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令和6年度第3回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2024年8月26日

開催日時 令和6年6月12日(水曜) 10時00分開会 11時30分閉会
会場 堺市役所 本館3階 大会議室 第2会議室
出席委員

委員長 永田 守(弁護士)
委員  下久保 清美(公認会計士)
委員  西山 哲郎(関西大学教授)
委員  横山 久代(大阪公立大学教授)

(委員長、職務代理者以下、五十音順)

欠席委員 なし
事務局 観光企画課長 木下 智尋 外
所管課 スポーツ施設課長 若林 敦子 外
傍聴人数 0人
案件名

(1) サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について
(2) サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について

会議資料

次第(PDF:35KB)
委員名簿(PDF:48KB)
資料1-1 募集要項の概要(鴨谷体育館等)(PDF:167KB)
資料1-2 募集要項の概要(サッカー・ナショナルトレーニングセンター)(PDF:169KB)
資料2-1 選定審査方法について(PDF:123KB)
資料2-2 面接審査について(PDF:54KB)
資料3-1 選定基準(審査表)(鴨谷体育館等)(PDF:123KB)
資料3-1 選定基準(審査表)(サッカー・ナショナルトレーニングセンター)(PDF:148KB)
募集要項(案)等(鴨谷体育館等)(ファイル:11,040KB)
募集要項(案)等(サッカー・ナショナルトレーニングセンター)(ファイル:20,465KB)

開会

事務局

令和6年度第2回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を開催する。

委員紹介

永田委員、下久保委員、西山委員、横山委員の順で紹介した。

定足数の確認

出席者4人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。

配付資料の確認

配付資料一覧により確認した。
 資料1「募集要項の概要」
 資料2「審査方法及び採点について」
 資料3「指定管理者候補者選定基準」外

本日の予定の確認

本日の会議では、案件1「サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」、案件2「サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」を審議することを確認した。
なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。

(議事の進行役が委員長に移る)

委員長

会議の公開等

堺市指定管理者候補者選定委員会規則第6条第1項の規定に基づき、会議は公開となっているが、堺市情報公開条例第7条各号に掲げる情報を審議するときは、非公開とすることができる。
指定管理者を選定するための次回以降の会議については、同条例第7条第5号に規定する審議、検討又は協議に関する情報を審議するときに該当するため非公開とする。

案件審議

これから案件の審議に入る。まず、案件1「サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」について、施設所管課から施設概要の説明を受けた後、審議いただく。それでは、施設概要について説明をお願いする。

施設所管課

施設概要の説明

堺市立鴨谷体育館、鴨谷野球場は、昭和60年に設置され、泉北高速鉄道 光明池駅から近く、電車でのアクセスが良いのが特徴となっている。体育館内には、4つの体育室やトレーニング室、研修室などの施設を備えており、さらに堺市南図書館 美木多分館も設置されている。体育館に隣接する鴨谷野球場は、本市では数少ない硬式野球場がある。そのほか、体育館と少し離れた立地にある荒山テニスコートは、砂入り人工芝コート6面等を有する施設となっている。これら鴨谷体育館、鴨谷野球場、荒山テニスコートを一括して、指定管理対象施設とするもの。
次に、堺区にあるサッカー・ナショナルトレーニングセンター、愛称J-GREEN堺は、平成22年に開設し、日本最大級のナショナルトレーニングセンターとして、天然芝フィールド5面、人工芝フィールド11面、フットサルフィールド8面を有しており、国内外を含め年間70万人以上が来場する施設となっている。敷地内のクラブハウス内には、レストランを備えているほか、会議室・ミーティングルームといった諸室を備えている。

委員長

説明について、質問はあるか。

各委員

(質問なし)

委員長

募集要項等についての審議に移る。説明をお願いする。

施設所管課

募集要項等の説明

資料1「募集要項の概要」等により説明した。

委員長

説明について、各委員から質問や意見はあるか。

西山委員

募集要項の概要には、堺市立鴨谷体育館等(以下、鴨谷体育館)も堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(以下、J-GREEN堺)もどちらも「大阪・関西万博など市の施策への積極的な協力」との記載があるが、資料一式の方にも大阪・関西万博については記載されているのか。

施設所管課

鴨谷体育館の募集要項14ページ(9)「本市の施策との整合・協力 (カ)市政への協力」において、「令和7年には、大阪・関西万博が開催されるのでこれらの取組にも積極的に協力してください」と記載している。

