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令和7年度 堺市西区政策会議 会議報告

更新日:2025年6月9日

第1回会議

開催日時

令和7年6月9日(月曜)18時30分から20時34分まで

開催場所

西区役所 地下1階 A会議室

出席構成員

座長 久 隆浩、座長代理 杉原 充志
朝尾 惠子、新井 イスマイル、荒堀 容子、岩崎 紘美
岡田 紀信、菅 由季、喜田 慶次郎利益、國本 香織
高上 智恵子、中島 智、西出 珠梛、西野 豊
濱中 和代、松居 勇、南方 孝介、宮﨑 陽子
(敬称略。座長・座長代理以外は五十音順)

事務局職員

区長 松本 ゆり、副区長 寺田 裕介、保健福祉総合センター所長 音田 佳美
総務課長 若林 一、政策推進室長 幸田 友美 自治推進課長 藤川 郁夫、
市民課長 長野 仁雄、保険年金課長 三田 珠美、生活保護課長 藤本 英伸
地域福祉課長 福山 信幸、子育て支援課長 辻尾 栄一
西保健センター所長 梅田 和美、西保健センター医長 今城 沙都

傍聴者数

4人

会議の概要

1 開会

  1. 区長あいさつ
  2. 久隆浩氏を座長、杉原充志氏を座長代理に指名
  3. 各構成員の自己紹介

2 会議

会議資料に基づいて概要を説明

意見交換の要旨

はじめに

●久座長
今回は一つの我々の役目として、この堺市の西区の基本計画にさまざま意見をお出しするということでございます。具体的には10ページから13ページのところまで4つの基本方針を書いていただいておりますけれども、まだまだこれから事務局としても、内容を詰めていくという段階です。ある程度煮詰まってきますと我々が意見を言ってもなかなか反映しづらくなりますので、ちょっとまだ抽象度が高い内容、まだ不完全な段階で一度皆さんに見ていただいて、こんな観点もいるんじゃないかとか、こういうようなことも大切じゃないかというご意見を賜りながら、事務局で、内容を詰めていっていただければというふうに思っております。内容的には10ページから13ページまでですので、基本方針の一つずつ意見交換ができたらと思っております。それではまず、10ページのところにあります、基本方針1、健康習慣の定着というところで、何かこういうことが必要じゃないかとか、こういうところを重点化していただきたいとか、ご質問でも結構ですので、意見交換をさせていただければと思っておりますが、いかがでしょうか。

健康習慣の定着

●岡田構成員
四つの基本方針について、全部共通なのかなというところを、まず僕が思ったところを共有させていただければと思うんですけれども、一番これを見て違和感を覚えたところがこの理想のところなんですが、生涯にわたって健康で暮らせるとか、こどもを安心して産み育てられるとか、地域で安心して暮らせるみたいなことを書いていただいてるんですけれども、結局どうなったらそうなるんだっていうところをもうちょっと具体的に定めた上で、今の現実と比較して、それを埋めていくために何していくのかというふうに話してやっていかないといけないのかなと思いました。アンケートの結果をベースにして、現状を定義づけていらっしゃると思うんですけれども、プラットフォームビルダーとして、これから役割を変えていくということになってきますと、もうちょっとですね、市が持っているデータとか情報っていうものを広く共有していただければ、我々自身ももっと自分ごととして捉えて、ここが具体的にこれだけ悪いんだ、例えば、高血圧の人が住民人口のうちの半分もいるんだ、それを下げるにはどうしていったらいいだろうっていうふうに考えるきっかけが与えられるんじゃないかなと思いましたので、この理想っていうところを、もう少し市が持っている情報をオープンにしていただきながら議論を進めていけたらなと前提として思いました。
●久座長
冒頭の説明にありました3ページのところに堺市基本計画がありますが、おそらく各分野のデータに基づいたものもあろうかと思います。今回は西区に特化してということですので、西区で今どんな状況なのかというところを、もう少しいわゆるエビデンスに基づいて示していただくといいのかなというご意見かと思います。おそらく市全体の基本計画に書いてあると思うんですが、最近は、英語でEBPMといって、エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキングの頭文字とっていますけれど、経験とか勘で施策を作るのではなくて、エビデンスに基づいて施策を作ってくださいっていうことになっていますので、先ほどのご指摘は、そういうエビデンスに基づいて、区役所の方でもしっかりと作っていってほしいと。今日はまだその段階にはないと思いますけれども、次回以降ですね、ぜひともそういうエビデンスになるような、資料も整えていただきながら、だからこういう施策を考えていますっていうことになってくると、我々も議論しやすいということでございますので、またよろしくお願いします。

