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2023年 第35週(令和5年8月28日から令和5年9月3日):大阪府

更新日:2023年9月7日

今週の報告定点数
小児科定点(195)  インフルエンザ定点(304)  新型コロナウイルス感染症定点(304)
眼科定点(52)  基幹定点(17)

今週のトピックス

「咽頭結膜熱 警報レベルを超える」

 第35週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,957例であり、前週比14.9%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は咽頭結膜熱で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性角結膜炎、ヘルパンギーナの順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.22、2.77、2.16、0.69、0.50である。
 咽頭結膜熱は前週比30%増の627例で、堺市4.58、南河内4.13、中河内3.95、泉州3.62、大阪市南部3.61であった。警報レベル開始基準値である3を超えた。
 感染性胃腸炎は3%増の541例で、南河内4.88、中河内3.74、三島3.31である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は30%増の421例で、南河内3.56、北河内3.36、堺市3.32であった。
 流行性角結膜炎は5%減の36例で、南河内2.25、大阪市西部1.00、豊能・中河内・堺市が0.80である。
 ヘルパンギーナは22%減の97例で、中河内1.16、大阪市北部0.86、北河内0.60であった。
 
 インフルエンザは59%増の743例で、定点あたり報告数は2.44となり流行開始の目安である1を超えている。大阪市西部5.13、北河内3.05、南河内2.88、大阪市東部2.62、豊能2.38である。
 
 新型コロナウイルス感染症は16%増の4,361例で定点あたり報告数は14.35であった。堺市18.45、泉州17.59、南河内16.83、北河内15.80、大阪市南部13.74である。3週連続して、増加している。年齢別では、第1位は10-19歳で19%を占めている。60歳以上の割合は20%であった。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2023年 第35週(令和5年8月28日から令和5年9月3日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 88 54 125 44 69 47 76 47 77 55 61 743
新型コロナウイルス感染症 470 313 648 366 404 535 598 270 164 222 371 4361
小児科 RSウイルス感染症 2 3 13 10 10 4 7 11 7 2 6 75
咽頭結膜熱 63 7 82 75 66 87 76 31 27 48 65 627
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
31 20 84 37 57 63 35 12 18 21 43 421
感染性胃腸炎 56 53 60 71 78 56 69 30 13 18 37 541
水痘 2 0 2 1 2 4 2 0 0 0 2 15
手足口病 7 5 15 13 4 6 14 5 4 3 4 80
伝染性紅斑 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
突発性発しん 10 3 7 9 4 4 4 3 1 2 2 49
ヘルパンギーナ 9 4 15 22 8 8 9 12 2 1 7 97
流行性耳下腺炎 2 3 1 2 3 0 3 0 0 1 0 15
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 4 0 4 4 9 4 4 0 2 3 2 36
合計 186 98 284 244 241 236 223 104 74 99 168 1957
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 1 0 0 0 0 0 0 0 1
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 2 0 0 2
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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