西山委員

具体的にどういうことを想定されているのか。

施設所管課

各施設を訪れる方々に、大阪・関西万博に関連した情報提供ができればと考えている。具体的な取組みについては、次期指定管理者と協議を進めながら実施していきたいと考えている。

西山委員

2027年にはワールドマスターズゲームズが開催され、J-GREEN堺はサッカーの会場となっていたと思うが、そのことについては言及されないのか。ワールドマスターズゲームズの場合、30歳以上の年齢であればエントリーすると誰でも出場できる大会となっている。関西全体で少なくとも3万人ぐらいが来訪すると想定されており、主にオーストラリアやニュージーランド、アメリカなどから参加される。2025年の大会は台湾で開催されるため、2027年大会では、東アジアの参加者が増えることが期待される。本大会は観光を兼ねて参加される方も多いが、大会前に宿泊とセットでJ-GREEN堺で練習される方もいらっしゃるかもしれない。

委員長

使用することが既に分かっているのであれば、西山委員のおっしゃるとおり応募者にも知ってもらっていたほうがよいかと思う。

施設所管課

ワールドマスターズゲームズでのJ-GREEN堺の利用については、ご認識のとおり、競技会場となる予定をしている。この件について、追記させていただく。

委員長

では、追記事項については、西山委員と相談して整理し、そのうえで各委員に確認をとって承認するという流れでお願いしたい。

施設所管課

承知した。

横山委員

J-GREEN堺にある合宿所であるドリームキャンプは、堺市の指定管理者とは別のところが管理しているという認識で合っているか。

施設所管課

お見込みの通り。

横山委員

J-GREEN堺の募集要項には、「施設等の維持管理の関する業務」の中に「ドリームキャンプとの連携」との記載がある。施設を運営するうえで大会開催と宿泊は切り離せないものだと思うが、現状ではその連携をどう進めているのか。

施設所管課 

現在、本市とJ-GREEN堺の指定管理者とドリームキャンプを運営している一般社団法人大阪府サッカー協会の3者で毎月活用促進会議を開き、宿泊関係やJ-GREEN堺の利用状況等を適宜共有し連携を図っている。

横山委員

ブラインドサッカーや車いす競技の大会も開催されているが、その体制であれば、仮に障害のある方が体調急変したとして、J-GREEN堺とドリームキャンプとで別々に対応しているのではないかとお見受けするが、指定管理者が新たに変わることで、現在のような連携はとれるのか。

施設所管課

宿泊の有無等に限らず、体調急変等の緊急対応についても連携して対応している。指定管理者が変わっても、これまでどおりの連携を進めたいと考えている。

下久保委員

利用料金については前金払いが原則となっていたが、仮に未収金が出た場合は最終的にどのような取り扱いとなるのか。指定管理者の責任で収入がマイナスになるということか。

施設所管課

お見込みのとおり。未収金が生じた場合は、指定管理者の債権となる。公募資料別紙6の年度協定書においても、徴収できなかった利用料金については指定管理者の債権となる旨を記載している。

下久保委員

未収金が残ったまま指定管理者が変更となった場合はどうなるのか。

施設所管課

指定管理者が変更した場合でも、引継ぐことはなく、未収金発生時の指定管理者の債権となる。

委員長

言い換えれば、未収金の債権はそれぞれの指定管理者に帰属しており、市から指定を受けて施設管理をしているとはいえ、市の会計の問題ではなく、指定管理者の会計上の問題となるためその債権をどうするかは指定管理者が決めるということか。

施設所管課

ご認識の通り。いわゆる私債権となる。

委員長

他に質問や意見はあるか。

各委員

(質問なし)

委員長

それでは、サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について、西山委員からご指摘のあったワールドマスターズゲームズに関する記述については、施設所管課で検討して追記案を提示し、各委員から承認をもらうということを条件として、それ以外については原案のとおり承認することに異議はないか。

各委員

異議なし

委員長

異議なしと認め、本件は先ほど申した内容で承認する。

委員長

次に、案件2「サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」について、事務局から説明を受けた後、審議いただく。
それでは、選定審査方法について、説明をお願いする。

選定審査方法の説明

施設所管課

資料2「審査方法及び採点について」及び資料3「指定管理者候補者選定基準」により説明した。

委員長

説明について、質問や意見はあるか。

横山委員

募集要項の自主事業(2)を読むと、各施設に求めることが大きく異なっており、鴨谷体育館の方が高齢者の利用や平日の利用促進を重視されているとお見受けした。一方でJ-GREEN堺の方は、高齢者健康増進事業については記載されていないが平日の利用促進は記載されている。ただ、立地面を鑑みると実現可能性として難しいのではないか。平日の利用促進よりも募集要項に記載されている「市内の歴史文化資源等を活用した利用者獲得・市内観光誘導事業」を重視すべきではないか。選定基準では、平日の利用促進に関する内容を含む配点が23点と比重が大きく、平日利用促進の実現可能性の困難さを考えると、審査が難しいと思っており、審査基準として自主事業(2)に関しての内訳の点数が必要ではないか。

