感震ブレーカーを設置しましょう!
更新日:2025年10月2日
地震による火災の過半数は電気火災が原因です!
過去の大地震では建物の倒壊だけでなく、火災の被害が多く発生しています。東日本大震災による火災では、原因が特定されたもののうち、54%が電気関係によるものでした。
なぜ電気で火災が発生するのか?
震災時に発生する電気火災として「通電火災」があります。通電火災とは、
地震などにより停電が発生した場合、停電が復旧した際の再通電時に発生が懸念される火災です。
このような通電火災が発生した場合、住民が避難所などへ避難しており、出火時の初期消火ができないおそれがあります。
通電火災の原因には次のようなものが挙げられます。
- 地震の揺れで転倒した暖房器具が衣類、紙類等に接触したまま再通電し、着火する。
- 転倒した家具の下敷きになり損傷した電化製品の配線などに再通電し、発熱発火する。
- 落下したカーテンや洗濯物といった可燃物がヒーターに接触した状態で再通電し、着火する。 など
通電火災には感震ブレーカーが効果的です!
こうした電気火災に有効なのが「感震ブレーカー」です!
感震ブレーカーは、強い揺れを感知するとブレーカーを自動で遮断し、不要な通電を防ぐことで、災害後の電気火災を有効に防止することができます。
感震ブレーカーの種類と特徴
感震ブレーカーには大きく4つの種類があり、各家庭に合わせて設置することができます。
今、備えよう。大規模地震時における電気火災対策(総務省消防庁 外部リンク)
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