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「通信料金が安くなる。」という電話にご注意

更新日:2023年5月1日

相談内容

NTTの者と名乗り、「通信回線を乗り換えると、今よりも料金が安くなる。」との電話勧誘があった。相談者は「NTTが言っていることなので間違いない。」と信じ込み手続きを依頼。その後、説明書類が業者から送付されてきて、再度プラン説明の電話があった。この点、電話で聞いただけでは十分理解できず書面もよく読めないままであったが、申し込みをした。すると後日、高額な手数料と、別途生活サポート契約を結んだとしてサポート代金の請求が来た。

アドバイス

現在、NTTのみならず、携帯電話会社やプロバイダ事業者など種々の企業が光回線サービスに参入、販売しています。今までの光回線の会社と別会社のプロバイダと契約していた場合、双方を同じ会社にすることで料金が安くなることもあります。また、インターネットや電話の利用状況によっては契約プランを見直すことで料金を低く抑えられることもあります。しかし、十分理解できていない状態で有料のオプションサービスなどを付けられる場合もあり、結果として以前よりも高額の支払いになることがあります。また一旦契約すると一定期間は解約すると違約金を請求されることもあります。
なお、業者によってはサービス販売を(言わば仕入れ先に過ぎない)大手通信会社との共同事業と騙る例もあるそうです。また、相手方が適切に立場を説明していても「通信料金の話だから、この電話は大手通信企業からのものに違いない。」と勝手に思い込んでしまう方もいらっしゃるようです。
トラブルに遭わないために

  • 電話口で「料金が安くなる」と言われても鵜呑みにしないようにしましょう。現在、電気通信事業法で回線についての契約には原則として事前に説明書面の交付が必要とされています。交付された書面で事業者名と契約内容を慎重に確認してください。
  • 必要ないオプション等の契約は、ハッキリと断りましょう。
  • 光回線やプロバイダの契約は共に契約書面の受領日から8日間は初期契約解除ルールによって解約が可能です。

 
気になることや不安なことがあれば早めに消費生活センターへご相談ください。

このページの作成担当

市民人権局 市民生活部 消費生活センター

電話番号:072-221-7146(相談専用)

ファクス:072-221-2796

〒590-0076 堺市堺区北瓦町2丁4-16 堺富士ビル6階

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