令和6年度第7回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会会議録
更新日:2024年8月26日
開催日時 | 令和6年7月8日(月曜) 9時00分開会 12時20分閉会 |
---|---|
会場 | 堺市役所 本館3階 大会議室 第3会議室 |
出席委員 | 委員長 永田 守(弁護士) (委員長、職務代理者以下、五十音順) |
欠席委員 | なし |
事務局 | 観光企画課 山田 剛志 外 |
所管課 | 文化課参事 村井 宏司 外 |
傍聴人数 | 0人 |
案件名 | (1)堺市立東文化会館の指定管理者候補者選定にかかる面接審査について |
会議資料 |
次第(PDF:33KB) |
開会
事務局
令和6年度第7回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を開催する。
定足数の確認
出席者4人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。
配付資料の確認
配付資料一覧により確認した。
資料「審査方法及び採点について」 外
応募団体との関係の有無確認
応募団体と関係のある委員はいないことを確認した。
応募団体からの接触等の有無確認
応募団体から委員長、委員及び市職員に対して、本件応募について、自己の有利となる目的のために、接触等の働きかけがないことを確認した。
本日の予定の確認
本日の会議では、案件1「堺市立東文化会館の指定管理者候補者選定にかかる面接審査について」、案件2「堺市立東文化会館の指定管理者候補者の選定結果について」を審議することを確認した。
なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。
(議事の進行役が委員長に移る)
委員長
案件審議
それでは案件の審議に入る。まず、案件1「堺市立東文化会館の指定管理者候補者選定にかかる面接審査について」に入る。施設所管課から、面接審査の流れについての説明をお願いする。
施設所管課
資料のとおり説明した。
委員長
施設所管課から説明のあった件について、質問、意見等はあるか。
各委員
(質問なし)
委員長
面接審査
それでは、面接審査に移る。事務局には進行管理をお願いする。
事務局
面接審査(アクティオ株式会社)
アクティオ株式会社に入室してもらう。
<アクティオ株式会社入室>
事務局
面接審査の進め方について説明した。
団体名、出席者の役職と名前の紹介をお願いする。
<アクティオ株式会社の出席者紹介>
事務局
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。
<アクティオ株式会社のプレゼンテーション>
委員長
質疑応答(アクティオ株式会社)
それでは、質疑に入る。まずは私から質問する。
今回の本施設への応募目的を教えてほしい。また、来場者数の目標達成の可否、目標達成に向けて一番に取り組む項目を教えてほしい。
アクティオ株式会社
現在美原区に所在の施設の運営を行っているが、美原区民は東区の施設を利用しており、逆に東区民は美原区の施設を利用している。そのため、双方合わせて運営したほうが効果的であると考えた。来場者数の目標は現状と乖離があるが、東文化会館にはギャラリーがあり、企画展の実施により新しい層の開拓も可能と考える。加えて、寺子屋的空間をつくるなど、日常の中でふらっと利用してもらえる企画を実施し、文化施設に興味を持ってもらいたいと考える。
大久保委員
提案内容は大変バリエーションにとんだ取組であると感じた。提案書に「従来の取り組みを継承し、地域の課題にコミットした発展的運営へ」とあるが、例えばどれが現在の取組でどれが新たな取組か。
アクティオ株式会社
市民が主体となって行っているプログラムや0歳児からのオーケストラの取組など、市民主体の団体等との連携や子どもに対する取り組みは継承したい。また、新たな取組として、防災に関するイベントや若い方を取り込むファッションショーを行いたい。特にファッションショーは、当日までの準備過程から若者と関わりを持てると考えている。加えて、障害者やひとり親家庭にも気軽に参加してもらえる社会包摂の取組も意識したい。
大久保委員
ファッションショーは盛り上がるが、単年度実施にならないよう次年度にも引き継ぐ工夫などはあるか。
アクティオ株式会社
デザインの講座やダンスなどファッションに派生する企画など、ニーズに応じた企画を毎年行いたいと考えている。
大久保委員
「特定の曜日を利用している方が不利益とならないよう、休館日についてはフレキシブルに変更する」との提案があるが、どのように変更するのか。変更により利用者の混乱を招くと思うが、変更は積極的に行う予定か。
アクティオ株式会社
