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第4回 堺市議会議員及び市長の倫理に関する調査会

更新日:2020年1月7日

令和元年11月25日開催

出席委員(13人)

植松 順子委員、江口 節子委員、中野 隆司委員、古崎 孝委員、堀川 正年委員、村木 勝司委員、渕上 猛志委員、伊豆丸 精二委員、西川 良平委員、石谷 泰子委員、水ノ上 成彰委員、芝田 一委員

会議の内容

午後1時30分開会

植松会長

 ただいまから第4回倫理調査会を開催いたします。
 なお、本日、浦野委員と水ノ上委員は、遅れる旨の御連絡をいただいております。
 本日の審査は、西村昭三議員からとなりますが、審査に入る前に、前回の審査の中で、報告者に確認してもらうようお願いしていた内容などについて、事務局から報告いただきます。それから審査に入ります。では事務局お願いします。

                 (水ノ上委員 到着)

事務局

 それでは御報告させていただきます。
 お手元の資料「第3回倫理調査会における質問・確認事項と回答」をご覧ください。
 ではまず、池側議員について説明させていただきます。質問確認事項は3点ございます。
 1点目は357ページ「資産等報告書 1土地」につきまして、「草部874番1」の種別「山林」と記載があるが、平成30年の報告書では「介在山林」とあります。その違いは何かという点。
 2点目が、「資産等報告書 1土地」につきまして、「草部872番」の種別に「宅地」と記載があるが、平成30年は「介在山林」とあります。変更された理由は何かということと、あと、課税標準額が前年に比べて大きく変動していることにつきまして、金額に誤りがないかという点でございました。
 3点目が「資産等報告書 1土地」につきまして、同じく「草部873番」の課税標準額が大きく変動しているが、金額に誤りがないかという点でございます。
 こちらにつきまして、まず1点目、種別に誤りがあったため、訂正届を提出するとの回答がございました。また、「草部929番」の種別についても誤りであったため、あわせて訂正するとの回答がございました。お手元にお配りしております訂正届とあわせてご覧ください。
 2点目につきまして、種別及び固定資産税の課税標準額に誤りがあったため、訂正届を提出するとの回答がございました。また、面積についても誤りであったため、訂正しますという回答でございます。
 3点目につきましては、同じく固定資産税の課税標準額に誤りがあったとのことで、訂正届を提出するとの回答がございました。
 訂正届ですが、今回1枚目の訂正届とともに、2枚目に、実際の原本に対する訂正内容、訂正印が押された原本のコピーを配付させていただいております。
では、訂正の内容を報告いたします。訂正する報告書の名称は令和元年資産等報告書、訂正箇所は1土地です。訂正内容は草部872番地の土地について、種別を宅地から介在山林に、面積を680.99平方メートルから680.00平方メートルに、固定資産税の課税標準額を5,598,661円から1,195,236円に訂正しています。また、草部873番地の土地の固定資産税の課税標準額を7,174,898円から10,924,199円に、草部874番地1の土地の種別を山林から介在山林に、草部929番地の種別を畑から市街化畑に訂正しています。訂正の原因は記載誤りのためです。
 以上が、池側議員の確認事項でございました。
 続きまして、大西議員について、報告いたします。376ページ「資産等報告書 7有価証券(4)株券」につきまして、関西電力760株と報告があるが、382ページの「所得等報告書 2前年の収入 配当金」には該当なしとある。該当なしで間違いないかという確認でございました。
 回答としては、配当金の記載漏れということで、訂正届が提出されております。あわせて、配当所得についても、記載漏れであったということでございました。
 大西議員の訂正届をご覧ください。訂正する報告書の名称は令和元年所得等報告書です。訂正の内容は、1前年分の所得の上場株式等の利子・配当所得を該当なしから32,844円に訂正しております。また、2前年中の収入の配当金を該当なしから関西電力株式会社(株式配当)32,844円に訂正しています。訂正の原因は、記載漏れのためでございます。2枚目に同じく、原本に対する訂正がなされておりますので、あわせて御確認ください。
 続きまして、石本議員につきまして説明いたします。
 466ページ「所得等報告書 2前年中の収入」について、その他にオリックス生命保険株式会社(確定年金)と老齢基礎年金(平成30年)の報告があるが、465ページ「1前年分の所得」の雑所得に記載がないのはなぜかという質問でございました。
 回答といたしましては、雑所得が記載漏れであったため、訂正届を提出するとの回答でございます。
 訂正届をご覧ください。石本議員につきましては、3枚の訂正届が提出されております。1枚目が「令和元年所得等報告書」、2枚目が「平成30年所得等報告書」、3枚目が「平成29年所得等報告書」になります。内容としては、いずれも雑所得の部分に所得として137,206円が新たに記載がされたものとなっております。
 続きまして、井関議員につきまして説明いたします。
 519ページ「資産等報告書 7有価証券(4)株券」について、フィリップモリスインターナショナル(PM NYSE)43株とあるが、平成30年の報告書に記載がない。前年に購入したと思われるが、529ページ「資産取引報告書 株券」に記載がないのはなぜかという確認事項がございました。
 確認いたしましたところ、同株券については、平成30年4月に15株、同年の6月に28株を購入したということで、各取引が30万円未満であったことから、報告が不要ということで記載していないとの回答がございました。
 この件についての訂正はございませんが、別の項目で訂正届が提出されていますので、報告をさせていただきます。
 訂正前の部分につきまして、「資産等報告書 7有価証券(5)その他」の外国債権につきまして、トヨタネザーランズ、額面12,000米ドルとされていたところが、額面30,000米ドルの誤りであったということでの訂正がなされております。
 あわせて、資産取引報告書につきまして、外国籍上場投資信託iシェアーズの分ですが、59株が19株、また、外国債券のトヨタネザーランズの買付、額面12,000米ドルが30,000米ドルの誤りだったということでの訂正がなされております。
 井関議員の質問・確認事項の2点目についてですが、前回、資産等報告書の有価証券につきまして、数が多く記載の順番も前年と変わっているので比較しづらいということで、その整合性を含めて、各項目との関連性をわかりやすく示してほしいという御意見でございました。
 これにつきましては確認を進めているところですが、今の状況でお示しできる状況にはございませんので、現時点で確認中とさせていただいております。この内容につきましては、次回の倫理調査会の中でお示しさせていただきたいと思っております。
                  (浦野委員 到着)

