企画展「描かれた仏の世界」<令和元年10月5日(土曜)~11月4日(月曜・祝日)>
更新日:2021年8月16日
「釈迦三尊像」光明院蔵
「親鸞聖人絵伝」四 真宗寺蔵
会期
令和元年10月5日(土曜)~令和元年11月4日(月曜祝日)
休館日:月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)
展示の概要
寺院に伝来した仏教絵画は、法会の本尊として敬い結縁するため、あるいは寺の歴史を説くため、さまざまな機能を持った信仰の対象として大切にされてきました。堺の寺院には多くの仏教絵画が伝わりますが、それらはまた堺の歴史を物語る史料でもあります。
本展ではありがたくも美しい、魅力あふれる仏教絵画の世界を、ここ堺から多様な視点でご紹介します。
展示構成
第1章 仏(祖師)のお話をものがたる
1‐1 仏涅槃のものがたり
1‐2 親鸞のものがたり
1‐3 長谷寺開創のものがたり
第2章 仏の世界観をあらわす
第3章 それぞれの仏や祖師に祈りをささげる
堺市指定「仏涅槃図」一幅 元禄9年(1696)月蔵寺蔵
仏涅槃図は釈迦の入滅に際し、横たわる釈迦と、釈迦を慕い悲しむ会衆を描いた絵画です。本作は元禄9年に京都の商人である谷口法悦が寄進し、855人もの結縁者が名を連ねています。ほかにも福成寺、法道寺に伝わる仏涅槃図も展示します。是非見比べてみてくださいね!
大阪府指定「和泉長谷寺縁起」三巻のうち下巻(部分) 室町時代 長谷寺蔵
堺の長谷寺に伝わる長谷寺開創のものがたり。本展では同じく堺・長谷寺伝来の「泉州堺長谷寺縁起」二巻もあわせて展示します。
堺市指定「法起菩薩曼荼羅図」一幅 室町時代 高倉寺宝積院蔵
金剛山に住むという法起菩薩を中心とした珍しい曼荼羅。聖徳太子、行基、役行者も配され、独自の信仰がうかがえます。もとは裏面に墨書されていた大永5年(1525)の修理銘には「太輔法眼」の筆であることが記され、南都絵所の清賢が描いたものであることがわかります。
展示図録を販売します。詳細はこちら
関連イベント
学芸講座
日時
令和元年10月27日(日曜)午後2時~午後3時30分
講師
当館学芸員
場所
地階・博物館ホール、および企画展会場
内容
事前申込不要、参加無料。ただし、企画展観覧には観覧料が必要
当館学芸員による展示品解説
日時
令和元年10月5日(土曜)、10月12日(土曜)、11月2日(土曜)午後2時から(45分程度)
講師
当館学芸員
場所
企画展会場
内容
事前申込不要、当日直接企画展会場へ。観覧料が必要
企画展「描かれた仏の世界」チラシ(表)(PDF:203KB)
企画展「描かれた仏の世界」チラシ(裏)(PDF:157KB)
開館時間や観覧料、博物館へのアクセスなど、利用案内はこちら
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このページの作成担当
文化観光局 歴史遺産活用部 博物館 学芸課
電話番号:072-245-6201
ファクス:072-245-6263
〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 堺市博物館
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