現在休館している時間帯を試験的に開館していく。そのうえで、利用者ニーズのヒアリングを行いながら定めていきたい。休館日を無くすのは運営上難しいが、開館できる日があるのか検証していきたい。時間の拡大が市民にとって有益なのかの検討は積極的に進めたいが、1年前から予約の受付を行っている近隣施設と比較すると、堺市の予約受付は11カ月前からでありビハインドな状況もあると思うので、休館日と利用の在り方を協議したい。
大久保委員
運営には職員の研修・育成なども非常に大事だが、人件費が低めに設定されている。CS(顧客満足度)は大事だが、ES(従業員満足度)も大事。人件費の設定はこの金額でも大丈夫なのか。
アクティオ株式会社
人件費は人によってばらつきは出てくる。体制によって設定金額が上がる可能性はあるが、平均値として記載している。
委員長
館長は既に内定しているのか。
アクティオ株式会社
社内異動や新規採用など、これから検討する予定。
委員長
常勤職員も同じように採用する予定か。また、現職に声をかけて、引き続き着任してもらうことはよくあるのか。
アクティオ株式会社
現時点では未定だが、施設で現在働いている職員の雇用確保も大事であると考えている。また、これまでも指定管理者が切り替わる際に、現職に引き続き着任してもらうことはあった。館長は重要なポジションなので、人選や待遇面も考慮し適切な体制を組んでいく予定。
山田委員
文化芸術振興事業計画書に記載の各事業の対象予定人数を見ると、400人や600人など集客に積極的であると感じるが、この人数を各月連続して集客することは可能なのか。
アクティオ株式会社
東文化会館は駅直結という利点がある。また、駅周辺にかなりの方が住んでいることから、ある程度達成は可能であると考えている。隣接する大阪狭山市やホールのない北区民などにも来てもらえるよう誘客したい。
山田委員
来場者数が多いイベントの場合、現状の職員配置で施設利用者の安全確保は可能か。
アクティオ株式会社
各事業の中で必要な安全確保・動線確保を適切に行う。他市の施設では市民参加型での安全管理も行っており、市民の案内誘導は徹底していきたい。
山田委員
あくまでも市民はボランティアなので、市民参加型は避けたほうが良いのでは。
アクティオ株式会社
安全確保のマネジメントは指定管理者で行うが、災害時等に市民の中に注意をする人がいるのといないのとでは違うと考えている。
山田委員
不登校やひとり親家庭に対する事業の募集や実施には一定の配慮が必要かと思うが、対応は考えているのか。
アクティオ株式会社
タイトルなど募集方法の検討は必要であると考えている。
大久保委員
運営におけるDX化の導入をどのように考えているか。
アクティオ株式会社
職員の労務や総務管理に関する書類整理や勤怠管理等のDX化を社内で推進している。対外的なDX化は今後検討予定。
大久保委員
公立の施設ではあまり進んでいない来館者の管理(属性分析)などをDX化するわけではないのか。
アクティオ株式会社
来館者の管理のDX化にはコストがかかるので、現状アナログとデジタルが併存している。現状、東文化会館で行う予定はないが、運営の中で必要性が出てきた際には実施していきたい。
大久保委員
提案書内に「SNSを利用目的に合わせて活用」とあるが具体的にはどのようなことか。
アクティオ株式会社
インスタグラムやXは拡散力があるので、活用により利用者の認知度を上げたい。また、ある程度認知度が上がり、密にコミュニケーションをとりたい場合は、フェイスブックも活用していきたい。
大久保委員
提案書内に「多世代・多方面に向けた効果的な広報・情報発信」とあるがどのように実現していくのか。
アクティオ株式会社
SNS等を活用し、学校や福祉事業者にも発信したいと考えている。
大久保委員
提案書内に「安定した事業推進を行うため、アドバイザーの起用を検討」とあるが、アドバイザーの運営への関与の頻度や具体的な役割は。
アクティオ株式会社
事業の関わり方は今後検討するが、アドバイザーには事業の方向性などについてのアドバイスを月1回か2回程度もらう予定。
下久保委員
文化芸術振興事業計画書内の「マンガ制作講座」について、入場料や対象予定人数が空欄になっているがそれぞれの想定数は。
アクティオ株式会社
参加費は1,000円。対象予定人数は30人を想定している。
委員長
共用部分を貸館にしたいとあるが条例を変えないといけないので難しいと思われるが、自主事業であればできるのではないか。
アクティオ株式会社
施設内の活用できる部分は活用していきたい。利用者が通る通路等での取組は必要と考えているので、最初は貸館というよりは、自主事業での実施を考えている。ニーズがあれば今後堺市と相談して貸館実施することも検討したい。
委員長
他に質問がないようなので、アクティオ株式会社の質疑応答を終了する。
それでは、退室をお願いする。
<アクティオ株式会社退室>
面接審査(堺市立東文化会館コミュニケーショングループ)
堺市立東文化会館コミュニケーショングループに入室してもらう。
<堺市立東文化会館コミュニケーショングループ入室>
事務局
委員の紹介を行い、面接審査の進め方について説明した。
団体名、出席者の役職と名前の紹介をお願いする。
