車上ねらいの防犯対策ポイント！！

　「車上ねらい」とは、窃盗の手口の一つで、自動車等の積荷や車内から金品を窃取するもので、自動車に限られた手口ではなく駐輪した自転車等のカゴから荷物を盗むものも含みます。
　主な被害品は、バッグ・財布類・工具類・ゴルフバッグ等であり、　犯人は、施錠していない車はもちろん施錠している車でも、窓ガラスを割るなどして短時間で車内の金品を盗みます。
　また、ガラスを割ってから盗み出すまで5分とかからないこともあります。

　車上ねらいに遭うと被害は盗まれたものに加えて、以下の被害や手続き等が発生します。
・壊れた車の修理(ガラス修理約10万円)
・免許証・カード類の再発行
・警察への届出
・盗難被害品発見時の対応　など
　このように、被害に遭った金品だけでなく、車の修理費用等もかかります。【お金の損失】
　被害後の各種手続きに時間もかかり、あなたの予定にも影響が出てしまいます。【時間の損失】

【被害に遭っていいことなど一つもないのです！！】

　犯人は、お金や高価で売却できる物を載せたままの車を探しています。車内に荷物を置いているだけで犯人に狙われる確率が高くなります。このため、車を離れるときは短時間でも車内から貴重品や荷物を取り出すことが一番の被害防止対策になります。
　外出先だけでなく自宅駐車場でも被害が発生しているため、工具やゴルフバッグ等は車から下ろして自宅へ持ち帰るか、倉庫など鍵のかかる場所で保管するようにしましょう。
　あなたのちょっとした防犯意識で、犯人からあなたの財産や時間を守ることができます。