事務局

 次の上村議員に移らせていただきます。2点ございます。
 まず1点目が549ページ「資産取引報告書 前年の資産の取引」について、株券、ソフトバンク100株購入、取引価額「イ」とあります。2018年12月19日における株の最高値は8,358円、終値は8,184円であるが、取引価額は間違いないかということでございました。
 これにつきましては、1株当たり1,500円で購入したため、取引価額は間違いないとの回答がありました。なお、株数に誤りがあったため、訂正届を提出するとの回答もございました。
 訂正届をご覧ください。訂正前はソフトバンク100株購入と示されておりますが、訂正後はソフトバンク1,000株購入となっております。
 続いて、2点目の確認事項です。536ページの「資産等報告書 7有価証券(4)株券」につきまして、以下余白の記載が漏れてるのではないかということで、この部分について、訂正届により以下余白を追記されております。
 次に、池田議員について説明いたします。
 572ページ「資産等報告書 7有価証券(4)株券」について、株式会社フジテレビジョン2株と報告があるが、銘柄は間違いないか。フジ・メディア・ホールディングスではないかとの御指摘がございました。あわせて577ページ「所得等報告書 1前年分の所得」の配当所得について、間違いないかという質問がございました。
 回答としまして、銘柄、配当所得にそれぞれ誤りがあったため、訂正届を提出するとの回答でございます。あわせて、過去の報告書についても訂正するということでございました。
 訂正届をご覧ください。令和元年の報告について、株券の銘柄を、株式会社フジ・メディア・ホールディングスへ訂正しており、所得につきましては、前年分の配当所得が7,600円であったところ、8,800円ということで訂正がされております。株券の銘柄につきましては、平成30年、そして平成29年、28年、27年、26年、25年までさかのぼって、訂正届の提出がありました。また、所得につきましては平成28年までさかのぼって訂正がなされており、平成30年、29年、28年とも配当所得7,600円から8,000円に訂正されています。訂正の原因は記載誤りのためでございます。
 続きまして、野里議員でございます。
 647ページ及び648ページの「所得等報告書 1前年分の所得」「2前年中の収入」について、公的年金の所得及び収入の記載がないが間違いはないかという質問がございました。
 これに関しまして確認いたしましたところ、年金受給の手続を行っていないため、年金は受け取っていないということで、公的年金の所得及び収入はないとの回答でございました。
 前回の倫理調査会での質問・確認事項については以上でございます。
 あわせて、前回倫理調査会の中で、訂正があったときに、本来ならば手引きによると、原本に対して訂正がなされて押印、そして日付を記載することとなっているが、それが配付されてないのはどうかということで、配付してほしいという御意見がございました。今回お手元のほうに、今まで訂正届の提出があった分の原本のコピーをお配りさせていただいておりますので、また御確認をよろしくお願いいたしたいと思います。
 なお、右肩のところに平成27年と入っている資料がございますが、こちらが青谷議員の訂正届になります。平成27年から平成30年まで配付しています。それ以降は、それぞれ議員の名前が入っておりますので、あわせて御確認いただけますようお願いいたします。
 事務局からの報告は以上でございます。

