御廟表塚古墳

指定区分
国指定史跡

　百舌鳥古墳群　いたすけ古墳・長塚古墳・収塚古墳・塚廻古墳・文珠塚古墳・丸保山古墳・乳岡古墳・御廟表塚古墳・ドンチャ山古墳・正楽寺山古墳・鏡塚古墳・善右ヱ門山古墳・銭塚古墳・グワショウ坊古墳・旗塚古墳・寺山南山古墳・七観音古墳・御廟山古墳内濠・ニサンザイ古墳内濠

　御廟表塚（ごびょうおもてづか）古墳は、百舌鳥川北岸に位置する帆立貝形古墳ですが、耕地開発や宅地開発により、周濠の大半が埋められ、前方部が失われています。史跡指定地は、後円部及び北東隅に残された周濠の一部です。
　平成20年度（2008年度）の地中レーダー探査では、後円部中央に埋葬施設が存在する可能性が高まり、平成23年度（2011年度）の発掘調査では、後円部は2段築成であり、テラス上に埴輪列が並ぶことを確認しました。

　前方部の短い前方後円形の古墳

　北区中百舌鳥（なかもず）町4丁536-7他

　堺市

　帆立貝形古墳

　墳丘長84.8メートル、後円部径67.6メートル、同高8メートル、前方部幅32メートル

　古墳時代（5世紀後半）

　平成26年（2014年）3月18日　統合・追加指定・名称変更