学校園で性教育を実施しないでください

更新日：2023年7月31日

市民の声

　他府県で実施されていることですが高校でコンドームの使い方を教えたり、保育園で性行為の方法をまざまざと説明する等の愚行を批判します。
　堺市では性教育を保健体育で実施することは絶対にやめていただきたい。
　そんなことをすればそれを「試してみたくなる児童・生徒」が出てくる可能性が上がります。そのようなことが発生した場合、責任をとれますか？そもそもコンドームなどが必要なケースでの性交渉などそれ自体が倫理に反するものです。
　それを助長するような発言を教育機関が行うなど教育の崩壊を意味します。
　学校は学問や掃除など皆で協力することを学ぶ場です。教育委員会が集中して考えるべきことは児童らが安全な場所で学べる環境を提供することです。性教育は一切関係ありません。性教育を「学校で教育しろ」という保護者がいるならばその保護者は子育てを放棄していると私は考えます。
　保護者が負うべき責務は安全・学力・道徳・自主性・生活においての躾その他子どもに関する「全て」です。児童に関する最高責任者は保護者であり学校ではありませんし教育委員会でもありません。性教育など学校がするべきことではありません。親が児童の気質や年齢に合わせて教えていくものです。まともな価値観・道徳観があるのであれば学校側に性教育のおしつけをするなどできないはずです。
　毎日残業でお疲れでこれ以上考えたくもないかもしれませんがあなた方は教育のプロとしてそちらに座ってらっしゃいます。一般の保護者よりも教育とはなんなのかということをよく理解していただいてもらわないと困ります。何が正しいのかそうでないのかしっかりと判断していただきたい。

市の考え方

　学校における性に関する教育は、文部科学省が定める学習指導要領及びその解説や、それらに基づいた教科書等を用いて、指導をしています。
　また、学校内で性に関する指導を行う場合は、児童生徒の発達段階を考慮すること、学校全体で共通理解を図ること、保護者や地域の理解を得ること、集団指導と個別指導の内容の区別を明確にすることに留意して実施をしています。