植松会長

 ありがとうございました。
 ただいまの報告について、何か御質問等ございますでしょうか。

堀川委員

 はい。

植松会長

 はい、堀川委員。

堀川委員

 今報告を聞いてわかったことで、ちょっとお話をしたいと思います。何かといいますと、ソフトバンクの株式の話です。当初は株式100株購入となっていたところが、実は1,000株であったと。報告を聞いてわかったんですけども、購入されたのは、ソフトバンク株式会社の新株公開、新しく株を公開したときの株を、1株1,500円で購入されたということです。だから従前からあるソフトバンクホールディングスの株式ではなかったと。私は、そのソフトバンクホールディングスの株式かと思ったんですけども、それではなかったということの話です。ですから、ソフトバンクと言っても、一部上場している会社に2銘柄ありますので、そこら辺の区別がわかるようにしていただけたらいいのかなと私は思います。

植松会長

 はい。ではそれは、聞かせていただくだけでいいわけですか。

堀川委員

 次に、何か検討される機会があると思いますので、その機会に協議をされたらどうかなと思います。

植松会長

 確かに、似たような名前の株式がありますね。だから、株をしていない人にとっては、わかりにくいですけど、正確に書かれたほうがよいということですかね。
 西川委員、どうぞ。

西川委員

 銘柄が誤っている可能性があるということですよね。ソフトバンクホールディングスとソフトバンクというのは、別ものですものね。

堀川委員

 そうです。だからソフトバンクホールディングスとソフトバンク株式会社は、ソフトバンク株式会社がソフトバンクホールディングスの子会社という関係ですね。

西川委員

 はい。

植松会長

 金額も違っており、違う会社であるんだろうということですね。

堀川委員

 だから一番いいのは、一部上場の会社は、銘柄コードをもってますから、銘柄欄の会社の後ろに、コード番号を記載してもらうのがいいと思います。これは私の提案ですけども、これは次回、そういった対策を何か検討されるときに、また議論していただいたらいいかなと思います。

植松会長

 より正確を期するためにコード番号で。

堀川委員

 はい、わかりやすくするために。

植松会長

 プラスしたらいいのではないかということです。

堀川委員

 そうしますと、先ほどあったフジテレビホールディングスとフジ・メディア・ホールディングスなど、そこのところの違いもわかると思います。

植松会長

 はい。では、それは事務局のほうで、そのように記録しておいていただいたら、よろしいわけですか。

事務局

 この内容につきましては、検討をさせていただきたいと思います。

植松会長

 そのほかにございませんか。
 では、なければ、これより資産等報告書等の審査に移ります。時間としましては、2時間程度を予定していますが、時間内に全員の審査が終わらなければ、会議時間を延長するか、次回に審査を行うこととするか、その都度、皆さんにお諮りさせていただきます。
 なお、御発言に当たっては、具体的にどのような理由でそのように考えたかをお示しくださいますようお願いします。
 また、御発言の際には必ず挙手をし、マイクを使用してください。あわせて資産等報告書等のページ番号もおっしゃっていただくようにお願いします。
 では、679ページ、西村昭三議員です。西村議員について、何か御意見等はございますか。
 ございませんか。
 では私から。688ページの所得等報告書「その他」のところに老齢基礎年金784,347円とありますが、総合課税の雑所得として、前のページ687ページに所得金額を書くべきではないかと思うんですが。