子育て環境の充実

●久座長
大きくは、今は重点施策の1で、子育て世代が地域でつながる機会をどんどん作っていこうよ、支援体制を強化しようよという話。それから重点施策2では、こどもが主役になれる場をもっとこの西区で作っていこうよっていう、この二つを大きな施策の方向性として掲げているんですけど、いかがでしょうか。ご質問、ご意見ございますでしょうか。なかなかまだまだ抽象度が高くて、何を言ったらいいのだろうかっていう感じでしょうか。具体的に私こんなことやってるから、こういうことを応援するようなことも書いて欲しいというお話でも結構かと思います。
●濱中構成員
資料にある各校区の子育てサロンサークルの代表者が集まって情報交換をする子育て関係者会議運営委員会という会議に私も参加しているんですが。あとは主任児童委員会でもそうなんですけれども、実際に困っているこどもや子育てに悩んでいるお母さんや家庭になかなか情報がおりていない、もしくはその困っている状況を声にあげることができない、声を出すことができない、ただただ困っている。たまたま主任児童委員やサロンサークルの運営者が気づいて、ああ、誰々さん、こっちにおいでよっていうふうに手を差し伸べたら、その方とはつながることができるけれども、そういう機会もなくて、子育てで孤立されている家庭ってたくさんあると思うんです。ICTの推進で、そういう方にも情報を提供している、ということもあるんでしょうけれども、もともとそちらにアクセスしようともしない、とても孤独な子育てをされている方の情報は、きっと保健センターとか子育て支援課は把握していると思うんです。地域で実際にボランティアとして子育ての応援者として活動している方との情報共有の仕方をもうちょっと具体的に示していただけると、ボランティアをやってる方々は動きやすいんじゃないかなと日々感じています。
●久座長
この辺りはほかの部分でもそうなんですけど、高齢者の見守りも同じですが、どうしても最近はプライバシーの問題が出てくるので、勝手にその方の情報をお渡しするというのがなかなか難しくなってきているので、うまく情報共有ができるようなそんな仕掛けを皆さんもちょっと教えていただきながら考えていければなと思います。ちなみに「おにクル」では、1階に有料で「もっくる」という遊び場を作っているんですけれども、半日遊んで300円いただいているんですが、他の事業者にお願いすると、多分1000円以上でないとなかなか採算が取れないんですけどね。なぜ300円で大丈夫かというと、税金がそこに投入されていて、事業者にお渡ししているから安いお金で運営できている。担当課長はどういう思いでそれをやってるかというと、どうして税金を投入してまでも、そういうこどもの遊び場を運営するかっていう中で、先ほどの濱中委員のお話の延長で言うと、相談まで来ない、普段抱えている相談まではいかないけれども、何か困っているとか悩んでいるっていう声が、その遊び場で保健師さんとか、保育士さんが入ることによって、つぶさに聞こえますよね。実際にそこのスタッフとして入ってくださってるんですけど、そういうような、その大きな声にもならないところの声をすくい上げていこうよっていう仕掛けが、その遊びの中に組み込まれています。待っているだけじゃなくて、積極的にいろんなところに出かけていただけるような、機会とか場所を作っていただくことも、とっても重要かなというように思いますので。情報交換の場所とかね。そんなものがどんどんできたらいいなというふうに思ってますし。松井さんにも先ほど、こども食堂のお話をいただきましたけれども、そういうところにもたくさん、いろんなお声が出てくると思いますので、そういうところからお声を拾っていけるような、そんな機会もどんどん増やしていけばいいかなと私も思いました。
●岩崎構成員
私はママのホットステーションというのを、4月から始めまして、南区の泉ヶ丘センタービルの中と南区役所内で場所をお借りしてさせていただいてます。北海道が5年目になるんですけれども、1回だけ北海道のママホットに4日間連続で行かせてもらって、その中でママたちと交流しながら、実際に今現在もママたちとずっと交流が続いているのは、SNSでDMのやり取り。それから、オープンチャットを作ってますので、その中で日頃から、このテレビ見たっていうような雑談の中で、実はこれ困ってるんだけどみんなどうしてる?っていうような話をしながらやっています。私は保育士でもないですし、有資格者ではないんですけども、子育ての先輩といった感じです。私はこんなこともしたよとか、全然ご飯、離乳食も食べなかったけど、生きてるよみたいなぐらいの、手抜きと言ったらあれかもしれないですけど、ガチガチになってしまう子育てをもう少し気楽にできるんじゃない?っていう、先輩ママの声一つで、今現在、その0歳児さんとか、2歳、3歳を育てているママたちが、ホッとできるような一言につながっていくと感じています。インスタグラムの中には、限定してストーリーを流す部分があるんですけども。そこにママのホットステーションを追加してくれているママたちが、すごい小さな文字で、日常の自分がモヤモヤしていることを書いてくれてたりするんですね。本当にスクショして拡大しないと読めないぐらいなんですけど、そういった時に私たちが話聞こうかっていう一言を投げることで、彼女たちの声を聞いて、必要であれば保健師さんにつなげるというようなことを実際北海道ではしています。日常、たわいもない雑談ができないとなかなか相談ができない。そして有資格者、市役所ってなるとね。ママたちが言う言葉で、目をつけられるんじゃないか、虐待しているように思われるんじゃないかと思っているママたちがすごく多くて。この体重のところから外れていたらダメなんでしょって、なんか怒られる、自分の子育てがダメって言われているんじゃないかっていうふうに、やっぱり1人目のこどものママは特に思ってらっしゃって。このママホットは保健師さんがどうこうっていうより、中間的な存在として運営しているんですけれども、寄り添っていく、子育てをしながら感じたこととかを、日常の中での雑談として聞いていく組織が、私としては今すごくしっくりきているなと思っております。
●久座長
ありがとうございます。岩崎さんのお話、もうちょっと私も聞かせてほしいんですけども、今は市役所、区役所の職員さんを恐れてるというか、そういう感じなんですけど、オープンチャットに区役所の職員さんとか、保健センターの職員さんが入った方がいいか、ちょっと距離を置いてという方がいいのか、どっちがいいんでしょうか。
●岩崎構成員
入ったらダメです。そこは私、お繋ぎもしていきますし。3回目の開催を南区でやった時に、エレベーターの前で0歳児の赤ちゃんを2人目で抱えていらっしゃる方がいて、もう仕事復帰をするなど色々なお話をしてくださって、でもこれってどこに相談したらいいのかわからないって最後におっしゃってて。ママホットに来てみんなとしゃべってという話をしながら、あとで役所の子育ての方にこういう相談があったという話をさせてもらいました。南区では仕事復帰に対してのイベントがあるから来てくださいっていうチラシをもらいながら、彼女にラインだったりDMとかで、役所もこんな風にして寄り添ってくれてるよっていうふうな情報を提供しながら、いろんな場所と繋がれる選択肢があるんだと。誰が何を選ぶかは本人次第だと思うのですが、選択肢を増やす役割になれたらと思ってます。
●久座長
ありがとうございます。そういう意味では、一次の窓口として機能して、二次、三次とつないでいく。そして、どんどん専門性の高いところへつないでいく方がいいよねっていうことだと思います。ちょっと、なぜそれを根掘り葉掘り聞いたかっていうと、今、計画を作って区役所が動くときに、ママホットのオープンチャットとどのような関係を結んだらいいのかっていうところをもう少し聞かせていただくと、多分参考になるのかなと思いましたので聞かせていただきました。

