ニッシーズプロジェクト ~略して「ニシプロ」~
西区を住みたい・住み続けたい地域にしていくことをめざし、都市魅力の向上を図るため、区役所の熱意のある若手を中心とした職員で構成されたプロジェクトチーム「ニッシーズプロジェクト(略して ニシプロ)」を設置しています。
役割
区の魅力を区内外に発信する機運を高めること。
ICTを活用して行政サービスをわかりやすくお伝えする人材を育成すること。
活動
令和7年度最終報告会
最終報告会では、「西区に伝わるものづくり」「地域資源はこどもたち」をテーマに1年間で取り組んだ取材や活動内容について西区長へ報告しました。
区長からは、ニシプロの活動で発見した西区の魅力について、日々の業務の中でも周りに伝えていってほしいとのメッセージがありました。
令和7年度も引き続き、西区をもっと好きになってもらえるよう、魅力的な発信に取り組んでいきます。
A班報告
B班報告
区長メッセージ
西区で子育てを応援する方を取材
ニシプロB班は、「子育て世代が西区に興味を持つきっかけとなり、もっと愛着をもってもらいたい!」という思いから、こどものために活動している方に取材しました。
西区在住の絵本作家・よねだあつこさん
教員免許・放課後児童支援員認定資格を持ち、10年以上学童保育などで働き様々な親子を支援してこられました。3人の子育てを終え、長年の夢だった絵本制作に取り組まれています。
「ママのビスケット」誕生秘話
絵本は西図書館で借りられます!
昔から絵を描くことが好きでしたが、習ったことはありませんでした。子育て中に参加した絵本教室をきっかけに、原案を制作したのがきっかけです。こどもとよく作っていたビスケットを題材にこどもとその友人をモデルにして私が子育てで大切にしている「体験」に思いを込めた作品です。
- あらすじ
友達と喧嘩して元気がないこうちゃんにママが不思議なおかしを焼いてくれた! それは「ごめんね」「ありがとう」が素直に言える魔法のビスケットでした。
よねださんが感じる西区の魅力とは
こどもがよく「行きたい!」と言っていた、緑豊かで広大な浜寺公園があることです。
また、蔵書が多い西図書館にはこどもが調べ学習できる場やお喋りしながら絵本を読める場が充実しているのも魅力的です。
子育て世代へ伝えたいこと
子育ては大変ですが、あっという間!日々忙しい中でも、こどもに色々なことを体験させてあげてほしいです。
普段のコミュニケーションには絵本の読み聞かせがおすすめ。自分のために読んでくれた親の気持ちは、きっとこどもに伝わるはずです。
子ども食堂ひみつ基地の佐藤代表
子ども食堂ひみつ基地について
こどもに食事や居場所を提供しており、普段は約5~10人の小・中学生が集まって、こどもたちが食事を作ることもあります。
初回は親子で体験できますが、次回以降はこどもだけが参加し、自由にのびのび過ごせる場にしています。
- 日時 火・木・土曜日 17~19時30分
- 場所 西区堀上緑町2丁2-15-102
こども達との関わり方
好きな方向に進めるように思いを込めたコンパスのロゴ
佐藤代表(左から3人目)
こども達が作ったたこ焼き♪
こどもの何気ない一言をできるだけ実現させてあげたいと思っており、観劇や職業体験、スポーツ観戦などをすることもあります。
こどもが今後の人生で立ちはだかる壁を乗り越えるため、学校や家庭とは違う居場所で新たな学びができるよう心掛けて活動しています。
西区に伝わるものづくりを取材
ニシプロA班は、区民の方に体験や見学を通して地元の伝統産業を知り、身近に感じることで「西区をもっと好きになってもらいたい!」という思いから、西区に伝わるものづくりを取材しました。
西区に伝わるものづくりについて詳しくはこちら
和晒(わざらし)【角野晒染体験工房】
生機(きばた)
豊臣秀吉の時代、木綿栽培と和晒生産に必要な自然条件に恵まれていた津久野を中心とする石津川流域で生産されるようになった和晒。
面状の布である生機を釜で35時間煮て不純物を取り除き、和晒が完成します。
ニシプロが雪花絞りを体験!
和晒を三角に折り、落とさないよう慎重に染料に浸けて…
浸ける深さ・色を変えると全く違う柄に!
世界に一つだけの手ぬぐい完成!染めた後の開く瞬間は大人でもワクワク♪肌触りが良く色落ちしにくい和晒の魅力をもっと多くの人に知ってほしいです!
角野孝二さんにインタビュー
和晒が堺市西区の伝統産業として知られていないことが多く、もっと広く知ってもらいたいという思いから体験工房をオープンしました。海外からも体験に来てくれて、日本旅行の思い出に西区の伝統産業に触れてくれたことを嬉しく感じます。手ぬぐいだけでなく着物なども絞り染め体験を行うことが出来ます(事前相談必要)。どなたでも簡単に出来ますので、ぜひ体験に来てください。
堺打刃物【中川打刃物】
堺の伝統産業といえば皆さんがよく知る堺打刃物。
西区出身の中川悟志さんは最年少で伝統工芸士となり、西区の工場で打刃物を作っています。
ニシプロが鍛造工場を見学!