委員長

過去に他の委員会で採点をしてきたが、細分化して点数配分をすると、その配分が適切なのかという議論にもなってしまうので、細分化するよりも、採点の際に委員間で注視するところを議論しつつ、各委員の専門的な裁量で点数をつけていただく方がやりやすいかと思う。

西山委員

スポーツ参加率が低いのは働き手世代で、鴨谷体育館は若い女性の参加率を上げる施策を考えてもらう必要があると思っている。その世代のスポーツ参加率が低い理由として、高齢者の方が週末も利用されていて空きがなく、働き手世代は予約が取れないということが考えられる。配点について変更はしなくてよいと思うが、採点する際は平日の高齢者の利用が促進されるかという点も考慮する、という方法が考えられる。

施設所管課

現状の平日の利用促進として、高齢者向けの体操教室がたくさん入っている。

委員長

両施設とも23点の配点において、自主事業に関しての審査の視点が平日の利用促進だけでいいのかという点は、確かに考えさせられる。市として、J-GREEN堺の平日利用はどう考えているのか。

施設所管課

体育館であれば限られたスペースで色々な教室ができるが、J-GREEN堺は広大な面積でフィールドが多くあるので、果たして何ができるのかという課題は開設当初からあった。平日利用の促進はなかなか厳しいとは思っているが、市として平日においてもより多くの方に利用してほしいと考えているので、今回提案をしてもらう方法をとった。

横山委員

市としてはJ-GREEN堺も平日の利用促進を重視するという認識でよいか。

施設所管課

重視というより、平日利用の課題に対して現状のままにするのではなく、提案していただこうというもの。

横山委員

それであれば、審査の視点に平日の利用促進だけではなく、堺市民の利用向上や観光への誘導について記載してはどうか。

西山委員

観光への誘導という点については、インバウンドも見据えているかと思うが、J-GREEN堺のホームページを見ると、英語・中国語・韓国語に対応しているが、予約は日本語のみか直接電話するかしかない。電話対応については、英語・中国語・韓国語に対応できるのか疑問である。ワールドマスターズゲームズ開催の2027年はそういった問題が起こる可能性がある。

委員長

J-GREEN堺に関して、平日の施設利用を促進する取組と堺市民の利用を促進する取組とでは、同じレベルの課題として考えているのか。

施設所管課

今回は自主事業の提案項目について、現状の課題に対応した項目を設定した。運動習慣の定着が課題となっており、ライフステージに応じたスポーツ機会創出事業は、鴨谷体育館・J-GREEN堺ともに記載している。またJ-GREEN堺については、全国から団体や利用者が訪れるため、施設のポテンシャルを生かした施策や市内観光への誘導という点で地域活性につながる施設を目指してほしいと考えている。平日の施設利用を促進する取組と堺市民の利用を促進する取組は優劣があるものではない。

委員長

募集要項で色々記載していても、選定基準で市が重要視していることを書いているのと書いていないのとでは提案内容が変わってくる可能性があるため、鴨谷体育館もJ-GREEN堺も選定基準の記載内容について検討をお願いしたい。(3)のなかでそれぞれの配点を記載するのではなく、(3)の内容を修正するか(4)として項目を足すかは施設所管課で検討し各委員に確認いただくという流れでよいか。

各委員

異議なし

委員長

他に質問や意見はあるか。

各委員

(質問なし)

委員長

サッカー・ナショナルトレーニングセンター・鴨谷体育館等の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について、資料3-1および3-2の(5)の審査の視点(3)の表記について、(3)を変更するかもしくは(4)を増やすかは施設所管課で再検討し、修正した部分について各委員に持ち回り決裁の形で承認するという流れでお願いしたい。その点を除き、原案の通り承認することに異議はないか。

各委員

異議なし

委員長

異議なしと認め、本件は先ほど申した内容で承認する。
本日の案件の審議は全て終了した。

閉会

以上で、令和6年度第3回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

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このページの作成担当

文化観光局 観光部 観光企画課

電話番号:072-228-7493

ファクス:072-228-7342

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館2階

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