●菅構成員
見させていただいている計画案が、どこの区でもやってる、ありきたりと言ったらあれなんですけど、どの区でも似たり寄ったりな案なのかなっていうのが正直な感想なんです。西区として、もっと住民を増やしたいとか特化して、目立たせて、西区って素晴らしいね、いいねって思ってもらいたいのか、他と横並びで、このままの状況でいいのかどうかっていうのを、私は問いたいなと思うところです。近場で言いますと、やっぱり高石市と泉大津市が、かなりとがったことをされているので、そういうことが、堺市ではできないと思うんですけど、西区単体でそういうことができるのかどうかっていうのも、ちょっとお聞かせいただきたいです。
●久座長
はい、どうですか。これから考えていくということになろうかと思うんですけども。
●松本区長
ご意見ありがとうございます。今、現状取り組んでいることを取り組み例としてお示しさせていただています。今後何をやっていくべきかというところで、西区単体で取り組めることもたくさんあると思っています。逆に、足並み揃えて、市全体でやっていく取組もあると思います。私自身もぜひ西区らしさ、先ほどごあいさつでも言いましたけど、西区の良さを活かした取組をやっていきたいと思ってますので、ぜひそういったご提案があれば、この会議でいただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
●久座長
ありがとうございます。私も泉大津でいろいろ応援させてもらってますけれども、シーパスパークとかね、図書館の移転とか、いろんなところで、やっぱり市民が入りながら一緒にやっていますよね。多分作る時からの声を聞いているので、面白い展開ができてきているのかなと思うので、さっきの「おにクル」と同じように、皆さんと一緒により良い施設とか空間とか、場を作っていけるような、意見交換ができたらいいなと思っています。ある自治体では、今テレビとか、新聞とかでいわれているように、すごい子育て層が集まっています。でも、市民活動を運営している方々と話をすると、ちょっと困っているという部分があって。何かというと、お金とかサービスを目当てに移ってきているので、そういう方々ってまだお金が欲しい、もっとサービス充実をして欲しいって言うんですね。そういうことをやっていると、どんどん過剰にお金をかけていかないとうまくいかない。一方で一緒に作っていこうよっていうような積極層と一緒にやっていった方が、このあたりは、長続きするみたいな話になっているので、そういう意味でも、皆さんのお力も借りながら、こういう場とか機会をどんどん増やしていった方がいいのかなというように思っています。
●喜田構成員
二つありまして、一つがですね、学齢期のお子さんの居場所とか、学齢期のお子さんの保護者さん世代が、地域とつながる機会っていうところも、もう少し、全面的に押し出せたらなというふうに思っております。先ほどもご意見の中で出ておりましたけれども、社協の方でもこども食堂の方の活動のご支援をさせていただいてまして、こども食堂のところで、ちょっと気になる世帯や、課題を抱えたお子さんの発見というところと、また食堂がそれぞれの中で、できる範囲でされている個別のケアというところも、こちらの方にご相談があったりします。そういった居場所のところを、もっと周知を強化していただけたらなというところです。またその2つ目のところで言うと、その地域でつながるっていうところが、一見すると、今のところ、区域全体で割と、そのミクロというよりかはメゾレベルなのかなというふうなところを第一印象として受けたので、もう少し、例えば西区第三生活圏域あると思うんですけど、そのうちその圏域でこういったイベントを開催するとか、もう少しローカルに落とし込んでいくことで、そこで出会った方々が、実際地域で日常的にこうつながるっていう場面が増えるのではないかなというふうに思いました。
●久座長
ありがとうございます。特にそれが先ほど菅さんおっしゃった西区の特徴なのかもしれません。区の中では大きいほうだし、もういろんな特徴のある、地域が集まっているので、そういう意味では、もう少し圏域、狭い方がいいよねっていうご意見かと思います。
●岡田構成員
