ハンセン病について
更新日:2025年1月9日
ハンセン病とは
ハンセン病とは、「らい菌」に感染することで起こる病気です。
現代においては感染することも発病することもほぼありませんが、感染し発病すると、手足などの末梢神経が麻ひし、汗が出なくなったり、痛い、熱い、冷たいといった感覚がなくなることがあり、皮ふにさまざまな病的な変化が起こるなどします。また治療法がない時代は、体の一部が変形するといった後遺症が生じることがありました。
かつては「らい病」と呼ばれていましたが、明治6年(1873年)に「らい菌」を発見したノルウェーの医師・ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。
ハンセン病元患者家族に対する補償金制度
- 令和元年(2019年)11月15日に、議員立法により「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律(令和元年法律第55号。以下「法」という。)」が成立し、同年11月22日に公布・施行されました。
- その後、令和6年(2024年)6月12日に、議員立法により「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律の一部を改正する法律」が成立し、同年6月19日に公布・施行され、補償金の請求期限が令和11年(2029年)11月21日まで延長されました。
- 法の前文では、ハンセン病の隔離政策の下、ハンセン病元患者家族等が、偏見と差別の中で、ハンセン病元患者との間で望んでいた家族関係を形成することが困難になる等長年にわたり多大の苦痛と苦難を強いられてきたにもかかわらず、その問題の重大性が認識されず、これに対する取組がなされてこなかった、その悲惨な事実を悔悟と反省の念を込めて深刻に受け止め、深くおわびする旨が述べられています。
- 法に基づき、対象となるハンセン病元患者の御家族の方々に補償金を支給する制度があります。詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。
「ハンセン病元患者のご家族へ」(厚生労働省)(PDF:160KB)
令和6年度(2024年度)ハンセン病問題講演会の開催概要
講演テーマ
ハンセン病問題から考えるソーシャルインクルージョン(社会的包摂)~地域で暮らす・つながる地域になるために~
開催案内
【日時】令和7年(2025年)2月15日(土曜)13時00分から16時00分まで
【会場】大阪市立阿倍野区民センター 2階 大ホール
(〒542-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118)
【資料代】500円
講演内容等詳しくは以下の案内をご覧ください。
2024年度ハンセン病問題講演会チラシ(PDF:12,741KB)
お問い合わせ先
ハンセン病問題講演会実行委員会事務局
住所:〒542-0012 大阪府中央区谷町7-4-15 大阪府社会福祉会館3階 ハンセン病回復者支援センター
電話:06-7506-9424
FAX:06-7506-9425
メールアドレス:hansenkouenkai@gmail.com
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このページの作成担当
健康福祉局 保健所 感染症対策課
電話番号:072-222-9933
ファクス:072-222-9876
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