素早い動きで瞬く間に叩き伸ばされる包丁に思わず見入ってしまう!
ハンマーで叩く大きな音と振動、飛び散る火花が迫力満点!
鍛造の後、分業制で研ぎと柄付けをして丁寧に仕上げます。
中川悟志さんにインタビュー
高校生の時にアルバイト先で出会った師匠に憧れ、堺の伝統産業を職業にしようと決意しました。若い世代で伝統産業を盛り上げていくためにInstagramで国内・世界に向けて発信を続けています。今の目標は、世界各国で堺打刃物の魅力を伝えるイベントを行うこと、市民の皆さんに堺打刃物を使ってもらうことです。堺打刃物を身近に感じてもらうため、鍛造工場の見学もできますので、ぜひ来てください。
西区歴史講座を実施
ニシプロが西区の歴史的な遺跡や建造物に関する知識を深めるため、文化財課の職員による研修講座を実施しました。
座学だけでなく、西区役所が位置する場所にかつてあった鶴田町遺跡から出土した土器にも触れることができ、歴史の深さを改めて実感できる機会となりました。
今後は、歴史に関する発信も行っていきます。
写真撮影講座を実施
ニシプロが情報発信を行うため、インフルエンサーのYUIKAさんを講師に招き、より魅力的な写真を撮影するための研修講座を実施しました。
実践の時間では、積極的に質問をしたり、撮影した写真へのアドバイスをいただいたりしました。
学んだことは、今後のニシプロの発信で活かしていきます。
YUIKAさんのInstagramアカウントはこちら
令和6年度活動開始
令和6年4月からニシプロメンバーが新しくなりました。
松本区長からは、自身の観点で西区の魅力を再発見し、積極的に情報発信に取り組んでいくようにとメッセージがありました。
今年度のニシプロの活動は、西区の魅力を皆様に伝えるべく、2つのチームに分かれて、調査・発信等を進めていきます。
テーマ 「担当地域の歴史・文化、地域資源について知ろう!」
・Aグループ 浜寺石津・浜寺・浜寺東・浜寺昭和・津久野・上野芝・向丘
・Bグループ 鳳・鳳南・家原寺・平岡・福泉・福泉東・福泉上
令和5年度の活動について
自分の得意分野を活かして能動的に活動に取り組んでいくようにとの西区長のメッセージのもと、浜寺公園や大鳥大社周辺の魅力を皆様に伝えられるよう活動に取り組みました。
・「鳳駅~大鳥大社までの散策路開発」
・「浜寺公園をPRする」
令和4年度最終報告会
最終報告会では、「鳳駅~大鳥大社までの散策路開発」「浜寺公園をPRする」ごとに1年間で取り組んだ事業や来年度の活動等について西区長へ報告しました。
区長からは、方向性や目的はよく考えられているが、事業を定着させる企画内容が不足しているとの指摘がありました。
指摘事項はメンバーで再検討し、令和5年度も引き続き魅力的な事業の実施に向けて活動を進めていきます。
はまでらレトロおさんぽマップを作成しました
ニシプロメンバーが実際に取材し、浜寺地域を訪れたくなるようなマップを作成しました。
ぜひ、ご覧ください!
詳しくはこちら
令和4年度中間報告会
今年度のテーマである「鳳駅~大鳥大社までの散策路開発」「浜寺公園をPRする」ごとに検討している事業案の中間報告を行いました。
区長からは、事業案を企画するうえで重要な要素である事業を実施する理由や具体的な事業内容が不足しているとの指摘がありました。
事業案をメンバーで再検討し、引き続き魅力的な事業案の立案・実施に向けて活動を進めていきます。
令和4年度の活動について
令和4年4月からニシプロメンバーが新しくなりました。
浜寺公園や大鳥大社周辺の魅力を皆様に伝えられるよう今年度も活動に取り組んでいきます。
・「鳳駅~大鳥大社までの散策路開発」
・「浜寺公園をPRする」
現在、上記の2つのテーマについて月に一回事業案の実現に向けて話し合いを進めています。
また、西区広報 5月号(PDF:1,045KB)、 8月号(PDF:647KB)には浜寺公園の魅力発信に関する記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。
令和3年度最終報告会
Aグループ
Bグループ
Cグループ
最終報告会では、各班が各テーマに沿って1年間で調査したことや今後の展望等について西区長へ報告しました。
西区長からは、各班ともよく調べており、次年度につながるアイデアや取組みもあったので、次年度以降も期待したいとのメッセージがありました。
ニシプロは、令和4年度も引き続き、事業案の実現に向け活動を続けていきます。
市長との意見交換会
ニシプロメンバーが班ごとに、西区の魅力発信につながる取組みを市長へ発表しました。
市長からは、「区民の方々も気づいていない地域の魅力を発信できるよう頑張ってほしい」とメッセージをもらいました。
