堺トラムについて
更新日:2022年1月17日
平成27年3月1日から堺トラムが「茶ちゃ」「紫おん」「青らん」の3編成体制になり、天王寺駅前~浜寺駅前間の毎日運行を行います。
※一部我孫子道発着の区間運転があります。
※点検等により、代替車両での運行となる場合があります。
堺トラムを含む低床式車両の運行ダイヤ等、詳細につきましては、阪堺電気軌道株式会社のホームページをご覧ください。
愛称「堺トラム」とロゴについて
低床式車両を通して、幅広く堺を発信していきたいとの想いから、「堺」と路面電車という意味の「トラム」を合わせた「堺トラム」を愛称に選定しました。
※「堺トラム」は、堺市の支援により阪堺線に導入した低床式車両(計3編成)に共通する愛称です。
堺トラムの特徴
外観について
堺トラム・茶ちゃ
堺トラム 茶ちゃ
「茶ちゃ」の外観は、世界文化遺産登録をめざす百舌鳥古墳群や阪堺電車の緑と千利休の「わび」をイメージした白茶をベースに、アクセントにシャンパンメタリックを配し、車体前後部に「堺刃物」をイメージした黒のラインをレイアウトしています。
呼称については、「茶」にちなんだ「茶ちゃ」としました。
堺トラム・紫おん
堺トラム 紫おん
「紫おん」の外観は、内外装の基本的なデザインは「茶ちゃ」と共通ですが、車両の個性化を図ることを目的に、車体側面上部のカラーを堺が生んだ近代文学を代表する与謝野晶子さんが好んだ色であり、堺市の花である「ハナショウブ」をイメージする紫色としています。
呼称については、与謝野晶子やハナショウブをイメージする呼称であることや「しおん」という響きに温かみがあり、誰にでも優しい低床式車両であることから「紫おん」としました。
堺トラム・青らん
堺トラム 青らん
「青らん」の外観は、堺発展の象徴である海の青さをイメージする色であること、堺市の市旗の色であること、かつて東洋一といわれた浜寺の海水浴場をイメージする色であることから「青」を用いることとしました。
呼称については、浜寺の海や堺市の市旗の色である青色を表現しており、響きが良いことと、日本の伝統色である「青藍」(せいらん)が堺市の市旗の色に近く、「らん」が「走る」「藍」といった様々意味を持ち、今回の堺トラムをイメージさせることから「青らん」としました。
バリアフリー対応について
堺トラム(乗車風景)
これまでの車両では停留場との段差が約40センチあったのに対して、堺トラムでは段差が約5センチと乗り降りする際の段差がなく、高齢の方や障害のある方、ベビーカーの方など、誰もが利用しやすい車両となっています。
車内について
堺トラム(車内)
車内は、木材を随所に使うとともに、木目柄・和紙柄の化粧板、すだれカーテン、電球色ダウンライトを用い落ち着いた和のイメージを、また、「堺更紗」をモチーフにしたシート柄で華やかさも演出しています。
また、窓が大きいため、車内からの眺望が非常に優れていることや、車内の移動をしやすくするよう通路幅を最大限確保していることによって、車内の快適性が向上しています。
さらに、車内に設置された液晶画面には運賃や次の停留場を表示するとともに、堺の観光映像を放送することで阪堺線を利用された方に堺の観光をPRしています。
フォトギャラリー
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