平成28年度 さかい子ども司書【中央図書館】
更新日:2017年12月20日
家庭でご家族の方や、学校で友達や先生に、身近な人に本や読書の楽しさを伝える、子どもの読書リーダー養成のための「さかい子ども司書」講座を初めて開催しました。
参加されたのは、市内の小学校4~6年生の10人。平成28年7月22日から8月10日までの間に中央図書館で5回連続講座を実施しました。皆さん意欲的に取り組んでくれました。
「図書館について学ぼう」
子どもたちはまず、図書館の仕事の仕組みや、本の探し方を学びます。
普段は見ることができない書庫や、移動図書館に興味津々。
「好きな本を紹介してみよう」
「図書館の本を使って調べてみましょう!」と題したクイズに挑戦。協力して答えを探しています。
次に本の宣伝文(POP)づくりに挑戦しました。
本のPOPだけでなく、展示のレイアウトも自分たちで考えます。
完成!
展示した本は実際にこども室の利用者に貸出を行いました。
POPの効果でほとんどが借りていかれました。
「読み聞かせやおはなしに親しもう」 「おはなし会に参加してみよう」
第3回目の講座からは、おはなし(ストーリーテリング)や絵本の読み聞かせについて学びます。
まずは「おはなしどんぐり」、「よみきかせサークル はなしのたね」による実演を体験。
おはなし会の見学も行いました。
最終回にはおはなしや絵本の読み聞かせに挑戦します。
そのために、真剣なまなざしで本を選んでいます。
「実践してみよう」
いよいよ最終回。
全員が1人ずつ、おはなしや絵本の読み聞かせに挑戦しました。
皆の前で緊張しながらも、最後までやりとげました。
最後に中央図書館長から「さかい子ども司書」認定証が授与されました。5日間お疲れ様でした!
「さかい子ども司書」のみなさんは、今後図書館でのイベントの際などに活動予定です。
図書館以外でも、読書リーダーとして、どんどん家族や友達など身近な人に本の楽しさを伝えていってほしいと思います。