先ほどの松本区長がおっしゃっていらっしゃった西区らしさというところで、僕が気づいたところを共有させてもらえたらと思うんですけれども。浜寺に引っ越してきて、一番いいなと思ったのが、教会が地域で果たしている役割がすごく大きいなというのを感じたんですね。僕のこどもは浜寺聖書幼稚園っていうところに行っていたんですけれども、教会は毎週日曜日に簡単なお菓子と、道徳みたいなのを教えるような教室をやってるんですけれども、それが一つじゃなくて、西区には複数あるんですよね。普通に公立の学校行っていて、クリスチャンでもなんでもない子たちが普通に行って、こども同士はつながるし、親同士もそこで話して、コミュニティとしてつながれるし。こういったのは、もともとこの行政がこどものためになんかするとかいう前の時代ってきっとそうだったんだろうなっていうのはすごく思いました。こういった社会のインフラとしてすでにあるものなので、活用していけるといいんじゃないかなって、すごい特徴と思いました。特に僕、仕事で外務省にいて、エジプトに住んでいたんです。そこでモスクとかが中心になってくるんですけども、そういった地域に根付いたところに、みんな当たり前にきて、ご飯食べて、一緒に時間を過ごして、悩みも自然と雑談の中で生まれてくるっていうところに、別に行政って何も関与してきてないんですよね。それでも自然とこう、助け合いのネットワークみたいなものは存在していて、機能をしているところがあったので、お金をかけない、今あるものを生かしてという観点では、お寺だとか神社だとか大鳥大社もありますし、宗教っていうと皆さんちょっと距離を置いちゃう方も多いかもしれないんですけど、実際は悩んでいる人って、食べ物とかお金もらうだけじゃなくて、心を救ってほしいと思ってる人はすごく多いと思ってて。宗教にアレルギー反応を起こすんじゃなくて、うまくいっているものにはちゃんと目を向けて、今あるものを活用していけるのではと思いました。
●久座長
ありがとうございます。お寺さんも今も頑張っていらっしゃるところもいくつもあろうかとは思いますしね。今でもよく「駆け込み寺」っていう言葉を言いますけども、もう何か困ったら駆け込むのがお寺さんだったわけですので。そういう意味では、先ほどね、説明がありましたように、いろんな資源がこの西区の中にもありますので、どういう方々とどう連携できるかっていうのを区役所だけではなくて地域としても考えてみても良いかと思います。
●濱中構成員
岡田さんが最初におっしゃったように、データで示してほしいって言うところなんですけれども、例えば西区の小中学校に通っている外国籍のこどもさんがどれぐらいいるのかとか、不登校で悩んでいるこどもさんがほかの区と比べて西区はどのぐらいの割合がいるのかとか、外国籍のお子さんだったら、例えば個人情報のこともあると思うんですけれども、アジアの子が多いのか、それとも違う地域の子が多いのかっていうような、西区の現状のこどもの特徴というか、特色をお示しいただくと、じゃあこうしていったらいいよねっていうような提案もしやすくなるんじゃないかなと思います。ちなみに私の活動ですけれども、校区の中にあるこども食堂で、ある外国出身のこどもさんがおられて、現地の少数民族の言葉しかわからなくて、言葉の壁がありました。韓国や、中国の方って、地域でコミュニティがあるんですけれども、全くないっていうような、すごく孤立しているこどもさんがいて、たまたまなんですけれども、こども食堂が場を貸してくれて、私が学習支援をするというような活動をやっています。なかなか気づかないような、少数派のお子様も多分行政だったらわかるんじゃないかなと思うので、その辺りのきめ細かなことをすることによって、その子だけじゃなくて、その子の周りにいる困っている子たちもこども食堂に来れたり、支援を受けやすくなったりするのではないかと思います。西区の特色や、現状の状態を数値でもいいので教えていただけたら嬉しいです。
●久座長
ありがとうございます。このように次回以降のちょっと資料でもほしいよっていうのもありましたらね。今でなくても結構です。また、終わってからでも事務局の方にきていただけたらと思います
●國本構成員
私はこどもが小学生の時に、シングルになりまして。上の子は健常ですけど、二番目の子が障がいを持ってたっていうのもあり、障がいのある息子は29歳なんですけども。誰に聞こうかっていう時に、今現在、西区の方でそういうシングルの方、お悩みの方の意見とかって、もうちょっと聞ける場所があるのかとか、お伝えできるところがあるのかというと、なかなか薄いのかなって思います。子育てってどうしても小さいお子さん中心になっていて、お母さんたちの心の健康っていうことも考えていく場所が必要かなと思います。今私もこどもも仕事をしているところに、高校生の子が5人ぐらい来てくださったりしています。そこで特にママがどうとは聞かないですけども、楽しい場になったらというところで、小さい子たちだけではなくて、もう少し大きい子たちの居場所ももう少し考えていけたらいいなと思っています。
●久座長
ありがとうございます。このあたりは、違う見方をすれば、子育て環境のこどもって一体どれぐらいの年齢ですか?っていうところを議論して、やっぱり共有しておかないといけないのかなというふうに今の話をお聞きして思いましたので、次回もそういうところも議論の対象になればなというふうに思っております。

