庁議議事要旨 平成27年2月10日
更新日:2015年2月13日
案件1 自転車通行環境整備60キロメートル構想(案)について
・建設局長 案件説明
建築都市局長
自転車道や自転車レーンは鮮やかなブルーで着色されているが、歴史的なところ、例えば百舌鳥古墳群の緩衝地帯や都心の環濠エリアなどは警察とも協議してもらって、景観にも配慮したような形をとってもらえればと考えている。とくに歴史的なところについては出来るだけ景観を配慮してほしい。
建設局長
緩衝地帯のエリアや環濠エリアなどについては、警察とも協議をして、自転車レーン等の色や表示の仕方について配慮していきたい。都市景観室とも連携をして進めていく。
田村副市長
先月、大阪府の交通対策協議会があり、そこで堺市の「自転車のまちづくり推進条例」について説明した。大阪府警をはじめ府内の関係者の皆さんに堺市のこの取組みについてよい印象をもってもらったのではないかと思う。
全国で「自転車のまち」と言っているのは、堺市を含めて20くらいあるらしいが、関西においては、まず堺市が名実ともに「自転車のまち」として、相応しいことをやっていかなければならないと思っている。そのため、自転車道や自転車レーンなどの整備を推進して、他の市町村、とりわけ泉州の市町をリードするよう、是非頑張ってもらいたい。
自転車道や自転車レーンの整備においては都市計画道路の整備がベースとなるが、この整備についても堺市は他の市町村より頑張っているので、このような有利な面を大いに活用して、自転車道等の整備で、泉州、そして大阪府をリードしてもらいたい。
狭間副市長
整備エリアの選定の基本的な考え方だが、自転車利用の多いエリア、そして自転車事故が多い箇所を優先的に整備するのはもちろんと思うが、あわせて、来訪者が「自転車のまち・堺」を楽しむ、都市魅力の向上という視点も必要ではないか。
市長
この構想は平成25年度から60キロメートルを整備するということだが、構想ということならなぜ平成27年度からにしないのか。過去に整備したものを含めるのではなく、27年度から何キロメートル整備するという打ち出し方をすべきではないのか。
建設局長
自転車通行環境整備計画の中にある自転車ネットワークの中から優先的に整備する路線を抽出した結果、平成25年度から整備している7.7キロメートルも含めた60キロメートルを10年間で整備する構想とした。
60キロメートル構想ということで警察とも協議してきたが、市としての打ち出し方について再度、警察も含め協議をしていきたい。
産業振興局長
自転車レーンに並行して歩道がある場合、道路交通法では一般的に自転車は歩道を通行できないが、子どもと高齢者は歩道でも自転車レーンでも通行できるということになっている。子どもたちはどちらを走行するのがいいのか、安全面も含めての考え方はどうか。
建設局長
以前は、自転車も歩道を通行することを容認していたが、平成23年に国から通達が出されてからは、自転車も車両なので車道を通行させるという考え方が厳格化された。子どもでも歩道を走ると歩行者との接触などの事故があるので、小中学校などの自転車の安全教室などを通じて自転車レーンを走行するよう啓発していきたい。
その他報告事項
中條副市長
先日、職員の処分を4件プレス発表した。これらの事例は、職場の他の職員からの通報で発覚したもの。管理職が気づいていなかったということが大きな問題である。
職場の風通しをよくして、職場で何が問題になっているかを管理職によく把握させて、それを必ず報告させ、速やかに対応するように。
日頃から、職場の状況について、問題意識を持って注意しておくことが必要。副市長への報告についても報告するかどうか迷うような場合はすべて報告してほしい。
情報は共有して、迅速に対応するということをもう一度この場で周知徹底したい、それぞれの局・区において改めて周知するように。
市長
今回の処分の事案については、このようなことが行われている職場があったのかと本当に恥ずかしい思い。未だに悪しき風土が澱のように沈殿している職場があるならば、しっかり澱を外に出して徹底的に根絶し、意識改革をしていかなければならない。
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