引き続き、西区の魅力発見・発信のため、活動を続けていきます。
令和3年度中間報告会
Aグループ
Bグループ
Cグループ
現在の各グループの調査状況について西区長へ報告を行いました。
関係者への取材や現地のフィールドワークの進捗状況、調査を進める中で気付いたことや、今後どんな視点でまとめていくのか等について報告しました。
西区長からは、歴史的な背景と現代とのつながりや、将来的なビジョンを整理した上で、調査を進めるようにとアドバイスがありました。
引き続き、各グループとも更なる調査・活動を進めていきます。
西区の魅力調査中
西区の魅力を皆様に伝えるため、現在、ニシプロは3グループに分かれ、1グループ1テーマについて調査中です。調査の様子を紹介します。
•Aグループ
「西区だんじり百科事典」
だんじりの歴史や西区のだんじりの特徴について、実際にだんじりを見せていただきながら、活動内容やだんじりの彫物などについて関係者の方にインタビューしました。その中で、「だんじりは生活の一部」や「生まれた時からだんじりがあった」などの回答にとても興味を持ったため、だんじりに関わる「人」にスポットをあてて調査を続けていきます。
•Bグループ
「大鳥大社鳥居町散策路マップ」
大鳥大社周辺を歩いて調査し、お店や歴史的なスポット等を探しました。
それを基に、どのルートが良いか、どんな店や仕掛けがあれば楽しい鳥居町になるのかを、大鳥大社や周辺の歴史等も調べながら進めていきます。
•Cグループ
「浜寺公園150年史」
実際に浜寺公園に行き、公園内を何度も歩いて調査しました。
バラ園などが有名ですが、浜寺の歴史を感じることができるスポットも多くあり、その中で各々が興味を持った事について、今後歴史的な背景も含めて調査していきます。
詳しくは、西区広報10月号1面(PDF:789KB)に掲載しています。
その他のニシプロ活動
ニシプロは、西区の魅力発信のため、調査以外にも様々な活動をしています。
「インスタNight in 大鳥大社」への企画参加
11月27・28日に開催した「インスタNight in 大鳥大社」の企画にニシプロメンバーが参加しました。
普段入ることのできない夜の大鳥大社で、ライトアップされた境内を撮影するイベントです。
撮影した写真は、Instagramで「#ニッシーちゃん」を付けて投稿しましょう♪
「インスタNight in 大鳥大社」についてはこちら
ライトアップスポットを検討!
インスタNightで使う行灯作成!
新西区長からニシプロメンバーにメッセージ
令和3年4月から公募により西区長となった大谷区長から、ニシプロメンバーへ熱いメッセージが伝えられ、メンバーのモチベーションも上がり、今年度は活動を本格的に行っていくことを全員で確認しました。
そして、今年度のニシプロの活動は、西区の魅力を皆様に伝えるべく、まずは3つのテーマを設定し、1グループ1テーマについて雑誌をつくるイメージで調査等を進めていきます。
・Aグループ
「西区だんじり百科事典」
・Bグループ
「大鳥大社鳥居町散策路マップ」
・Cグループ
「浜寺公園150年史」
3班ごとにフィールドワークを行いました
実際に現地へ訪問し、調査を行いました。
フィールドワークで発見した魅力は、西区広報紙で順次、発信していきます。
- 西ブロック(浜寺石津、浜寺、浜寺東、浜寺昭和)
諏訪ノ森駅旧駅舎
西区広報7月号1面(PDF:626KB)に掲載しました
- 東ブロック(津久野、上野芝、向丘、家原寺、平岡)
踞尾八幡神社
- 南ブロック(鳳、鳳南、福泉、福泉東、福泉上)
大鳥大社
西区広報4月号1面(PDF:598KB)に掲載しました
諏訪ノ森駅旧駅舎
踞尾八幡神社
大鳥大社
メンバーを3班に分けて区の魅力を調査しました
令和3年2月19日(金曜)までに以下の調査を行いました。今後のフィールドワークなどに活かしていきます。
区役所が発信する区の魅力以外に、インターネットや文献などでどのような区の魅力が発信されているのか、西区を次の3つのエリアに分けて調査を行います。
・西ブロック(浜寺石津、浜寺、浜寺東、浜寺昭和)
・東ブロック(津久野、上野芝、向丘、家原寺、平岡)
・南ブロック(鳳、鳳南、福泉、福泉東、福泉上)
プロジェクトチームが発足しました
日時 令和2年12月17日(木曜)午後3時から
場所 西区役所 地下1階会議室
メンバー全員を集めての第1回会議を開催し、このプロジェクトチームの目的と今後の方向性の認識共有を行いました。
各メンバーからの自己紹介と抱負の発表後、チーム名の検討を行い「ニッシーズプロジェクト」略して「ニシプロ」で決定しました。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