<堺市立東文化会館コミュニケーショングループの出席者紹介>
事務局
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。
<堺市立東文化会館コミュニケーショングループのプレゼンテーション>
委員長
質疑応答(堺市立東文化会館コミュニケーショングループ)
それでは、質疑に入る。まずは私から質問する。
今回の本施設への応募目的を教えてもらいたい。また、来場者数の目標達成の可否、目標達成に向けて一番に取り組む項目を教えてもらいたい。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
現在運営している他の施設では、堺市の教育発展に貢献し、引き続き地域の活性化を担いたいとの思いで応募した。来場者数はコロナ前の水準に戻すことを目標としている。堺市内の他の施設の状況も見て目標の達成は非現実的ではないと考えている。また、駅直結のアクセス性を活かして自習やコアワーキング利用などで新規の方も誘客したいと思う。
大久保委員
提案書内に運営コンセプトの記載があるが、東区エリアの課題と運営コンセプト「未来創造拠点」との関係性・結びつきは。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
東区は65歳以上の市民が多く、大規模な商業施設がないので家族が集まる地域ではないと認識している。利用者アンケートからは、子どもの利用率が低いことも分かっているため、子どもが身近に使える施設や若年層を含む社会人が利用しやすい施設にしたいと思い、コンセプトを立てている。
大久保委員
提案書内に「利用申込は、毎月月初に抽選会を開催」とあるが、現状の先着順から変更するのか。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
先着順は平等ではないので、変更予定。
大久保委員
地域では先着順が馴染んでいるが、いつからどのように実施する予定か。利用者の混乱が無いようにしてもらいたい。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
1年間は変更の周知等を行い、その後地域の理解を得られてから変更したい。
大久保委員
約10%増の利用料金改定について、見直しには市と協議の上承認が必要だが、承認されない場合の対応はどのように考えているのか。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
その場合は利用率を上げていきたい。有料利用を増やすことに軸を置いて目標達成を行いたい。
山田委員
文化芸術振興事業計画書では、入場料や参加費等が無料の事業もあるが、採算はとれるのか。料金を徴収する事業も計画書内に記載の金額や集客数では赤字になるのではないか。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
事業計画書内に記載している各事業のボリューム感はミニマム設定しているので、入場料金等は今後検討していきたい。
大久保委員
代表企業の社内リソースとして設置された専門機関Aは何をしていて、東文化会館ではどのようなときにどのようなサポートができるのか。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
専門機関Aはプロモーションやイベントの専門人材を有し、事業や運営にどのように活かせるのか情報交換しながら、事業へのアドバイスをしている。また、アンケートの統一化によるデータ連携等により、地域性や規模が同等の施設との比較分析も行うことができる。
大久保委員
構成団体での応募になるが、各企業の具体的な役割は。代表企業が応募し、委託する場合もあるが、共同応募と委託との違いを説明してほしい。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
代表企業は運営、構成企業は維持管理等の役割を担う。他市の施設運営も構成団体で応募しているが、共同応募により各社が責任を持ってマネジメントできると考えている。
大久保委員
事業管理システムの提案があるが、東文化会館の運営にどのように役立つのか。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
システムには全国各施設の事業内容がまとめられており、各施設はシステムを見て自分の施設に活かせる事業があるか検討できる。そのため、現在実施している事業のアップグレードにも活用できる。例えば、カラオケを実施している施設では、参加者が全国から集まっているので、運営ノウハウ等を東文化会館でも活かせると考えている。
下久保委員
自主事業収支計画書に人件費の計上が無いが、全て外部委託する予定か。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
