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令和6年度第4回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2024年8月26日

開催日時 令和6年6月26日(火曜) 10時00分開会 12時00分閉会
会場 堺市役所 本館3階 大会議室 第3会議室
出席委員

委員長 永田 守(弁護士)
委員  下久保 清美(公認会計士)
委員  大久保 充代((公財)八尾市文化振興事業団業務執行理事兼事務局長 兼 八尾市文化会館 館長)
委員  山田 正行(高野山大学特任教授)

(委員長、職務代理者以下、五十音順)

欠席委員 なし
事務局 観光企画課長 木下 智尋 外
所管課

文化課参事  村井 宏司 外

傍聴人数 0人
案件名

1 堺市立東文化会館の指定管理者候補者選定にかかる書類審査について
2 堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定にかかる書類審査について

会議資料

次第(PDF:35KB)
委員一覧(PDF:49KB)
審査方法及び採点について(PDF:175KB)

開会

事務局

令和6年度第4回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を開会する。

定足数の確認

出席者4人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。

配付資料の確認

配付資料一覧により確認した。
資料「審査方法及び採点について」 外

応募団体との関係の有無確認

応募団体と関係のある委員はいないことを確認した。

応募団体からの接触等の有無確認

応募団体から委員長、委員及び市職員に対して、本件応募について、自己の有利となる目的のために、接触等の働きかけがないことを確認した。

本日の予定の確認

本日の会議では、案件1「堺市立東文化会館の指定管理者候補者選定にかかる書類審査について」、案件2「堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定にかかる書類審査について」を審議することを確認した。
なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。

(議事の進行役が委員長に移る)

委員長

案件審議

それでは案件の審議に入る。まず、案件1「堺市立東文化会館等の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」に関し、所管課から説明をお願いする。

施設所管課

企画提案の概要説明

いずれの応募団体も、応募に必要な条件を満たしていることを報告した。「応募団体の企画提案内容の概要」について説明した。

委員長

施設所管課から説明のあった件について、質問、意見等はあるか。

各委員

(質問なし)

委員長

書類審査

選定審査表により仮採点を行うにあたっての注意事項について、施設所管課から説明をお願いする。

施設所管課

資料のとおり説明した。 

委員長

書類審査を行うにあたり、委員間での意見交換を行う。応募書類を確認したところ、準備不足ではないかと感じる団体があった。例えば、 堺市立東文化会館運営共同事業体などは、利用者数について、仕様書で示す「市として求める目標・水準等」以下の目標を提案している。目標設定を団体側が誤解していることもあり得るが、他団体はこの設定を踏まえた提案をしているし、また、利用者目標は多くの方に利用いただくという意味で重要な指標なので、この点は気になる。

大久保委員

全体を通して気になった点として、いずれの団体も、運営方針や方向性は概ね提案書に示されている。しかし、例えば、審査表(1)(1)「管理の基本方針」などでは、団体が方針・方向性を示すにあたり、堺市の施策をふまえることはもとより、施設特性や実際の状況を鑑みることや、場合によってはヒアリングを行うことなど、実現に向けて具体的に記載している団体もあれば、抽象的な方向性だけの記載に留まりそれをどう具現化していくのかに結びついてない団体もあり、その点で差があると感じた。

山田委員

確認したい点として、さかいみらい文化創造グループの提案されている文化芸術振興事業内容で、税理士等による財テクの講演会というものがある。私は、財テクも広い意味では文化振興となるという理解だが、判断は委員判断ということでよいのか。

委員長

例えば、指定管理事業と自主事業との違いなどは、制度上の問題となるかと思うが、文化振興をどう捉えるかという点は、各委員の専門性や見識に基づき、自由に判断いただいてよいかと考える。

大久保委員

人員配置について、堺市ラーニングコモンズは常勤2人、残りは非常勤で対応という配置になっているが、この体制で提案事業を実施するにはリスクがあると感じている。現指定管理者も同様の体制をとっているので、全く不可能ということではないのだろうが、当団体以外は常勤スタッフを手厚く配置されているところが多く、この点で評価に差が出ると思う。

下久保委員

堺市立東文化会館コミュニケーショングループは10%前後の利用料金アップを提案している。公の施設は「全ての人が利用できるように」という趣旨だと思うので、安易な値上げは良くないのではないかと思う一方、コンテンツの内容や数には安心感もあるので、増額の提案をどうとらえたらいいのか。

委員長

利用料金を増額すること自体は問題ないか。

施設所管課

条例の範囲内であれば増額は可能。利用料金に関しては、まず、条例上の金額があり、その次に、条例に基づき市が運営する際の規則上の金額という二つの基準を示しており、現状、東文化会館の利用料金の上限は、規則の基準に基づいている。