安全安心の確保

●久座長
それでは、基本方針の3番の安全安心の確保ですけれども、ここでご質問ご意見ございますでしょうか。
●菅構成員
情報共有ですけども、松原市で、マルシェをお手伝いしています。これは民間の有志の団体がやっている「こいこいまつばら」というマルシェがあるんですけども、柴籬神社の中でやっています。もうそこはやっぱり地域を盛り上げたいということで、神社の宮司さんがやろうって、うちを使ってくれっていうことで始まりました。その「こいこいまつばら」のマルシェの中で、「防災だるまさんが転んだ」だとか、「防災スタンプラリー」だとか、「防災脱出ゲーム」なんかで、こどもたちが楽しく、神社の境内の中なので別に車が走るわけでもないので楽しく走り回って遊んでいます。その中にもうひとつ恋活っていうのもありまして、出会いの場の提供っていうものもしていたりします。そこから松原で住めばこの楽しいこどものマルシェがあるよということにもつながっていくのかなと思っています。安心安全の確保っていう意味でその防災マルシェ、今ちょっとイベントとかマルシェをどこの地域でも行っていると思うんですが、そういう中に盛り込んでいったら参加しやすいのかなっていうので情報共有させていただきます。
●久座長
ありがとうございます。防災行動の専門家の一人である、大阪大学の渥美先生が、自分の経験からも、おっしゃっているんですけども、防災と言わない防災って言い方を渥美先生がされてまして、もう防災と言った瞬間に、いや私今関係ございません、みたいな話になるんでね。楽しいことをやっていると、それが防災につながっているよっていう、そういうイベントをたくさんやろうよっていう趣旨かと思いますので、ちょっとこのあたりもどっかに書き込めればいいなというふうに期待しております。
●岩崎構成員
南区のNPO法人SEIN(サイン)というところの活動で、地域をつなげるコーディネーターを育てるというところに入らせてもらって、今学ばせてもらっています。フェーズフリーなまちづくりということで、防災っていう言葉ですね。先ほど久先生がおっしゃったみたいに日頃から、防災のためだけに準備するということでなく、日常も使っているものが、防災の時にも使えるんだよっていうものを増やしていかないかというような活動の中でまちづくりをされています。上野芝小学校で11月3日にそういったものを取り入れながら、アルソックさんとか、ほかの民間の会社の方にもご協力いただいて、協賛いただいて、こんなご飯が日頃食べたらこうだとか、見てもらって学ぶだとか、自分たちの地域だけでなく、いろんな情報の中で学んでもらえるような防災ができたらなということで、今進めています。それも含め、フェーズフリーというような言葉って、私も初めて聞いたところではあるんですけれども、そういう視点を持って、市民の人たちが自分事として持っていけるようなことができたらなと思っています。
●久座長
ありがとうございます。SEIN(サイン)湯川さんは、NPO活動を始めた時から私も応援させてもらって仲良しなんですけども、SEIN(サイン)さんの考えることってなかなかこう、ユニークなところが多いので、いろいろ参考にさせていただいたらというふうに思いますし、その一つの事例で申し上げているのは、夏休みに学校の校庭でキャンプやりましょうよ、っていう話になったら、キャンプ用品ってほとんど防災用品に転用できますし、それからテントを張るっていうのは、いわゆる避難所設営にもなっていますし、炊き出し活動もつながります。そういう意味では、防災って言わなくても、校庭キャンプやると、いろんなところで防災行動になっているんじゃないのっていうふうに思います。またいろいろとご検討いただければと思います。

