セーフシティさかいの取組
主な取組
1 ハード面における安全・安心な生活環境の確保【環境整備】
街頭防犯カメラ等の整備(市民協働課)
街頭で発生する犯罪の未然防止や市民の安全確保のために、地域や市内企業等への設置費用の補助、警察と連携した公設防犯カメラの戦略的な整備等の取組を進めています。
防犯カメラの設置に関する詳細はこちら
防犯灯の整備(市民協働課)
街頭で発生する犯罪の未然防止や市民の安全確保のために、防犯灯を設置しています。
防犯灯の整備については、自治会が主体で設置や維持管理を行っており、本市は設置補助や電気料金の支援を行っています。また、警察と連携して行政主導で戦略的防犯灯を設置し、維持管理を行っています。
市営住宅の建替え(住宅施策推進課)
安全性の確保、居住性の向上、高齢者対応、住環境の向上といった観点から、市営住宅の建替えを計画的に実施しています。
市営住宅の建替えにあたっては、市民が安全で安心して暮らすことができるように、以下のような取組を実施しています。
・歩行者通路(敷地内及び住棟内)のバリアフリー化
・見通しを意識した建物配置や植栽計画
・共用部や屋外の照度確保
・エレベーター内への防犯カメラの設置
建替えた市営住宅
公園施設の整備(公園緑地整備課)
公園施設の利便性及び安全性を向上させ、安全で快適な公園とすることで、すべての人が利用しやすい公園整備をめざしています。このような公園施設の実現のため、一例として具体的に以下のような取組を実施しています。
・緩やかな勾配で直線に近い広い幅員の緑道
・既設照明灯のLED化
・トイレ出入口部への監視カメラの設置
監視カメラが設置された公園のトイレ
また、新規公園を整備する際には「セーフシティさかい」の趣旨を踏まえ、以下の項目に配慮して設計を行っています。
・園路等のバリアフリー化
・死角に配慮した公園施設や植栽配置の検討
・照明器具の適正な配置による照度の確保
・トイレを新設する場合における施設等の検討
2 性暴力被害者支援に係る関係機関の連携強化・性犯罪の顕在化【被害者支援】
犯罪被害者等支援制度(市民協働課)
被害者支援を円滑に行うために、「犯罪被害者等支援制度」を設けており、犯罪被害者等支援金・日常生活支援(配食サービス・ホームヘルプサービス)・カウンセリング等を実施しています。
犯罪被害者等支援制度に関する詳細は こちら
子ども相談所事業(子ども相談所)
子ども相談所は、法律に基づく児童相談所として子どもに関する様々な相談をお受けする機関です。相談の内容によって、児童福祉司、児童心理司、医師などの専門スタッフが、問題解決に向けて一緒に考え必要な支援をします。
子ども相談所では、子どもの権利擁護に必要な専門的な知識、技術、対応の習得と向上を図り、相談や通告については、面接や調査等による迅速な情報収集と適切なアセスメントに基づき、措置などの権限行使を含む援助活動の計画と遂行に努めています。また、医療・法律等の専門機関や関係機関との連携を強化し、子ども及びその保護者を含めた家庭支援に取り組んでいます。
子ども相談所に関する詳細は こちら
堺自由の泉大学 市民寄り添いサポーター養成講座(ダイバーシティ企画課)
DVや虐待、性暴力を未然に防止できる環境整備と、市民に寄り添い、専門家に繋ぐための寄り添いサポーターを養成することを目的に、市民を対象とした講座を男女共同参画センターで実施しています。
教育委員会「性暴力被害への予防と対応研修」(生徒指導課)
性暴力は身近に起こりうる危機であり、重大な人権侵害の一つであることから、全教職員を対象に性暴力被害の実態、予防及び対応などについて学ぶ研修を行っています。
性暴力被害者の医療受診専用ホットライン(健康医療政策課)
性暴力救援センター・大阪(SACHICO)の協力医療機関である堺市立総合医療センターに、当該医療センターを運営する地方独立行政法人堺市立病院機構と連携して、性暴力被害者受診専用ホットラインを開設し、女性職員が、24時間365日対応しています。
堺市立総合医療センター(性暴力被害者医療受診専用ホットライン) 電話:080-8925-8880
性暴力被害者に対する心理カウンセリング(こころの健康センター)
堺市性暴力被害者支援カウンセリング実施要領に基づき、「堺市内に居住し、性暴力被害にあわれた本人(18歳以上の女性)」を対象として実施しています。
性暴力被害にあわれた女性のための心理カウンセリングに関する詳細は こちら
DV避難児童等心理ケア(子ども家庭課)
DV被害から避難し、本市に居住する保護者及び児童を対象に、新たな環境での安心・安定した生活の支援、児童と保護者の心的外傷からの回復を目的に、心理ケアを実施しています。
