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文化観光局

更新日:2022年9月12日

文化観光局長の写真文化観光局長  宮前 誠

このような考え方で組織を運営します

 堺が有する類稀な歴史文化資源に磨きをかけ、他の都市にはない「本物志向のまち」を発信し、市民が誇りを持つとともに市外の方が何度でも訪れたいと思うような魅力あるまちをめざします。そして、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にも対応できる時代に即したアプローチや手法を積極的に取り入れ、施策に取り組みます。
 そのために、今年度は、広域的な視点に立ち観光関係団体と連携して、他の都市にはない「堺らしい」受入環境整備や長期滞在に向けた商品造成等に取り組みます。また、新型コロナウイルス感染が収まるまでの間は、近郊からの観光誘客に取り組み、持続可能な観光を推進します。
 特に大仙公園エリアでは、ガス気球の設置に加えて、世界遺産を有するに相応しいエリアとなるよう、拠点施設である博物館のあり方を検討するなど、堺・世界遺産魅力創造ロードマップに即した取組を進めます。また、環濠エリアでは、建築都市局や建設局等と連携して、付加価値の高い魅力あるコンテンツ造成などにより魅力創出に取り組み、課題である大仙公園エリアから環濠エリアへの周遊を促進します。 
 また、市外からの誘客だけでなく、市民が愛着を感じ、健康で心豊かな市民生活を過ごすことができるような取組を推進します。
 今年度は、古墳群を次代に継承するため、「関西古墳サミット(仮称)」をはじめとする講演やシンポジウムを行い、「世界遺産 百舌鳥・古市古墳群」の価値や魅力を発信します。
 スポーティブライフの実現に向けては、堺ゆかりのトップレベルチームと連携し、市民のスポーツへの関心を高めるとともに、すべての人がスポーツや運動を身近なものとして親しむことができる環境を整備します。特に今年度は総合型地域スポーツクラブの創設や運営の支援に今まで以上に積極的に取り組みます。
 文化芸術の振興については、「堺アーツカウンシル」の活用や地域で活躍するアーティストなどへの支援を行い、市民が主体的に文化芸術活動を行う環境を整備し、文化芸術活動のすそ野を広げます。
 国際交流については、オンラインによる交流など、新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じた手段を活用しながら、交流機会を増加させていきます。
 博物館や文化館などについては、その施設のあり方や運営方法などを研究・検討します。

このように行財政改革に取り組みます

  • 堺観光コンベンション協会や大阪観光局などの関係団体の役割を明確にし、取り組むべき業務やその費用対効果を精査することで、負担金・補助金の見直しなどを進めます。
  • 外郭団体(堺市文化振興財団、堺観光コンベンション協会)については、公民の役割の見直しや、自主財源の確保、経営効率化の促進などを進めます。

今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます

  • 新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策を講じながら、大仙公園エリア、環濠エリアでの付加価値の高い商品造成や集客イベントなどを開催します。
  • 中でも大仙公園エリアでは、ガス気球の試行設置や百舌鳥古墳群ビジターセンターの活用、関西古墳サミット(仮称)、首都圏での学術シンポジウムの開催により、百舌鳥・古市古墳群が有する歴史的価値や魅力を発信します。また、「国指定史跡百舌鳥古墳群保存活用計画」の策定を進めることで、百舌鳥古墳群を適切に保全・活用します。
  • 堺観光コンベンション協会、KIX泉州ツーリズムビューロー、大阪観光局の事業について費用対効果を検証し、事業の見直しや役割分担の整理を進めます。
  • 「総合型地域スポーツクラブ推進ネットワーク堺」を立ち上げ、新たなクラブ創設や既存クラブの運営を支援し、市民が地域でスポーツに親しめる環境を整備します。
  • 全国規模の大会が開催できる「新大浜体育館」を活用し、堺ブレイザーズのホームゲームに合わせて体育館や周辺(公園や駅等)で堺の魅力を発信し、地域の活性化につなげます。
  • より多くの方に利用していただき、スポーツに親しんでいただけるよう、大浜体育館をはじめ市のスポーツ施設において、運動習慣化に寄与する自主事業の開催や平日の利用促進に取り組みます。
  • 新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、オンライン交流など時代に即した手法を活用し、多文化共生施策の推進、姉妹・友好都市やアセアン諸国等との幅広い分野での交流促進、外国公館・国際機関等との連携強化など、国際交流を強化し、都市魅力を向上します。
  • 東京や大阪でしか鑑賞できなかった公演や動画配信等の幅広い事業の実施、効率的かつ効果的な広報・営業などにより、文化芸術の発信拠点としてのフェニーチェ堺の機能を強化します。
  • 「堺アーツカウンシル」を運営し、専門人材による個人や団体の文化芸術活動の支援や、公募型補助金制度を導入することで文化芸術活動のすそ野を広げます。
  • 百舌鳥古墳群、アルフォンス・ミュシャ、ヒストリックカーなど堺が誇る歴史・文化を集約し、体感できる環境・施設整備に向けて、その課題整理や活用方策の検討、市民アンケートを実施し、博物館等の施設のあり方をとりまとめます。

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このページの作成担当

文化観光局 観光部 観光企画課

電話番号:072-228-7493

ファクス:072-228-7342

堺市役所本館2階(郵便番号590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号)

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