地域魅力の共有

●久座長
地域魅力の発信ではなくて、共有になっているというところも、私はポイントかなというふうに思っています。誰に向かって発信するのかっていうところは、次回議論したいと思っています。先ほど「おにクル」の話から始まっていますけども、私も茨木市民ですけど、茨木市民ってなかなか面白いなと思うのは、西区以外の人に発信するよりも、自分たち西区民が自分たちの地域をもっと魅力を発し、再発見し、魅力を向上し、そしてそれを共有することで、住みやすい街をより良くしていこうよっていう発想なのかもしれないなというふうに思っています。発信がいいのか、共有がいいのか、誰に向かってどういうように情報を発信して共有するのかっていうところも皆さんの意見も、聞かせてもらいながら、内容を詰めていければいいなというふうに期待しております。
●喜田構成員
魅力というところで2 、3年ぐらい前に、実は私、西区の魅力発信をする「ニシプロ」という、西区役所の企画に参画させていただいていたんです。当時から、西区のその魅力ってそもそも何かなというところで、ひとり考えたり、ほかの人といろいろ話しながら考えていたんですけれども、そもそもその魅力っていうのが、ここに書かれている、その取り組み例のところだけなのか。掲載されたあの事例かなというふうには思うんですけども、ここに参画いただいている皆さんがそれぞれ活動されていることそのものが、魅力なのではないかなと思います。それとローカルの話をどんどん発信して行く必要があるのかなと思います。その発信の仕方のところで、インスタグラムというふうに下の重点施策のとこで書かれているんですけども、それもあの区役所発信というよりか、その地域の人を発信して行くものを、こう集約されたような、データベースじゃないんですけども、プラットフォームっていう形にしてもいいのかなというふうに思いました。
●久座長
ありがとうございます。西区ファンの拡大、全インスタグラムのハッシュタグ投稿、これはもうすでに呼びかけていらっしゃるんですよね。でもなかなかまだ共有できてないなというようなところで、もっともっとこのあたりが皆さんのお力を借りながら、たくさんの人たちが自分たちの手でハッシュタグつけて投稿していただくようになったらいいなと期待しております。
●國本構成員
先月に、この写真に載ってますけど、注染の浴衣の西区のイベントを、一緒に私もさせていただきまして、浴衣を着るという体験をさせていただいたんですけども、そこで注染職人の方が来て、実演しておられたんですけれども、開催が平日の日中だったので、こどもたちがなかなか来れない時間だったんです。それをもっとこどもたちにも発信して見せてあげるのもいいのかなって。見学であったり体験会だったりっていうのができたら、もう少し伝統を魅力に変えていって、こどもたちに見せてあげられるのかなとすごく思いました。
●久座長
ありがとうございます。國本さんから注染のお話が出ました。注染も知っている人は知っているけど、多分知らない人は何のことかなっていう話になっているとは思うんです。伝統的な、染めの技術かと思いますので、これが参考になるかどうかわかりませんけども、この前、天皇御一家が沖縄に行ってかりゆしの服でメディアに取り上げらたら、かりゆしの売り上げがぐんと伸びて、同じ柄のものはもう売り切れた。だから注染のもので、誰かにPRしてもらうっていう影響の大きい人たちのお力を借りるっていうのも一つの手かなというのは思いました。
●荒堀構成員
私はけっこう広報が好きでよく読むんですけれども、どうも若い方が広報に興味があるのかなってちょっと不思議に思うところがあって。かなり紙面も明るくなったのにと思うんですけれども、みんなの意見が、あの年代層が偏ってしまっているような気がするんです。今インスタグラムの投稿っていうふうにおっしゃっていましたけど、その年代層の方って見ているのかなっていう「はてな」がありまして。やっぱりいろんな方がいろんな意見を言えるのは、みんなの広場みたいなコラムを作っていただいて、自分の西区自慢っていうのを、イニシャルでも良いし、投稿していただいて。皆さん投稿したいっていう若い方は特にあると思うので。あの若い方じゃなくても西区自慢したいっていう方はアナログですけど、西区にメールや紙など、箱でも設けていただいて。例えば私が思うのは、自分の地域に北濵神社があるんですけれども、北濵神社はあの大鳥大社のお母さんの神社なんですね。大鳥大社ってすごく有名なんですけど、北濵神社、そんなに有名じゃないんです。本当にちっちゃくて、神主さんもいつもいないし、おみくじも売ってないんです。だけど、それだけ格式があるとこなんだよっていうのがちょっと自慢なんです。そういうことも書きたいですし、大鳥大社に6月30日夏越の祓(はらえ)で芽の輪くぐりっていう行事があるんですけど、それは「半年間無事の元気で過ごさせていただきました。残り半年もよろしくお願いします。」という行事なんだそうです。私自身はしたことはないんですけれども、した方に写真を見せていただいて、その方は高石市の人だったんですけど、教えていただいて高石の方に。ああ、いいなと思って、そういうのがあればまた行きたいなっていうような気持ちになると思うので、そういうみんな発信の、回覧なのか掲示板みたいなコラムを作っていただいたら嬉しいなあと思います。
●久座長
ありがとうございます。「大鳥大社のお母さん」というキャッチコピー、なかなかいいなと思いますね。実は浜寺公園駅を設計されたのは、東京駅のレンガ駅舎を作られた辰野金吾さんなんですね。ある新聞社の方たちが面白い見出しを作っておられたんですけど、「東京駅のお兄さん」って書いてあったんですよね。これはいいなと。東京駅を設計する前に浜寺公園の駅舎の設計をされていますからね。そういうちょっとノリのいい言葉をみんなで考えてPRしていくっていうのも、一つの方法と思って今のお話を聞かせていただきました。
●菅構成員
インスタグラムの発信です。私も堺市PTA協議会の方で、SNS担当でやらせてもらっているんですけど、すごく大変です。インスタグラムを使っている方がだいたい30代、40代の女性の方が多いっていうことはマーケティングの世界の方ではおっしゃられているんですけども。30代、40代の女性、いわばママさんたちですが、その人たちって自分たちで発信したいんではなく、情報を取りたいんであって、なのでハッシュタグで一緒に投稿してねっていうハードルがちょっとなかなか難しいのかなと思ったりします。ここを学生さんに協力してもらうっていう形でTikTokに変えたら、もうちょっと早いのかなとか思ったりしましたね。あともう一点ですけど、事前にいただいた資料では、だんじり、祭りについて、10 代の方は、祭りや行事が活発と答えた10 代の割合が高いとなっているんですが、その中で西2 区では、あの祭りがあるから住みたくないっていうのが、住み続けたくない理由の1位になっていました。これはどうしたものかな、どうしたらいいのかなって感じた部分ではあります。
●久座長
ありがとうございます。ゼミ生で、岸和田出身の人もたくさん来るんですけど、両極端ですよね。大好きな人と、もう嫌っていう人と。嫌っていう人たちは強制されたくないところもあるので、距離感覚みたいなものがどうかなというふうに思っています。泉大津もだんじりの文化ですけど、若頭会っていう方々とどうやったらだんじりが好きになってもらえるかっていう市民活動を私たちも応援しているんですけど、若頭っていうのはね、この名前もどうなんですかねって、冗談で言っていたんですけど。でもなんか楽しいイベントを繰り返していただいて、ちょっとイメージを変えてくださっています。