堺市性暴力防止対策等推進委員会(生徒指導課)
性暴力等未然及び再発防止対策に関すること、子どもへの性教育や社会に蔓延する性情報から子どもを守るための教育に関すること、深刻な事案が発生した際の対応に関すること等について、有識者の意見を踏まえ、性暴力防止等の啓発等の取組を実施しています。
3 性暴力の被害者にも加害者にもならない当事者意識の啓発【啓発事業】
「犯罪被害者週間(11月25日~12月1日)」における広報・啓発活動の実施(市民協働課)
犯罪被害者等が元の平穏な生活を回復するためには、社会全体での理解と支援が不可欠であり、犯罪被害者等の置かれている状況や支援の必要性について市民の理解を深めるために、「犯罪被害者週間(11月25日~12月1日)」における啓発キャンペーンや講演会への講師派遣事業などの広報啓発活動を実施しています。
オレンジ&パープルリボンキャンペーン(ダイバーシティ企画課・子ども家庭課)
子どもへの虐待と女性への暴力は、子どもへの虐待からDV(ドメスティック・バイオレンス)が明らかになることや、その逆のケースも多く、児童虐待防止法においても、子どもが同居する家庭における配偶者への暴力は児童虐待と定義されており、双方の事象には深い関係があります。
子どもへの虐待、女性に対する暴力は、心身に重大な影響を与える行為であり、著しく人権を侵害する行為です。11月は「児童虐待防止推進月間」、11月12~25日は「女性に対する暴力をなくす運動期間」であることから、11月を中心に子どもへの虐待を防止する運動のシンボルマーク「オレンジリボン」と、女性に対する暴力根絶運動の国際的なシンボルマーク「パープルリボン」を並べ、一体で啓発活動を行っています。
オレンジ&パープルリボンキャンペーンに関する詳細はこちら
堺自由の泉大学「DV・子ども虐待対策講座連続セミナー」(ダイバーシティ企画課)
市民を対象に、DVや虐待、性暴力が起こる構造や背景を理解し、予防・早期発見・被害者支援などを総合的に学習し、市民にDV等の防止や支援の力を習得してもらうため、男女共同参画センターにおいて講座を開催しています。
生徒指導支援事業(デートDV防止研修)(生徒指導課)
パートナー間による暴力(以下デートDVという)防止教育を男女平等教育の一環として位置付け、市立中学校3年生、高等学校3年生を対象に啓発冊子の作成及び配布、幼稚園や小・中・高等学校、支援学校の全ての児童・生徒の保護者向けに相談窓口を掲載したリーフレットを作成及び配布、教員を対象とした研修を実施し、デートDV防止の啓発を図っています。
いじめ・暴力防止CAPプログラム(生徒指導課)
堺市立全小学校・一部中学校を対象に、いじめ・暴力防止を目的に、子どもが自分自身の大切さを自覚するとともに、危機的状況を自分で切り抜けるための知識や方法を学ぶプログラムを寸劇を交えてワークショップ形式で実施しています。
青少年の性犯罪被害防止啓発(子ども育成課)
「セーフシティさかい」を推進している観点から青少年がJKビジネスによる性被害などにあわないために堺市ホームページでの啓発を行っています。
「JKビジネスによる性被害などにあわないために」に関する詳細はこちら
デートDV等予防出張セミナー(ダイバーシティ企画課)
堺市内の小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校を対象に、次世代を担う若年層が、DV・デートDV、性暴力及びチカン被害対策について正しく理解し、被害者にも加害者にもならないという当事者意識を高めるための予防啓発としてデートDV等予防出張セミナーを実施しています。
セミナーの詳しい内容はこちら
4 安全安心を支える市民意識の醸成と市民参加の強化【市民参加】
青色防犯パトロール活動(市民協働課)
各地域で実施されている青色防犯回転灯装備車による防犯パトロール活動を支援するため、燃料費等の活動費や車両修繕経費の補助を実施しています。
青色防犯パトロールに関する詳細はこちら
街頭防犯カメラ等の整備(市民協働課)〈再掲〉
街頭で発生する犯罪の未然防止や市民の安全確保のために、地域や市内企業等への設置費用の補助、警察と連携した公設防犯カメラの戦略的な整備等の取組を進めています。
防犯カメラの設置に関する詳細はこちら
防犯灯の整備(市民協働課)〈再掲〉
街頭で発生する犯罪の未然防止や市民の安全確保のために、防犯灯を設置しています。
防犯灯の整備については、自治会が主体で設置や維持管理を行っており、本市は設置補助や電気料金の支援を行っています。また、警察と連携して行政主導で戦略的防犯灯を設置し、維持管理を行っています。