2023年　第39週(令和5年9月25日から令和5年10月1日)：大阪府

更新日：2023年10月5日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（306）　　新型コロナウイルス感染症定点（306）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「インフルエンザ　さらに増加」

　第39週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,289例であり、前週比23.1％増であった。
　定点あたり報告数の第1位は咽頭結膜熱で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎、手足口病の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ4.24、2.77、2.73、0.71、0.64である。
　咽頭結膜熱は前週比20%増の836例で、中河内6.15、北河内5.08、南河内5.00、堺市4.74、大阪市東部4.73であった。
　感染性胃腸炎は12%増の545例で、南河内5.13、堺市3.74、大阪市南部3.56である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は38%増の538例で、北河内4.56、中河内3.35、大阪市東部3.27であった。
　流行性角結膜炎は9%増の37例で、中河内2.40、大阪市北部1.20、北河内0.83である。
　手足口病は38%増の126例で、大阪市東部1.27、中河内1.00、南河内0.88であった。
　インフルエンザは32％増の2,023例で定点あたり報告数は6.61である。泉州13.15、大阪市西部9.60、堺市8.31、大阪市北部7.00、豊能6.22であった。
　前週と比べて、府内9ブロックで増加し、年齢階層別では1歳以上14歳までの年齢層で増加率が高い。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第39週(令和5年9月25日から令和5年10月1日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	230	137	193	151	119	241	447	140	144	79	142	2023
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	229	112	344	183	222	276	289	125	72	112	184	2148
小児科	RSウイルス感染症	3	2	8	9	7	2	3	3	2	2	0	41
	咽頭結膜熱	82	60	127	123	80	90	58	53	34	71	58	836
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	24	32	114	67	31	59	65	18	27	49	52	538
	感染性胃腸炎	46	54	38	70	82	71	55	35	11	19	64	545
	水痘	1	7	5	7	1	2	3	2	3	2	1	34
	手足口病	11	6	12	20	14	15	7	8	7	19	7	126
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	1	0	0	0	0	0	2
	突発性発しん	3	1	11	7	5	3	5	6	0	3	3	47
	ヘルパンギーナ	3	2	16	20	2	6	6	4	2	1	9	71
	流行性耳下腺炎	0	1	2	1	4	0	1	1	1	0	0	11
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	1	1	5	12	2	1	4	6	1	1	3	37
合計		174	166	339	336	229	250	207	136	88	167	197	2289
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0