堺大空襲 次世代の語り部育成
更新日:2026年1月13日
次世代の語り部育成の活動は、Instagramからも随時発信しています。
堺市ダイバーシティ推進部(@sakaishi_diversitysuishinbu)<外部リンク>もご覧ください。
概要
本市では、堺大空襲の歴史や、平和の大切さを次世代に伝えるために、ピースメッセンジャーという語り部ボランティアを派遣しています。ピースメッセンジャーは登録制で、堺大空襲の体験者が活動されていますが、継続することが難しくなりました。
「次世代の語り部育成事業」とは、ピースメッセンジャー等、堺大空襲の体験者の貴重な体験を次の世代を担う方々が継承し、継続的に市内学校等で講話ができるように育成する取組で、令和6年度から実施しています。
第1期 次世代の語り部育成~羽衣国際大学と連携~
次世代の語り部育成事業は、段階を経て実施します。第1期次世代語り部は、羽衣国際大学と連携した「プロジェクト演習」により育成しました。
「プロジェクト演習」の流れは次のとおりです。
(1)「戦争に関する基礎知識」の習得などを目的とした人権研修を、堺市立平和と人権資料館で行いました。
(2)学生がピースメッセンジャーとの交流を通して、説明資料の構成を検討しました。
(3)この間の学習や交流をもとに、学生が説明資料等を作成しました。
(4)市職員、小学生に対し実際に講話することで、説明資料等を改善し、完成させました。
第1期 プロジェクト演習
(1)学び
まずは、語り部自身の学びから始まりました。
次世代の語り部たちは、戦争のことをあまり知りません。平和と人権資料館を訪れ、戦争体験談を聴いたり、平和と人権資料館職員から説明を受けたりと、戦争の学びを深めていきました。戦争体験談に協力してくださったのは、久保照男さん。堺大空襲を語る久保さんのおだやかな口調に、語り部たちは静かに聞き入りました。
戦争体験者久保さんの講話
堺市立平和と人権資料館職員からの説明
(2)交流
学びの中で、次世代の語り部たちに戦争への思いが芽生えました。感じたこと・疑問に思ったことなどを、少人数に分かれてピースメッセンジャーと話し合いました。交流を通して、次世代の語り部として伝えたいことが次第に固まりました。
ピースメッセンジャーとの交流1
ピースメッセンジャーとの交流2
(3)自分の言葉で
次世代の語り部たちは、ピースメッセンジャーの思いを受け止め、自分たちの言葉で子どもたちに伝えました。
どうすれば子どもたちに戦争のことが伝わるか
どんな工夫があれば子どもたちの興味を引くか
次世代の語り部たちも戦争を知りません。だからこそ何が伝わりにくいのかが分かります。弱みを強みに変えて伝え方を工夫し、シナリオや説明資料を丁寧に作っていきました。
シナリオの検討
グループミーティング1
グループミーティング2
(4)さあ、学校へ
最後の確認です。小学生の前で、語り部として講話をします。大切なのは、ピースメッセンジャーから託された平和への思いを、自分たちの言葉で伝えること。語り部たちは、自分たちの中で育った平和への思いを精一杯小学生に伝えました。
小学生との関わりのなかで、語り部たちは気づきをもらいます。この気づきからシナリオや説明資料を改善しました。
自分の言葉で
手作りの焼夷弾模型を使って
活気あふれる小学生
平和へのメッセージを寄せる
(5)終わりに
プロジェクト演習の過程は、J:COMチャンネルで放映されました。
YouTube hagoromoTV(外部リンク)からご覧いただけます。
堺市 × 羽衣国際大学 プロジェクト演習 「堺大空襲 次世代の語り部育成」2024年12月21日ジェイコム放送分
第2期 次世代の語り部育成~大学連携から、市民へ広がる語りの実践~
概要
第2期次世代語り部は、羽衣国際大学だけでなく、広く一般の皆さんからも募集しました。
羽衣国際大学の学生と一緒に、戦争体験者と交流したり、平和と人権資料館で研修を受けたりすることで、堺大空襲への学びを深めました。そして演習の最後には、実際に市内の小・中学校などで講話を行っています。
戦争体験者との交流の様子
小学校での講話の様子
平和と人権展での講話の様子
第3期 次世代の語り部育成
第3期生を募集します。第2期生と同様に羽衣国際大学との連携を継続しながら、市民の皆さまからも募集を行います。
1 募集概要
対 象:戦争体験の伝承に意欲のある方
募集期間:令和8年2月2日(月曜)~令和8年3月27日(金曜)
※応募後、面談で本事業の趣旨や活動内容への理解等を確認します。
申込方法:電話、メールまたはファックスで人権推進課までご連絡ください。
電話:072-228-7420 メール:jinkensui@city.sakai.lg.jp ファックス:072-228-8070
なお、メールまたはファックスでお申し込みの場合は、以下の必要事項を記入してください。
「件名:堺大空襲 次世代の語り部募集について」
(1)名前(2)電話番号(3)メールアドレスまたは住所
※申込後、メールまたは郵送で事業内容等の詳細な資料を送ります。
募集人数:15人程度
2 実施内容
| 時期 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|
令和8年 | 研修 | 平和と人権資料館で本市職員が研修を実施し、「堺大空襲に関する基礎知識」の習得をめざします。 |
令和8年 | 交流継承 | 戦争体験者と対話し、次世代の語り部として発表するための説明資料の構成を検討します。 |
| 令和8年 5月~6月 | 資料作成 | これまでの研修、交流継承で習得したことを、説明資料等に取り入れます。 |
| 令和8年 7月~ | 資料審査 | 作成した資料の内容に誤りがないか等の審査を行います。 |
登録 | 次世代の語り部登録後は、学校等で講話を行います。 |
※研修、交流継承は、指定日時に参加していただきますが、都合が合わない場合は別途対応します。
このページの作成担当
市民人権局 ダイバーシティ推進部 人権推進課
電話番号:072-228-7420
ファクス:072-228-8070
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館6階
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