委託する場合も、自主的に制作する場合もある。自主的に行う場合の経費は指定管理の人件費に含まれている。
下久保委員
自主事業は文化会館の運営費を活用できないが、人件費の区分はどう考えているのか。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
本部のサポート等も含めて実施していく。
大久保委員
障害者の貸館の減免について、現状駐車場に関しては実施しているが、ホールは実施しておらず、今後ルール化が必要だがどう考えているのか。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
現利用者の混乱を招くので、堺市と協議のうえ1年後の実施を検討。まずは駐車場の減免を実施する。
委員長
館長は誰がやる予定か。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
代表企業のグループ職員を検討している。それが難しい場合は、事業実施経験者を外部公募する。
委員長
常勤職員の採用や配置の考え方を教えてもらいたい。
堺市立東文化会館コミュニケーショングループ
現在働いている方の意向を聞き、面接実施後に勤務してもらう予定。他の事例であれば継続して勤務してもらえることが多い。館長は構成団体の意向を把握した方に交代する予定。
委員長
他に質問がないようなので、堺市立東文化会館コミュニケーショングループの質疑応答を終了する。
それでは、退室をお願いする。
<堺市立東文化会館コミュニケーショングループ退室>
面接審査(さかいみらい文化創造グループ)
さかいみらい文化創造グループに入室してもらう。
<さかいみらい文化創造グループ入室>
事務局
委員の紹介を行い、面接審査の進め方について説明した。
団体名、出席者の役職と名前の紹介をお願いする。
<さかいみらい文化創造グループの出席者紹介>
事務局
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。
<さかいみらい文化創造グループのプレゼンテーション>
委員長
質疑応答(さかいみらい文化創造グループ)
それでは、質疑に入る。まずは私から質問する。
今回の本施設への応募目的を教えてほしい。また、来場者数の目標達成の可否、目標達成に向けて一番に取り組む項目を教えてほしい。
さかいみらい文化創造グループ
東区は高齢者だけでなく幅広い年代が住んでいるので、これからの発展が期待できる。また、都市開発により新しい住民も増えているので、新旧住民の交流や次世代育成事業を行いたい。特に次世代育成事業は、若い世代の発表の場を設ける事業を実施するなど、地域全体で次世代育成につなげたい。加えて、堺市には有形・無形文化資源が豊富にある。この魅力を市外に発信し、市外からの誘客にも取り組みたい。
設定した目標の達成は非常に厳しいと思っている。現在の運営団体が積極的に活動し、利用度も既に高いということも把握している。しかし、駅直結というアクセス性や周辺に多様な人が住んでいるポテンシャルを活かし、市民交流や次世代育成事業等により施設に入りやすい工夫を行いたい。
大久保委員
平等利用・安全確保の考え方について、マニュアルの整備などを提案いただいているが、シフト勤務のスタッフへのマニュアルの浸透のさせ方・平準化したサービス提供のための具体的な考え方は。
さかいみらい文化創造グループ
朝礼や昼礼にて当該施設や他の施設内での事業等の情報共有を行う。マニュアルは定期的な見直しを行うことでスタッフ全員が共通認識を持ち、日々の業務へ活かしていく。
大久保委員
朝礼や昼礼の所要時間は。
さかいみらい文化創造グループ
10分~15分程度。具体的にはその日の安全管理、役割分担、その日のイベント・貸室の確認などを行う。
大久保委員
マニュアルの改訂頻度は。
さかいみらい文化創造グループ
年に2回。現状、社内の第三者機関による監査もあり、他施設で個人情報漏洩や事故等があった場合にも見直しを行っている。
委員長
夕方・夜間担当のスタッフへの情報共有方法は。
さかいみらい文化創造グループ
夕方・夜間担当スタッフには、申し送り事項にて情報を共有していく。
大久保委員
今回はJVでの応募だが、それぞれの役割分担を教えてほしい。また、委託契約ではなく共同応募を選択した理由とその違いや良さは。
さかいみらい文化創造グループ
東文化会館は複合文化施設でホールと生涯学習施設の場所が離れているので、専門の会社が行う必要があると考えている。地元を知っている企業にも構成団体に入ってもらうなど、共同応募により専門集団にしたいと考えている。あわせて、代表企業は各社の総合調整を行い、全社一体的な取組を行いたいと考えている。
大久保委員
文化会館の運営方針の取り組み方は。
さかいみらい文化創造グループ
共同応募には、専門部隊の化学反応による効果に価値があると考えている。企画提案においても施設運営のベクトルの方向性を固めた。運営開始後も定期的な会議により情報共有を行う予定。
大久保委員