事務局

 はい。事務局からよろしいでしょうか。

植松会長

 はい。

事務局

 老齢基礎年金784,347円と記載がございます。老齢基礎年金につきましては、一定の控除がございまして、1,200,000円を下回った場合は、丸々控除されることになりますので、所得としては上がってこないということになります。

植松会長

 はい、わかりました。
 ほかにございませんか。
 ないようですので次に移らせていただきます。
 続いて697ページ、大林健二議員です。何かございますか。
 なければ次に移らせていただきます。
 次の芝田議員は、倫理調査会の委員ですので後回しにします。
 次、733ページ、田渕和夫議員についてです。何か御意見等ありますか。
 ないようでしたら次に移らせていただきます。
 751ページ、裏山正利議員です。何か御意見等ございますか。

石谷委員

 はい。

植松会長

 どうぞ。

石谷委員

 細かいですが、765ページ関連会社等報告書で、住所のところ、「同上」が、下の2つが抜けてるかなと思います。去年のを比べたら、ちゃんと記載されていたので、ちょっとこれはもれているかなと思いました。

植松会長

 ありがとうございました。
 そのほかにはございませんか。では次に移らせていただきます。
 769ページ、宮本恵子議員です。何か御意見等ございませんか。
 ないようでしたら次に移らせていただきます。
 次、787ページ、吉川敏文議員です。何か御意見等ございますか。
 ありませんか。では、次に移らせていただきます。
 805ページ、吉川守議員です。何か気づかれたことはありますか。

村木委員

 はい、村木です。

植松会長

 どうぞ。

村木委員

 814ページです。給与の収入のところで、株式会社ARKという会社から120万円得ておられるんですけども、819ページの関連会社等報告書の報酬のあるものの中に記載がないんですけれども、これは記載漏れでしょうか。

植松会長

 事務局、どうでしょうか。

事務局

 この分につきましては、確認をしなければわからない部分でございます。以上でございます。

植松会長

 では、確認しておいてください。

事務局

 はい。

植松会長

 それでよろしいですか。どうぞ。

堀川委員

 堀川です。同じく814ページ、前年中の収入その他のところに、議員は北区金岡町2864番地、店舗・ガレージの賃借料として295万何がしを得ているとなっています。ところが、805ページ及び806ページの土地、建物には、その北区金岡町2864番地という記載がありません。この店舗及びガレージは、議員のものでしょうか。この件については、前年の報告書でも同じような報告になってますけども、事務局は何か情報をお持ちでしょうか。

植松会長

 事務局お願いします。

事務局

 はい、事務局です。今御質問があった件なんですけれども、平成29年当時に確認をさせていただいているのですけども、御父様がお亡くなりになられ、相続をすべきもので、誰が相続をするかについては未確定の状態になっていると聞いております。ただし、所得の申告自体はどなたかがする必要があるということで、相続人を代表して確定申告をしたため、収入のところには、報告を上げていると聞いております。相続については確定していないので、様式1の資産等報告書には記載はしていないということを聞いております。以上です。

植松会長

 それでよろしいでしょうか。堀川委員。

堀川委員

 堀川です。ちょっと、それでいいですかと聞かれても、そういう事情なのかということは、わかりましたけども、それで税法上またはその他のいろんな各手続上、正しいかどうかは、私はちょっと判断しかねます。ごめんなさい。

植松会長

 はい、わかりました。

村木委員

 はい。

植松会長

 村木委員、どうぞ。

村木委員

 今のに関連して、平成29年には、相続が確定していないということですけども、今現在もそうなのかどうか。記載漏れをされておられるんじゃないかなと。前年をそのまま踏襲して、先ほどもありましたけど、いろいろ記載漏れというのが。同じことじゃないかなと思いますので、確認していただけますでしょうか。