●濱中構成員
青年団の話を事前の会議の時に菅さんと岡田さんと私で話をしたことがあるんですけど、お祭りに関わる青年団の人のパワーってすごいものがあると思うんです。団結力もあるし、行動力もあるし、その力を例えば防災に連動する。防災訓練の時に青年団の人が中心になってやるとか、ここのこども食堂は青年団の人が関わるとかっていうことによって、今までそういう地域活動に積極的に参加されていなかったお祭り好きな青年団の人たちも、地域活動に巻き込むような仕組みとか、そういうものがあればいいのかなと思うんですけど。私も北王子出身なので、中学生まで北王子のだんじりを引いていました。例えばだんじり運行のスケジュールであったりとか、そういうことはだんじり運営組織の上の人たちが集まってしっかり会議でお話されているのかなと思うんですけれども、一年を通して、青年団の年代の人が地域に関わるような仕組づくりを、そのだんじり関係の会議、に組み込んでいって、お祭りだけをする青年団ではなくて、地域活動をする青年団っていうスタンスでしていくと、ちょっとやんちゃな子も、自分を律することもできる子が増えてくるんじゃないかと思うので、その見方をチェンジをできたら、いい方向に進んでくれるんじゃないかなと期待をしています。どんな会議があって、どんな頻度で開催されているのか、また教えていただきたいと思います。防災のことに話を戻るんですけれども。私の住んでいる平岡校区っていうのは、校区の中にスーパーが一軒もありません。本当にコンビニが一つだけあるだけ。あと小学校しかないです。中学校もなければ高校もないので昼間いる人間っていうのは、小学生かお年寄りしかいないような町です。その時に災害が起こったときに、じゃあどうすればいいのかっていうと。例えば、その青年団の子が、そこにはいないかもしれないけれども、帰ってきてくれて、防災に関わってくれるとか。上野芝中学校区ですので、私は年に1回、上野芝中学校でお話をする機会があるんですけれども、いざ災害が起こったときに、あなたたちが地域の中心になって、困っている人を助けるような人になるんやから頑張ろうみたいな話をしてるんです。防災も含めて地域性を出しながら、西区全体ではなくて、喜田さんもおっしゃられたように、生活圏域ぐらいの小さな単位で検討するのがいいんじゃないかなと思っています。
●久座長
ありがとうございます。このあたりも次回以降もこう継続して議論ができたらなと思います。地域活動から距離を置かれる方とも、青年団も同じ話で、たぶん一度かかわると抜けさせてもらえないんじゃないかっていう怖さがあって、その辺りが少し緩やかな形で関われる、自分のできる範囲で関われるような、そんなことにした方がいいのかもしれません。またどうやったらみんなが入ってくれるかっていうのが議論できたらなと思います。
●南方構成員
南方です。僕は向ヶ丘町のだんじりの団長をやらしてもらっています。昔からの問題は、地元の子が祭りに参加しないっていうのが一番の大きな問題です。特に向ヶ丘はだんじりが来て15年ぐらいです。昔からの歴史がないので、余計人が集まらないっていう現状が今あります。そこで僕らがとった方法の一つとしては、地元の子じゃなくても、だんじりが好きな子はいっぱいいるんですけど、青年団が嫌になって辞める子もたくさんいて。その子達をSNSで集客して、今石津に住んでいる子や泉大津に住んでる子が、向ヶ丘にやってきて、祭りを一緒にやってるっていう感じなんですよね。そこで地域の夏祭りに、彼らも遠くからではあるんですけど、参加して向ヶ丘を盛り上げてくれてるっていう状態です。だから僕らはほかのまちと違うことをしないと人が集まらないと思ったのでそういう方法を取りました。もうひとつは、ムコフェスというのを昨年から向ヶ丘町でやらせさせていただいてるんです。それは僕の弟も昔からだんじりやってるんですけど、だんじりをやっていたら嫌いになってしまってですね。その中でだんじりもやりながらまちを盛り上げる方法をいろいろ考えているときに、僕らも音楽とかフェスっぽい都会の遊び方みたいなのがすごい好きで、それをあえて地元に落とし込んでやってみようっていうのがムコフェスなんですよね。めちゃくちゃ明るい系の音楽を、夜の8時ぐらいまで流したりとか、多少苦情も言われるところもあるんですけど、やっぱり若い人が考えたことをやるっていうのがすごい僕は大事かなと思っていて。そういう活動を今、地元でさせてもらっています。
