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黒姫山古墳の位置と規模

更新日:2015年1月8日

 黒姫山古墳くろひめやまこふんは、百舌鳥古墳群もずこふんぐん古市古墳群ふるいちこふんぐんとのほぼ中間にあたる美原区黒山くろやまに所在します。前方部ぜんぽうぶを西側に向けた、2段築成ちくせいの前方後円墳で5世紀中頃に造られました。大きさは、全長114メートル、後円部径64メートル、高さ11メートル、前方部幅65メートル、高さ11.6メートルです。墳丘ふんきゅうの周りには、幅約15から20メートルのほりがめぐり、濠の外側には、推定幅約5メートルの周庭帯しゅうていたい(古墳を大きくみせるためか、一定幅の外域)があり、北側くびれ部には、造出つくりだしが設けられています。墳丘斜面は葺石ふきいしで覆われ、平坦面には埴輪はにわ列がめぐります。その面積は、墳丘が7,522平方メートル、周濠部しゅうごうぶ4,795平方メートル、周庭帯22,000平方メートルになります。

古墳全体図

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