植松会長

 事務局、いかがでしょうか。

事務局

 はい。事務局です。令和元年の報告書を出していただくに当たりましては、そこまでは聞いておりませんので、念のためというところの中で、次回までに確認をさせていただいて報告させていただきたいと思います。以上です。

植松会長

 はい。ありがとうございました。そのほかにはございませんか。
 では、次に移らせていただきます。
 823ページ、乾恵美子議員です。何か気づかれたことはありますか。
 ございませんか。ないようですので次に移らせていただきます。
 次、839ページ、長谷川俊英議員です。何か気づかれたことはありますか。
 ございませんか。
 では私から。848ページの、前年中の収入について、大阪厚生信用金庫の定期預金の利子というのは、分離課税だから総合課税のところに記載されてないということでしょうか。

事務局

 事務局です。
 これに関しては、確認いたしまして、また次回、報告させていただきたいと思います。

植松会長

 はい、わかりました。ありがとうございます。
 ほかにございませんか。
 ないようですので次に移ります。
 続いて、永藤市長の審査に移ります。永藤市長について、何か御意見ございますでしょうか。

中野委員

 はい。

植松会長

 中野委員、どうぞ。

中野委員

 中野です。ちょっと確認なんですが、永藤市長は、今回就任されたということで、報告書の提出は、この資産等報告書だけでいいということですね。

事務局

 はい。事務局です。4つある報告書のうち、条例の規定に基づきまして、資産等報告書だけ提出をいただいており、それ以外の報告書については、条例上、提出を求めているものではないということで、この資産等報告書のみとなっているものです。以上です。

中野委員

 はい。中野です。わかりました。

植松会長

 はい。ほかに何かございませんか。
 ないようですので、次に、本調査会委員である議員の方の審査に移ります。クリーム色のファイルの資料インデックス8番の書面審査及び文書による説明依頼についての「2.委員である議員の審査」で、自己の資産報告書が審査される間は退席することとなっておりますので、自身の審査の際に退席をし、別室で控えていただき、審査が終われば席に戻っていただく形をとらせていただきたいと思います。審査中に出た各委員への質問については、事務局が別室の委員に聴き取って、すぐに回答できる場合は報告するという流れにしたいのですが、皆さん、いかがでしょうか。
                  (「異議なし」の声あり)

植松会長

 よろしいですか。はい。では、報告書のページ順に審査を行います。
 最初は147ページ、渕上猛志議員です。渕上委員は退席をお願いします。事務局は別室へ案内してください。
                   (渕上委員 退室)

植松会長

 では147ページ、渕上議員について、何か御意見はございますか。
 何かございませんか。質問や意見がないようでしたら席に戻っていただきます。事務局、案内してください。
                   (渕上委員 入室)

植松会長

 次は215ページ、伊豆丸精二議員です。伊豆丸委員、退席をお願いします。事務局は別室へ案内してください。
                  (伊豆丸委員 退室)
 215ページ、伊豆丸精二議員について、何か意見ある方がおられましたらお願いします。
 伊豆丸議員について、ございませんか。ないようですので、席に戻っていただきます。事務局、案内してください。
                  (伊豆丸委員 入室)

植松会長

 次は323ページ、西川良平議員です。西川委員、退席をお願いします。事務局は別室に案内してください。
                   (西川委員 退室)

植松会長

 西川議員について、何かございませんか。
 では私から1点。325ページの預金・貯金のところで、それぞれ価額区分「イ」というのは100万から200万の報告がありますが、337ページにスルガ銀行35万というのが8件あります。それを単純に合計すると280万になり、この額が200万以上になると思うんですが。何か勘違いありますか。事務局、お願いします。

事務局

 はい、事務局です。325ページの分につきましては、当座及び普通預金・普通貯金を記載していただくということになっております。337ページは、その他の預金・貯金ということで、別のものということです。

植松会長

 そうですか。すみません。私の勘違いでした。ありがとうございました。

中野委員

 はい。

植松会長

 はい、中野委員どうぞ。

中野委員

 中野です。これもちょっと確認なんですが、ページ数でいいますと、332ページです。このページの上から2行目、土地の地番のところですが「堺市中区平井6番」、それが去年は「6番地」ということで「地」がついていたと思うんです。細かいですけど。それとその下の「中区平井2番3」というのが、去年は「2番地3」だったと思います。ですから記載ミスか、あるいは、これでいいのかということの確認と、次の333ページですが、建物の物件で1番上ですが、「堺市中区平井986番地2」、これは去年が「987番地」だったと思うんですが、地番も変わっておりますが、このあたりの何か理由がありましたら教えていただきたいと思います。以上です。