●久座長
ありがとうございます。またこれも次回以降に議論できたらなと思うんですけど、最近PTAこうやって変えましたっていう本が出ました。そこのサブタイトルが脱強制っていうのがキーワードなんですよね。だからやっぱりその強制されるっていうあたりが、多分今の社会には合ってないんじゃないかなっていうのがありまして。どんな組織でも時代に合わせた改革をやっていけると、よりたくさんの人たちが入ってこられるっていう事例を紹介していただいています。
●國本構成員
うちの息子も向ヶ丘出身で、ちょうど中学校ぐらいまでだんじりがなかったんですね。途中からできたんですけど、息子はだんじりを全然引くこともなく過ごしました。ですが、その息子のこども、私の孫になるんですけど、今4歳児がものすごくだんじりが好きで、事業所の近所、横をガンガン通るのを毎年見に来ている状況です。だんじりってすごく魅了されるものがあるので、本当にどんどん宣伝できたらいいなって思うんです。今回は西区ではないんですけど、中区でだんじりのボランティアっていうので、人がいない、少ないっていうことで安全の確保のために一緒に行かせていただきました。そういうお祭りボランティアですかね。そういうのも初めて中区の方では取り上げられたんですけど、西区さんは人が足りているのかどうかなんですけども、そういうところからの発信で、またそこでボランティアで集まってくださっている方たちをまた集めて何かやるっていうことも、できるんじゃないのかなってすごく思いました。
●久座長
ありがとうございます。また次回以降も、このような感じでどんどん皆さんの意見を出し合いながら、よりいいものにしていきたいなと思います。
●松本区長
皆さん今日はたくさんのご意見をいただきまして、本当にありがとうございます。冒頭に岡田さんと濱中さんからもおっしゃっていただいた、あと先生もおっしゃっていただいたEBPMという観点で、やはりデータをもとに進めていかないといけないというのは、我々ももちろんその認識でおります。今回区民アンケートの結果を中心に資料を作成させていただいてますけれども、堺市としては、市民意識調査を市全体で行っています。その令和6年度の結果が、先日、5月の下旬にホームページでも公開されています。区別の分析も出ておりまして、我々はその部分も参考にしております。もちろん各個別計画で、それぞれの所管が担当するデータもありますので、皆さんに公表できる範囲で、データを整備して、今後お示しできたらなと思っております。先ほどインスタの話が社協の喜田さんからあったんですけども、私ももちろんフォローしていまして、岩崎さんもご紹介いただいてましたがママホットサロンの部分の、オープンチャットで、西区の津久野校区の子育てサロンなんかも、ラインのオープンチャットを使って、やり取りされていたりします。社協さんがそういうのがありますよということで情報発信していただいているんですね。まさに西区の地域で活動されていることを私たちが積極的に紹介していくことが大事だというふうに思っています。そういう情報があればぜひお寄せいただきたいなというふうに思います。
もちろん私たちは、データを見ながらこれからの施策を考えていくんですけれども、データももちろん大事なんですけれども、この会議では是非とも、皆さん、地域で活動されておられる方、いろんな経歴、ご見識をお持ちの方々中で、我々が気がつきにくい部分、実際の地域ではこうだよとか、こうしたらどうか、こういうことをしたらいいんじゃないかなというようなところで、そういう普段の取り組みの中とか、地域の中で、実際感じておられる課題を解決するにはこうした方がいいんじゃないという意見をできるだけたくさんいただいて、この計画の中に反映していきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。今日は本当にありがとうございました。

その他

  1. 構成員間の情報共有
  2. 次回開催の予定

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