大久保委員

現状、規則の額が上限になっている。今回の提案は条例の範囲内ではあるが、規則よりは10%上回るものという理解でよいか。

施設所管課

その理解で結構です。従って、この提案に対応するには規則改正も考慮する必要があり、加えて、公共料金であることから、市全体のバランスを考慮した議論の必要もあるため、令和7年4月1日からそれができるかというと、非常に難しいと言える。

委員長

仮に当該団体が選ばれる場合、前提条件として、対応可能かわからない内容なので市と協議をして、できる範囲でやってもらうということか。

施設所管課

そうです。

委員長

その点については、委員判断で点数をつければいいという理解でよいか。

施設所管課

結構です。

山田委員

他の行政でも、指定管理業務に関わっているが、毎年の指定管理者からの事業報告に対して、各外部委員の立場で意見を言わせてもらっている。堺市でも同様に、指定管理者の事業報告の内容や、提案されている利用料金の値上げなどについても、外部委員として意見や提案は可能なのか。例えば、毎年の予算決算等の事業実績を見て、次の年度の施設運営に反映することはできるのか。

施設所管課

指定管理料に反映するという部分でいえば、社会的な環境の激変等以外での対応は基本的になく、予想された収支計画の収入に満たなかったからといって指定管理料を増やすというような対応はしない。

委員長

所管課による毎年の評価のほか、堺市全体の指定管理者の評価がある。私も何度か市全体の評価委員をやったことがあるので、その場でも、外部委員は選定された団体へ意見や評価を行うことは可能。 

委員長

この他に意見はないようなので、これより採点を行う。

各委員

(採点)

委員長

それでは、集計結果について、ご確認いただく。各団体の合計得点を、最も高いものから順に読み上げる。
第1位 アクティオ株式会社    合計得点278点
第2位 堺市立東文化会館コミュニケーショングループ    合計得点266点
第3位 さかいみらい文化創造グループ    合計得点253点
第4位 堺市ラーニングコモンズ    合計得点237点
第5位 堺市立東文化会館運営共同事業体    合計得点226点
この結果、上位3者であるアクティオ株式会社、堺市立東文化会館コミュニケーショングループ、さかいみらい文化創造グループが面接審査に進むこととなった。

委員長

続いて、案件2「堺市立美原文化会館の指定管理者候補者選定にかかる書類審査について」に関し、所管課から説明をお願いする。

企画提案の概要説明

いずれの応募団体も、応募に必要な条件を満たしていることを報告した。「応募団体の企画提案内容の概要」について説明した。

委員長

施設所管課から説明のあった件について、質問、意見等はあるか。

各委員

(質問なし)

委員長

書類審査

選定審査表により仮採点を行うにあたっての注意事項について、施設所管課から説明をお願いする。

施設所管課

資料のとおり説明した。

委員長

書類審査を行うにあたり、委員間での意見交換を行う。

大久保委員

東文化会館の内容と突合して見たが、全体として、先ほどの東文化会館の評価と近い印象。東との違いという点で、南海ビルサービス株式会社の提案内容のうち、審査表の2(1)安定的な経営資源で、管理を行うための経営資源を適切に考えてヒト・モノ・カネ・資格・ノウハウに関して記載する部分があるが、ほぼ経済的・金銭的支援に関する内容しかなかった。資格やノウハウには全然触れられてないので重要と考えられていないのかなと感じた。

山田委員

堺市ラーニングコモンズは、栂・東・美原の3館連動を前提とした提案となっている。全体で連動するという点について評価するのか、逆に、一部だけの選定になった際は連動部の提案をどうするのかという点や、いずれの施設も似た提案となっていることをどう評価するのか、迷っていた。

委員長

この点は確かに悩ましいが、採点に関しては、委員判断でよいかと考える。

委員長

他に意見はないようなので、これより採点を行う。

各委員

(採点)
それでは、集計結果について、ご確認いただく。各団体の合計得点を、最も高いものから順に読み上げる。
第1位 アクティオ株式会社    合計得点282点
第2位 株式会社JTBコミュニケーションデザイン    合計得点279点
第3位 南海ビルサービス株式会社    合計得点259点
第4位 堺市ラーニングコモンズ    合計得点236点
この結果、上位3者であるアクティオ株式会社、株式会社JTBコミュニケーションデザイン、南海ビルサービス株式会社が面接審査に進むこととなった。

委員長

閉会

以上で、令和6年度第4回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

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このページの作成担当

文化観光局 観光部 観光企画課

電話番号:072-228-7493

ファクス:072-228-7342

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館2階

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