植松会長

 事務局お願いします。

事務局

 では、別室の御本人のほうに確認させていただきたいと思いますので、お待ちいただけますでしょうか。

堀川委員

 今、西川議員の件ですね、ついでに言っていいですか。

植松会長

 どうでしょうか。少しまとめてお尋ねするというようなことで、先に質問を受けていいですか。

事務局

 お願いいたします。

植松会長

 はい。お願いします。

堀川委員

 堀川です。339ページ、そこに議員は株券として4銘柄をお持ちということになっています。昨年の報告書を見ますと、その上の2つだけ記載があります。つまり下の2つの、みずほファイナンシャルグループと宇部興産株式会社の株券は、新たに昨年以降、新規に取得したものと思われます。しかし、353ページ資産取引報告書には、株券のところに取引をしたという記録はございません。みずほファイナンシャルグループは、これ株券が70株となっています。そして、みずほファイナンシャルグループの価格からしますと、多分、取引の金額は30万円以下なので記載が不要かと思いますが、宇部興産株式会社のほうは1株あたりの単価が約2,200円ほどしますので、1,000株としますと、記載が必要かと思いますが、いかがでしょうか。

植松会長

 その点も確認をお願いします。

事務局

 はい、事務局です。この2点につきましては取得価格30万円未満ということで、記載は不要ということで伺っておるんですが、あわせて、この分についても確認させていただきたいと思います。

植松会長

 すごく資産の量も多いので、少し時間をかけて、審査をします。
 333ページの下から2番目のところに、和泉市のカーサ・エスプランドルという共同住宅について、建物の所有として出ているんですが、こういう集合住宅の土地の持ち分については、記載しなくていいんでしょうか。

水ノ上委員

 土地はこれ、賃借ですね。324ページの上にある地上権に記載がありますので、これは借りているんですね。

植松会長

 借りてるんですか。

水ノ上委員

 はい。借りて建てているみたいですね。

植松会長

 だから、記載しなくてもよいわけですか。

水ノ上委員

 だからまあ、土地じゃなくて、これ324ページの2建物の所有を目的とする地上権又は土地賃借権に記載されています。

植松会長

 地上権又は土地の賃借権。ここに記載があったのですね。はい。わかりました。私はそれでいいです。
 皆さんはどう思われるかわかりませんが、私としましては、大変多額の借り入れのもとに、たくさんの不動産を所有されていることが、議員の副業としては、もちろん許されているからなさっているんだと思うんですが、この状態がちょっと議員活動に支障がないかとかの心配があるんですけど。そういうことを言うのは条例の趣旨からすると適切ではないとされるかもわかりませんが。
 この方以外に1名、もっと少額でしたが同じような報告者の確認をしたときに、それを感じたんですけど、それのもう何倍もの額であるし、それからはるか昔の記憶ですけど、バブルの時期に、もう普通のサラリーマンまで、自分の右肩上がりで給料が上がる中で少しでも節税をしたいということで、銀行からお金を借りて、マンションの1室でも買って、そして人に貸して、形の上では減価償却とか、あるいは銀行から借りている利子とか、それを経費に算入できるので、形の上ではマイナスになる。こちらでもマイナスになってますけど、そうしたものを総合課税で引いてもらえるので、本職である、この給与所得から引かれる税金も、随分少なくできるということで、手を出す人がすごく多かった。それが人によっては大きな経済負担になっているというような記事を読んだことがあるんです。その当時に。そうした心配がないのかとか、これは質問をすることではなくて、懸念として、一市民の委員がこういうふうに感じたということだけ聞いていただいたら、それでいいかなと思います。
 ほかにございませんか。
 はい。それでは、今までに出た質問事項を確認していただきます。
                 (事務局 質問事項確認)

