性感染症とは
更新日:2020年5月25日
性感染症とは
- 性的な行為によって人から人へ感染するすべての病気を指します。
- クラミジア感染症、梅毒、エイズなども性感染症の一種です。
- ほとんどの性感染症は、早期に発見し、治療することによって完治します。
- 治療せずに放っておくと不妊の原因になったり、女性では、出産のときに赤ちゃんに感染したりすることがあります。
- セックス以外に、キスやオーラルセックス(口腔性交)だけでも感染する場合があります。
- 多くの性感染症は、通常の生活の中で感染することはまずありません。
主な性感染症
クラミジア
性器クラミジア感染症は、クラミジアが性行為により感染し、主に男性では尿道炎と精巣上体炎を、女性では子宮頸管炎と骨盤内炎症性疾患を発症します(不妊や子宮外妊娠の原因にもなる)。オーラルセックスにより咽頭炎をおこすこともあります。男女ともに症状が軽いため、気づかないことが多いです。
梅毒
梅毒は一般に、性行為により、皮膚や粘膜の小さな傷から病原体が侵入することによって感染し、やがて血行性に全身に散布されて、さまざまな症状を引き起こす全身性の慢性疾患です。
淋菌
淋菌感染症は、淋菌が性行為により感染し、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎などを発症します。ただし、男性は症状が顕著ですが女性は無症状のことが多く、不妊や子宮外妊娠の原因にもなります。細菌性の性感染症では、世界諸国でクラミジア感染症に次いで多くみられます。日本では、女性より男性の報告数が多いです。
性器ヘルペスウイルス感染症
性器ヘルペスウイルス感染症は、体のどこにでも感染します。無症状のこともありますが、急性の場合は性器周辺に強い痛みを伴い、水泡や浅い潰瘍ができます。再発する可能性が高い感染症です。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、性器にブツブツができ、やがて尖ったイボができます。痛みやかゆみなどの自覚症状はありません。子宮頚がんの原因となることもあります。
性感染症の検査について
堺市では、以下の日程で性感染症の検査を行っております。
日程表
感染症(HIV・梅毒・クラミジア・肝炎・風しん・HTLV-1) 検査日程一覧
※検査日程は変更となっている可能性がありますので、来所前には確認の上、お越しください。
各保健センターでの通常検査
- 市内の各保健センターで感染症検査日に検査を行っております。
- 検査日に採血し、約1週間後に同時間・同場所で結果通知をする検査です。
- HIV検査と同時の場合に限って、梅毒とクラミジア検査をセットで無料で受けていただけます。
- クラミジア検査は尿検査です。最後の排尿から少なくとも1時間以上経過している状態で採取します。また、大量の血液が混入した場合は正しい結果が得られない事があります。
夜間検査
- サンスクエア堺で夜間検査を行います。日時については、検査日程一覧をご確認ください。
- 検査日に採血し、約1週間後に同時間・同場所で結果通知をする検査です。
- HIV検査と同時の場合に限って、梅毒検査も無料で受けていただけます。(梅毒のみの検査はできません。)
場所
サンスクエア堺B棟地下1階 第5会議室(堺市堺区田出井町2番1号)
受付時間
午後6時30分から8時
定員
20人
その他、HIV検査のみの日程について
「エイズ・HIVに関する相談及び検査」ページをご覧ください。
このページの作成担当
健康福祉局 保健所 感染症対策課
電話番号:072-222-9933
ファクス:072-222-9876
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館6階
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