性的指向や性自認に関する人権問題
更新日:2023年11月29日
性に関することは誰もがその主体であり、誰にとっても大事なことです。そして誰も、これらを理由とする差別や偏見にさらされないようにする必要があります。
自分の性別をどう考えるか、どんな性別に惹かれるか、それも個性の一つです。違いを認め、互いの人権を尊重しあいましょう。
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性の多様性について理解を深めましょう
堺市では、堺市平和と人権を尊重するまちづくり条例の理念にのっとり、互いに人権を尊重し、ありのままを認め合い、自分らしく暮らすことのできるまちの実現に向けた取組を進めています。
性の多様性について
性のあり方には、身体の性だけでなく心の性(性自認、自分が感じている性)、好きになる性(性的指向、誰を好きになるか)、社会的な性(社会的にどうふるまうか)などがあります。
性のあり方は一人ひとりに個性があるように、その表れ方や組合せも人によって様々です。
性的少数者(LGBTQなど)
同性に恋愛感情を持つ人や、身体の性に違和感を持つ人など、性のあり方が少数派であると認められる人のことをいいます。
近年国内で行われた複数の民間の調査結果によると、性的少数者の人は、全人口の約3~8%だといわれています。
LGBTQなど
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング(クイア)のアルファベットの最初の文字をまとめたものです。このほかにも身体的特徴が完全には男性でも女性でもないインターセックス(I)や、どのジェンダーにも恋愛感情や性的な興味を持たないアセクシュアル(A)など多様な性があります。LGBTQは性的少数者の総称や多様な性を表す言葉の一つとしても使われており、このほかにもLGBTQ+やLGBTsなどとして表すこともあります。
レズビアン・・・・・・・女性として女性を好きになる人
ゲイ・・・・・・・・・・男性として男性を好きになる人
バイセクシュアル・・・・好きになる対象が女性・男性の両性である人
トランスジェンダー・・・性自認が出生時の性とは異なる人
クエスチョニング・・・・性的指向や性自認が決められない、分からない、決めたくない人
(クイア・・元々は「変わった、奇妙な」という意味で性的少数者を侮辱する言葉でしたが
現在では性的少数者全体を包括する言葉として肯定的な意味で使われています。)
SOGIEとは
性的指向(Sexual Orientation)、性自認(Gender Identity)、性表現(Gender Expression)のアルファベットの最初の文字をまとめたもので、性のあり方全般をさす概念として使われています。
LGBTQは性的少数者の総称の一つとして使われている言葉ですが、SOGIEはすべての人にあてはまる、性のあり方にかかわる言葉で、LGBTQよりも広く性の多様性に焦点をあてた概念です。
多様な性に関する相談窓口
ご本人に加え、家族や友人など周りの方からの相談も受け付けています。
関連リンク
性的マイノリティに関する偏見や差別をなくしましょう(法務省ホームページ)
「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」が施行されました(内閣府ホームページ)
大阪府性的指向及び性自認の多様性に関する府民の理解の増進に関する条例(大阪府ホームページ)
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