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2021年 第40週(令和3年10月4日から令和3年10月10日):大阪府

更新日:2024年7月26日

今週の報告定点数
小児科定点(197)  インフルエンザ定点(301)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「手足口病/ヘルパンギーナ 第33週以降増加継続」

 第40週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,398例であり、前週比22.2%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ2.57、2.42、0.75、0.55、0.35である。
 感染性胃腸炎は前週比7%増の507例で、中河内4.00、北河内3.58、大阪市南部3.06、三島2.50、南河内2.38であった。
 手足口病は56%増の476例で、北河内6.92、大阪市北部6.43、南河内2.50であり、北河内ブロック、大阪市北部ブロックで警報レベル基準値5を超えている。
 ヘルパンギーナは24%増の147例で、大阪市北部2.50、中河内1.50、大阪市東部1.13であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は32%増の108例で、中河内1.65、大阪市南部1.44、堺市0.58である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2021年 第40週(令和3年10月4日から令和3年10月10日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
小児科 RSウイルス感染症 0 7 7 2 3 3 0 16 3 1 4 46
  咽頭結膜熱 0 0 1 2 1 0 6 0 1 1 1 13
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
0 6 5 33 8 11 11 4 4 0 26 108
  感染性胃腸炎 50 40 93 80 38 45 42 28 22 14 55 507
  水痘 2 0 1 2 4 2 0 0 1 0 1 13
  手足口病 14 27 180 46 40 26 3 90 11 29 10 476
  伝染性紅斑 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 3
  突発性発しん 8 2 19 10 5 3 4 8 2 1 6 68
  ヘルパンギーナ 5 5 20 30 12 10 5 35 6 17 2 147
  流行性耳下腺炎 1 0 1 3 0 0 0 0 2 0 1 8
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 1 0 0 2 0 0 0 0 3
  流行性角結膜炎 1 0 0 1 0 1 1 0 0 2 0 6
合計 82 87 327 210 111 101 74 182 52 65 107 1398
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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