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2021年 第37週(令和3年9月13日から令和3年9月19日):大阪府

更新日:2024年7月26日

今週の報告定点数
小児科定点(198)  インフルエンザ定点(302)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「手足口病/ヘルパンギーナ増加」

 第37週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は907例であり、前週比5.1%減であった。
 報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ2.24、0.55、0.44、0.36、0.35である。
 感染性胃腸炎は前週比13%減の444例で、南河内3.63、中河内3.30、北河内2.96、大阪市南部2.56、堺市2.47であった。
 RSウイルス感染症は21%減の108例で、南河内1.31、大阪市北部1.29、北河内1.23である。
 手足口病は40%増の87例で、北河内1.23、大阪市北部1.14、堺市0.53であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%増の71例で、中河内1.20、大阪市南部0.39、大阪市北部0.36である。
 また第6位であるがヘルパンギーナは40%増の56例(定点あたり報告数0.28)で、大阪市北部1.43、大阪市西部0.50、中河内0.45となっている。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2021年 第37週(令和3年9月13日から令和3年9月19日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
小児科 RSウイルス感染症 3 5 32 14 21 5 4 18 1 3 2 108
  咽頭結膜熱 5 1 4 2 2 7 4 1 0 1 5 32
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
2 4 9 24 5 5 7 5 1 2 7 71
  感染性胃腸炎 29 38 77 66 58 47 34 30 13 6 46 444
  水痘 4 0 3 1 1 5 1 2 2 1 1 21
  手足口病 6 4 32 5 4 10 4 16 1 2 3 87
  伝染性紅斑 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2
  突発性発しん 5 4 15 8 7 5 6 6 0 0 13 69
  ヘルパンギーナ 1 2 7 9 0 8 1 20 5 1 2 56
  流行性耳下腺炎 0 2 5 2 1 0 1 1 1 0 2 15
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2
合計 55 60 184 133 99 92 63 99 24 16 82 907
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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