堺大空襲の体験を伝える ピースメッセンジャー
更新日:2024年10月2日
第2次世界大戦では、多くの市民が犠牲になりました。中でも、昭和20(1945)年7月10日の堺大空襲では、1,860人の命が奪われています。
戦争を知らない世代が広がる中、戦争体験を後世に伝えることが大切です。
宿院方面戦災図
戦災直後の堺市街地
ピースメッセンジャーが伝える戦争体験
ピースメッセンジャーとは、二度と戦争が起こらないようにとの願いのもとに、堺大空襲などの戦争体験をみなさんに直接伝える語り部ボランティアです。ピースメッセンジャーの生の声に託された、戦争の恐ろしさ・平和の大切さを是非お聞きください。
ピースメッセンジャーの派遣
・対象
堺市内の小・中学校等、堺市内に在住・在勤・在学の団体やグループ
・申込先
人権推進課(連絡先はページ下部)
・申込方法
人権推進課に事前相談のうえ、実施希望日の1カ月前までに、紹介申込書を送付
・注意事項
会場や必要機材は、申込団体でご用意ください(会場にかかる費用は、申込団体でご負担ください)。
ピースメッセンジャーの会場までの移動・椅子の用意など、できる限りご配慮ください。
・以下の場合は、申込をお断りする場合があります
一般市民への参加を広く呼び掛けるなど、集客を目的としたもの
大学や専門学校での、単位の授業としての利用
政治や宗教への勧誘を目的とした集会
企業の顧客向けなど、営利を目的とした集会
宴会など飲食しながらの集会
その他、ピースメッセンジャーの趣旨に反すると判断した場合
ピースメッセンジャーを募集
ピースメッセンジャーとして活動してくださる語り部ボランティアを募集しています。堺大空襲を体験された方や、その直後の厳しい状況を体験された方、ご自身の体験を一人でも多くの市民にお伝えください。主な活動先は、堺市内の学校やグループです。
ピースメッセンジャーにご興味を持たれた方は、人権推進課までご連絡ください。
ピースメッセンジャーを継承するため、次世代の新たな語り部を育成しています。
堺大空襲を知る
YouTubeで知る 堺大空襲
DVDで知る 堺大空襲
戦争体験証言集「堺大空襲」のDVDを貸出しています。
炎の中を逃げ惑った人、かけがえのない家族を失った人など、苦難を生き抜いた37人の方に戦時下の暮らしや空襲のの様子を話していただき、堺大空襲の記録や写真とあわせて収録しています。
- Vol1 堺大空襲編39分
- Vol2 学校生活・疎開編 26分
- Vol3 学徒動員編 28分
- Vol4 絵本編 28分
この他にも、平和に関するDVDがあります。申込など詳細はこちら
体験する 堺大空襲
堺市立平和と人権資料館(フェニックス・ミュージアム)には、堺大空襲の様子を映像で再現したジオラマ・ファンタビューが展示されています。防空壕(復元)に入って体験することもできます。
資料で知る 堺大空襲
被害年月日 | 死者 | 重傷者 | 軽症者 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|
(第1次) | 昭和20(1945)年3月13日 | 4 | 8 | 8 | 20 |
(第2次) | 昭和20(1945)年6月15日 | 8 | 29 | 28 | 65 |
(第3次) | 昭和20(1945)年6月26日 | 4 | 2 | 8 | 14 |
(第4次) | 昭和20(1945)年7月10日 | 1,860 | 223 | 749 | 2,832 |
(第5次) | 昭和20(1945)年8月10日 | - | 1 | 1 | 2 |
計 | 1,876 | 263 | 794 | 2,933 |
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このページの作成担当
市民人権局 ダイバーシティ推進部 人権推進課
電話番号:072-228-7420
ファクス:072-228-8070
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