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JKビジネスによる性被害などにあわないために

更新日:2024年10月2日

危険なアルバイトに気をつけて!~JKビジネスとは~

 いわゆる「JKビジネス」とは、女子高校生等が接客サービスをすることを売り物とする営業形態です。適法な営業を装いながら、性的なサービスを提供する店舗が一部に存在しており、青少年が性被害などにあうケースが発生しています。

「JKビジネス」の対象となる営業形態

営業形態 内容
(1)いわゆる「リフレ」 専ら威勢の客に接触し、又は接触させる役務を提供する営業
(2)いわゆる「撮影、見学、作業所」 専ら客に異性の姿態を見せる役務を提供する営業

(3)いわゆる「コミュニケーション」

専ら異性の客に、従業員との会話の機会を提供し、又は従業員と遊興をさせる営業

(4)いわゆる「散歩」

従業員を専ら異性の客に同伴させる営業
(5)いわゆる「喫茶、ガールズバー、居酒屋」 飲食営業のうち、水着、下着、その他露出が高い衣服を従業員に着用させる等の営業

こんな被害が起きています!

主な被害事例

事例1

SNSで、「学校帰り・週1回でもOK!」、「お客様の隣でおしゃべりするだけ!」、「男性スタッフ常駐なので、安心!」というバイト募集広告を見つけた。時給もいいし、応募してみようかな。

面接に行くと、店長に服を脱ぐように言われ、写真を撮られたり、性行為を強要された。

事例2

街で、「アロママッサージや添い寝をしながら、お客さまと楽しくおしゃべり!」、「待合室では、お菓子・飲み物無料!ネイルもし放題!」というバイトの募集チラシをもらった。
お菓子食べ放題、ネイルし放題で、おまけに稼げるなら、やってみよう!

常連客に交際を迫られ、学校やバイトの帰り道に待ち伏せされたり、SNS等に1日数十通ものメッセージが送られてくるようになった。無視していると、「殺す」とおどされた。

事例3

街で「アイドルに興味のある方、大歓迎!」、「カフェで働きながら、アイドルをめざしませんか!」等と書かれたチラシを渡された。
同じ店で活動している女の子のブログを見ると、かわいいコスプレをしているし、楽しそうだし、やってみようかな!

客を店に案内する際、エレベーターの中で、いきなり身体を触られた。店長からは、「ファンを増やそうね」と言われていたので「やめて」と言えなかった。
また、撮影会では、水着や露出度の高い服装で、胸や下半身を強調するポーズをとらされた。最近、その写真が、SNSで出回っていて怖い。

被害にあわないために

こんな時どうすればいい?

【街で声をかけられた】

Q
街で、スカウト等に「アイドルに興味はありませんか」、「店で働きませんか」としつこく声をかけられた。
A
一見、普通のバイトに見える場合でも、性的な被害につながる場合があります。しつこく話かけてくる場合は、「興味はありません」、「できません」、「イヤです」ときっぱり断りましょう。
いったん仕事を始めると、店から客やファンを増やすように言われ、客から性的な行為等を求められても、断わりにくい状況に追い込まれる可能性があります。よって、声をかけられた時は、はっきり「イヤです」と断りましょう。

【友人から誘われた】

Q
学校の友達から、高収入のバイトを紹介された。すこし怪しいと思ったが、断ると気まずくなるし、友達だからそんな変なことはしないと思いバイトを始めた。
A
友人・知人からの勧誘だからといって、安心してはいけません。また、友人・知人だから「断りにくい」という理由で、不安に思うこと、イヤだと思うことに同意しないようにしましょう。

【個人情報の提供を求められた】

Q
スカウトされた際、「SNSのアカウントを教えて」、「学生証などの身分証明書のコピーを取らせて」と言われた。
A
気軽に住所・氏名・電話番号・メールアドレス・SNSのアカウント等の個人情報を教えたり、身分証明書を渡さないようにしましょう。後で、「断りたい」、「イヤだ」と思った時に、「親に言うぞ」、「学校にバラす」とおどされる場合もあります。

参考リンク

〇内閣府男女共同参画局より

〇大阪府ホームページより

このページの作成担当

子ども青少年局 子ども青少年育成部 子ども育成課

電話番号:(育成係・子ども保健係)072-228-7612、(青少年係)072-228-7457

ファクス:072-228-8341

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館8階

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