事務局

 事務局です。3点について確認してまいりました。
 332ページの土地につきまして、上から2つ目、3つ目、「平井6番地」と「平井2番地3」ではないかということの御指摘があったんですが、これも実際の証票を見て確認しますということでございました。
 あわせて次の333ページの建物、1番目が「平井986番地2」となっておりますが、昨年は「平井987番地」だったということで、これに関しましても、正確を期するために、実際の証票を確認して、再度回答しますということでございます。
 3点目が、339ページの有価証券、宇部興産株式会社について30万円を超える額になり、資産取引報告書に記載が必要ではないかという部分なのですが、これに関しましても確認いたしまして、次回報告させていただきますとのことでございました。以上でございます。

植松会長

 はい、ありがとうございました。
 では席にお戻りいただきます。事務局、案内をお願いします。
                    (西川委員 入室)

植松会長

 次は475ページ、石谷泰子議員です。石谷委員、退席をお願いします。事務局は別室へ案内してください。
                    (石谷委員 退室)

植松会長

 475ページ、石谷議員について何か御質問ございますか。
 何かございませんか。
 意見がないようでしたら席に戻っていただきます。事務局、案内してください。
                    (石谷委員 入室)

植松会長

 次は587ページ、水ノ上成彰議員です。水ノ上委員は退席をお願いします。
                   (水ノ上委員 退室)

植松会長

 水ノ上成彰議員について、何か御意見ございますか。
 ございませんか。
 では、水ノ上委員に席に戻っていただきます。事務局、案内してください。
                   (水ノ上委員 入室)

植松会長

 次は715ページ、芝田一議員です。芝田委員は退席をお願いします。
                   (芝田委員 退室)

植松会長

 芝田一議員について、何か気づかれたことはありますか。

堀川委員

 はい。よろしいですか。

植松会長

 堀川委員、どうぞ。

堀川委員

 堀川です。716ページに建物についての記載がございます。上から4つ目、電気室について、そこの床面積が307.29平米となっています。昨年の報告書を見ますと、同じ箇所282.47平米とあります。これ数字が大きくなって変わってるんですけども、持ち分比率は変わってませんし、番地も変わってませんから、どっちかが間違いじゃないかと思うんですけども、確認をお願いできませんでしょうか。お願いします。

植松会長

 はい。ほかにございませんか。
 ほかにないようでしたら、その点を確かめていただきます。
                   (事務局 質問事項確認)

事務局

 事務局です。確認させていただきましたところ、本年提出いただいています、この電気室の床面積が正しいものということで、昨年の報告書が誤っていたので、訂正いたしますとのことでございます。以上です。

植松会長

 はい、ありがとうございました。
 では芝田委員に席に戻っていただきます。御案内ください。
                    (芝田委員 入室)

植松会長

 以上で、全ての報告者の審査が一通り終了いたしました。
 次回に持ち越した質問事項等については、次回事務局から報告いただくこととします。
 また、これから審査の結果を意見書としてまとめるため、次回の調査会からは、意見書の検討に入ることになります。次回の調査会に向け、意見書について事務局より説明をお願いしたいと思います。では事務局、お願いします。

