2025年度
更新日:2025年6月30日
令和7年6月15日
美原区古代米プロジェクト昔ながらの田植え体験イベント
6月15日(日曜)、黒姫山古墳近くの田んぼで「古代米プロジェクト昔ながらの田植え体験イベント」を行いました。今回は、92人の当選者とスタッフを合わせると約130人の方々に参加いただきました。
お手製のお米の被り物をつけたスタッフにこどもたちは注目し、田植えの説明をしっかりと聞いていました。
大人もこどもも、足をとられながらも田んぼに入っていきました。
田んぼにも慣れてきた頃、周囲を見渡してみると、親子で仲良く田植えをする姿やきょうだいで競って田植えをする微笑ましい光景が見られました。
慣れない作業でしたが、皆さまと協力して、田んぼの半分以上に、丁寧に苗を植えることができました。
田んぼから出た後は、「楽しかった!」というこどもたちの声が私の耳にも入り、無事に開催できたことを嬉しく思いました。
イベントの最後には、堺市世界遺産課による「古代米スタンプラリー」を開催しました。黒姫山古墳からみはら歴史博物館までの4つのスポットを、ご家族で楽しく回っていただきました。
このイベントでは、前日からの会場設営、運営、商品の提供など多くの方にご協力いただきました。大阪公立大学ボランティア・市民活動センター様、大阪南農協黒山支店様、株式会社良品計画様、幸南食糧様、マルミベーカリー様、みはら農業塾の塾生の皆さま、美原の古代米プロダクツ様、本当にありがとうございました。
参加された全ての皆さまのご協力のおかげで、けがや事故もなく無事に終了することができて良かったです。
美原区役所では、これからも地域の皆さまや民間事業者様と力を合わせて「美原区古代米プロジェクト」の取組を進めてまいります。
令和7年5月
みはら農業塾
令和7年度 美原区古代米プロジェクト「みはら農業塾」の活動が始まりました。
この塾は「美原の古代米」を栽培するノウハウを伝えるために行っており、塾生には約半年間かけて、古代米の一連の作業を経験していただきます。
今年度は7人の方が参加することとなりました。美原の古代米に興味を持ち、集まってくださったことを大変嬉しく思います。
入塾式では、塾生の皆様に自己紹介をしていただき、それぞれの夢や目標を教えていただきました。
これまでにみはら農業塾の課程を修了された方の中には、農業を本格的に始められた方もいます。
今年度の塾生の皆様におかれましても、多くの学びを得ることができますように、古代米を継承していく仲間として私もサポートさせていただきます。
5月中旬からは、美原の古代米の栽培に向けて作業を開始しました。
まずは、肥料を含んだ土を育苗箱にいれるところから始まります。「土が少ない部分は肥料も少なくなってしまうため、苗が育たない」という塾長のアドバイスのもと、土の量を均等にならしていきます。2時間ほどで100箱以上の育苗箱を用意することができました。
その後は、稲の種である「籾」を土にまいていきます。
発芽(白い部分)している籾
初めて扱う機械に、皆さん興味津々です。塾長に機械の操作を教わり、交代で作業を行いました。
無事に作業が終了し、記念撮影をしました。
次回からは、実際に田んぼに入って作業を行います。夏に向けて、さらに大変な作業になるかと思いますが、塾生の皆様の貴重な経験となることを願っております。
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