委託の時との違いは。
さかいみらい文化創造グループ
委託はいただいた仕事に対して正確に業務を担うことだが、共同応募は構成団体が横並びの責任を持っていると考えている。そのため、月次、四半期、年次にJV会議を開催し、大きな事業前や大きな事故があった場合なども各々の責任として情報共有や改善提案を行っていく。
大久保委員
賠償が発生した場合も連携していくのか。
さかいみらい文化創造グループ
各社の保険などを活用する予定。
山田委員
苦情発生時の対応フローとして「スピードと誠意」が最優先とあるが、近年クレーマーも巧妙化し、職員を操作する愉快犯もいる。合理的な範囲の中で対話しながら、利用者第一で職員も守ってもらいたい。
さかいみらい文化創造グループ
クレーマーに対しては、施設だけでなく本社も入って職員を守りたいと考えている。
大久保委員
料金形態の検討に関して、地域住民向けの特典などの提案があるが、具体的な内容は。
さかいみらい文化創造グループ
ピアノの発表会など施設には様々な利用方法があるが、備品も含めたセットプランの提案など利用者がわかりやすい料金プランを設定したい。また、客席を利用せず舞台のみ利用する場合などの割引なども検討していきたい。
大久保委員
当日に予約がない場合の利用料の減免・免除によるオープンデーの実施や利用キャンペーンの開催に係る提案があるが、その詳細を説明してほしい。
さかいみらい文化創造グループ
オープンデーでは、前日に予約が入っていない施設を自習室や市民の交流スペースとして開放する予定。これにより部屋の利用方法の提案にもつなげる。朝一でホームページや文化会館の屋外・SNS等で広報を行い周知する予定。SNSでは事前広報も必要と考えている。また、利用キャンペーンは、施設を利用してもらうためのキャンペーンとして初回減免を行う予定。
大久保委員
文化施設での減免ルールは公平平等性に欠けるという懸念があるが、その点についてはどう考えているのか。
さかいみらい文化創造グループ
提案の趣旨としては、使いやすい状況をつくるということが目的なので、何が最適か市と相談し、減免ではなく無料貸出などの対応も検討していきたい。
下久保委員
文化芸術振興事業の入場料が比較的高価な印象を受けている。他施設との比較状況や値段の決定方法を教えてほしい。
さかいみらい文化創造グループ
入場料は実績ベース。サービス提供による金額を想定して設定している。
委員長
他に質問がないようなので、さかいみらい文化創造グループの質疑応答を終了する。
それでは、退室をお願いする。
<さかいみらい文化創造グループ退室>
委員長
意見交換(比較検討)
ここで団体のプレゼンテーション、質疑応答等の結果を踏まえ、意見交換を行う。ご意見等はあるか。
山田委員
事業規模に対して、アクティオ株式会社の人件費削減は困難かと思う。
大久保委員
アクティオ株式会社・堺市立東文化会館コミュニケーショングループの提案内容は良いと感じた。
委員長
アクティオ株式会社は人件費が低いのがリスク。スタッフのモチベーションが維持できないのでは。
下久保委員
堺市立東文化会館コミュニケーショングループは専門機関と連携することで、様々な課題を解決できると思う。
委員長
採点を行うが、事務局から注意事項の説明をお願いする。
施設所管課
資料のとおり説明した。
<採点・審査表回収及び集計>
案件2「堺市立東文化会館の指定管理者候補者の選定結果について」に入る。
当委員会においては、書類審査と面接審査の総合計得点が満点の60%に達した上で、最上位のものを指定管理者候補者と選定することとなっている。各団体の得点を最も高いものから順に読み上げる。
1位 堺市立東文化会館コミュニケーショングループ 書類審査 266点 面接審査 302点 総合計得点 568点
2位 アクティオ株式会社 書類審査 278点 面接審査 266点 総合計得点 544点
3位 さかいみらい文化創造グループ 書類審査 253点 面接審査 244点 総合計得点 497点
堺市立東文化会館コミュニケーショングループの総合計得点は、満点(800点)の60%以上に達しているため、堺市立東文化会館の指定管理者候補者として選定する。
なお、得点が次順位のアクティオ株式会社を次点候補者とし、基本協定締結の日までに選定された候補者との協議が不調となった場合及び欠格事項に該当した場合は、アクティオ株式会社を次点候補者とする。
以上で、本日の案件の審議は全て終了した。
本日の選定結果については、事務局から堺市へ書面で報告をお願いする。
閉会
委員長
以上で、令和6年度第7回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページの作成担当
文化観光局 観光部 観光企画課
電話番号:072-228-7493
ファクス:072-228-7342
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館2階
このページの作成担当にメールを送る