

妊娠を希望する女性やその配偶者・同居者等

堺市に住民登録がある20歳以上の方で、下記のいずれかにあてはまる方は無料で抗体検査を受けることができます。(1人1回のみ)
 (1)妊娠を希望する女性
 (2)妊娠を希望する女性の配偶者(婚姻関係は問いません)
 (3)妊婦の配偶者(婚姻関係は問いません)
 (4)妊娠を希望する女性の同居者
 (5)妊婦の同居者
詳しくは、下記をご覧ください。

※任意での抗体検査は、費用が自己負担になります。

予防接種

1.子どもの定期予防接種

麻しん風しん予防接種対象者
第1期 1歳児
第2期 5歳から7歳未満の者で小学校就学前の1年間の者

※第2期対象者は対象となった年の4月1日から翌年3月31日までに接種
詳しくは下記をご覧ください。

2.妊娠を希望する女性やその配偶者・同居者等

出生児の先天性風しん症候群の発症を防止するため、風しんの抗体を保有していない、妊娠を希望する女性等に対し、次のとおり風しん予防接種にかかる費用の一部を助成しています。(1人1回のみ)
詳しくは下記をご覧ください。

3.昭和37 年4月2日~昭和54 年4月1日生まれの男性であって、令和7年3月31日までに抗体検査を実施した結果、風しんの抗体が不十分な方

詳しくは下記をご覧ください。

注意事項

※任意での予防接種は、接種費用が自己負担になります。

保健所の対応について

 風しんと診断した医師は、感染症法に基づいて届出を行うことになっています。保健所ではこの届出に基づいて、発生状況の把握、分析、感染症のまん延防止(2次感染の防止)の対応を行うため、風しんと診断された患者さんに、ご連絡をさせていただきます。

このページの作成担当

健康福祉局 保健所 感染症対策課

電話番号:072-222-9933

ファクス:072-222-9876

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階

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