消防用設備等の取扱い
初期消火の失敗によって多数の死傷者を出した過去の火災事例を検証してみると、消火器や屋内消火栓設備の「使い方を知らなかった」、「使い方が悪かった」など、消防用設備等に対する無関心や操作要領の未熟さから、せっかくの設備が役に立たなかった事例が多数見受けられます。
消火器や屋内消火栓設備等の機能を知ることはもちろん、訓練を通じて実際にこれらの設備等を操作し、取り扱い方法を体得しておくことが大切です。
「もしも」の時に消防用設備等を正しく使用し、被害を最小限に抑えられるように心がけましょう。
このページは、東京法令出版製作の「図説 防火管理」から許諾を得て転載しています。