事務局

 それでは事務局より、意見書について説明をさせていただきます。
 お手元の資料、平成30年資産等報告書等に関する意見書をご覧ください。
 この意見書ですが、1年間の審議の結果をまとめたもので、各議員、市長の資産等報告書等の審査結果とともに、付属意見等、例えば、こうすればもっと審査しやすいのではないかといった点からの意見等を付したものでございます。まず一通り、事務局で項目の説明をさせていただいた後、改めて委員の皆様で、記載内容等の検討を行っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、1ページをお開きください。1ページから2ページでは、「第1 資産等報告書等の記入状況」としまして、全報告者の記載内容を「記入あり」もしくは「該当なし」の別で集計し、それぞれの人数を記載しています。例えば1番目の「土地」でしたら、「記入あり」が28人、「該当なし」が20人、次の「地上権又は土地の賃借権」につきましては、1人が「記入あり」、47人が「該当なし」ということで、以下同様に集計したものを2ページにわたって記載しています。
 また2ページの下部では、「第2 会議の経過」としまして、年度内の開催ごとの日時や審議概要等を記載しています。
 次に3ページから4ページをご覧ください。ここでは「第3 審査」としまして、倫理調査会の審査方法を記載しています。記載内容は、クリーム色ファイルのインデックス7番から9番と同じ内容となっております。
 続いて5ページをお開きください。ここでは「第4 資産等報告書等に対する審査結果」としまして、各報告者に係る審査結果を記載しています。主に調査会からの指摘により、報告書の訂正があったかどうかをもって審査結果とし、指摘による訂正があった場合には、その指摘内容を記載しています。例えば2番、伊豆丸精二議員ですが、審査の結果、調査会の指摘による訂正事項等がありませんでしたので、「調査会の指摘による訂正事項なし」とし、指摘による訂正等がなかった方については、以下同様に記載しております。
 次に1番、西川知己議員の審査結果をご覧ください。西川議員につきましては、昨年度の審査の中で文書による説明を求めました。その結果、指摘による訂正等がなかったため、このように審査結果を記載しております。また4番、信貴良太議員については、資産等報告書の「5 預金・貯金」欄の記載誤りを指摘しておりますので、その旨を記載しております。結果報告は7ページまで続きます。
 次に7ページの下部をご覧ください。「第5 条例第10条の規定に基づく市民の調査請求」として、当該調査請求の有無について記載し、「第6 資産等報告書等の提出遅滞、虚偽報告又は調査に協力しなかった等」の項目では、該当する報告者の有無について記載します。
 次に8ページをご覧ください。「第7 報告もれがあった者の氏名とその内容」では、記載漏れなどがあった報告者の氏名と、訂正届の内容を記載しています。
 また9ページの「第8 記入誤りがあった者の氏名とその内容」では、記載誤りのあった報告者の氏名と、訂正届の内容を記載しています。内容報告は17ページまで続きます。
 最後に18ページをご覧ください。ここでは「第9 付属意見等」としまして、平成30年度の倫理調査会の中で審議いただいた内容や御意見等について、まとめて記載しております。
 なお、クリーム色の資料ファイルのインデックス5番の堺市長の倫理に関する条例施行規則を御確認いただきたいのですが、第17条として、「意見書の作成に当たっては、少数意見についても付記するものとする」となっております。その場合は、意見を述べられた委員のお名前とあわせて意見書に記載することとなります。
 最後に19ページですが、ここには倫理調査会の各委員のお名前を、報告者ということで記載させていただいております。会長、副会長、委員の順に、委員につきましては、まず市民選出委員を記載し、その後に議会選出委員を列記させていただいております。意見書提出日につきましては、市長への提出日を記載しております。
 以上で、意見書について説明を終わらせていただきます。

植松会長

 ありがとうございました。
 まず構成については、従来からおおむね、このような形でまとめられており、構成を一から議論するというよりも、これまでの意見書との連続性や統一性なども考慮しますと、よほど問題があるといったことがなければ、記載項目の構成自体は従来のものにあわせてまとめていくほうがよいと思うのですが、よろしいでしょうか。
                 (「異議なし」の声あり)

植松会長

 はい。皆さんに御賛同いただけたようですので、構成は従来のものに準じた形でまとめることとします。
 次に、「第9 付属意見等」のところですが、先ほど事務局からの説明にありましたが、「例えば、こうすればもっと審査をしやすいのではといった点からの意見」を記載することになります。進め方については、これまでの議論の内容を踏まえて、次回、皆さんで御審議いただきたいと思います。皆さん、いかがでしょうか。
                 (「異議なし」の声あり)

植松会長

 皆さんに御賛同いただけたようですので、事務局に素案をまとめてもらうこととします。
 それでは最後に、日程調整に入ります。事務局、お願いします。

事務局

 次回の日程ですが、5回目を1月に開催させていただきたいと考えております。1月10日金曜日に開催したいと思うのですが、皆様の御都合はいかがでしょうか。14時からということで、いかがでしょうか。
                 (「異議なし」の声あり)

植松会長

 それでは、次回は1月10日金曜日、14時から開催させていただきます。
 次回は、意見書の検討に入る予定です。場所については、後日、事務局から文書で通知いたしますので、よろしくお願いいたします。
 これをもちまして、第4回倫理調査会を終了いたします。
 どうもありがとうございました。

午後2時55分閉会

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