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区民の皆さんとお口の健康を広げます

更新日:2024年6月18日

区民の皆さんにお伺いした歯と口の健康に関するお話を掲載しています。

北8020メイト会

歯と口の健康づくりのため毎月北保健センターで学ぶほか、学んだ知識や体験談などを老人会や育児サークルなど地域に広めるボランティア団体「北8020メイト会」の皆さんにお話を伺いました。

いつまでもおいしく楽しく

8020(はちまるにいまる)とは「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。健康な歯と口は、ごはんを美味しく食べられるだけでなく、楽しくおしゃべりができコミュニケーションが活発になる、糖尿病や心臓病などと関連する歯周病を防ぐなど体や生活に良いことづくめです。

「知って良かった!」を感じてもらいたい

小学校訪問時、染め出し液をつけてチェックした自分の磨き残しのプラークを顕微鏡で見た小学生たちが、うじゃうじゃと動く菌に驚きます。今まで気付いていなかったことを知ることで何気なくやっていた歯磨きが変わります。私たちが「知ってよかった」ことを、皆さんにも共感してほしいと思っています。

工夫して伝えるのが楽しい

お子さんから高齢の方まで共感してもらえるように、楽しく学んでもらえるようにと、年齢層に応じて人形劇や紙芝居、漫才など様々な工夫をしています。どうすれば喜んでもらえるかを会のみんなで考えるのも、お伝えする皆さんの笑顔を見るのも楽しくて活動を頑張れます。

0歳から始まり生涯いつまでも

歯と口を健康に保つためには、幼い頃からのお口のケア習慣が大切です。忙しくお子さんと接する機会が少ない保護者さんも、子どもと触れ合う機会を兼ねて、お子さんの仕上げ磨きを手伝ってあげてください。また、お仕事で時間がないと歯磨きが疎かになりがちの方は、短時間で済む洗浄液のうがいだけでもスッキリと頑張れますよ。ご高齢の方にオススメしたいのは飲み込む力を鍛える「ぱ」「た」「か」「ら」の口の動き。大切な自分や家族のため、歯と口を大切にいつまでも健康に楽しく過ごしましょう。

歯っぴー栄養クラブ

食生活の指導、料理講習会、口腔ケアなどをとおして乳幼児から高齢の方まで健康に役立つアドバイスを行う栄養士・歯科衛生士のボランティアの会「歯っぴー栄養クラブ」の皆さんにお話を伺いました。

「食べる」ことは「生きる」こと

心臓や肺など内臓は眠っていても動き続け、生命活動には常にエネルギーが必要です。食事で取り込んだ栄養素は、身体機能を健康に動かすエネルギーとなるだけでなく、心の健康にも欠かせません。私達は、皆さんが美味しくご飯を食べることでいつまでも健康に過ごせるよう、堺市内のどこへでも出かけて栄養や歯に関するお話をさせてもらっています。

栄養士が伝えたい健康ポイント「バランスの取れた生活」

健康的な生活には、10種類の食品群や主食・主菜・副菜をまんべんなく食べることが重要です。保護者の皆さんには、育ち盛りのお子さんの栄養を補えるよう(3度の食事に差し支えのない程度)糖分控えめで良質のたんぱく質、カルシウム、ビタミンに富んだおやつを意識してほしいです。適度な睡眠と運動も大切です。ただし、何ごともやり過ぎは禁物です。楽しい会食やおやつ、心地よい休養・運動など自分にとってプラスになることを取り入れてバランスの取れた生活を心がけてください。

歯科衛生士が伝えたい健康ポイント「年代ごとに気を付けること」

生涯大切な歯を健康に保つため、意識してほしいポイントがあります。
【全年齢】しっかり噛んで、歯みがきを大切に!
【乳幼児~学童期】生え始めは柔らかくむし歯になりやすいので注意。仕上げ磨きを家族が手伝ってください。乳歯と永久歯が混在して磨き残しが多いので丁寧に磨きましょう。
【中高生】夜寝る前のお口のケアを必ず行いましょう。
【成人期】適度な運動と気分転換を図り、生活習慣を予防しましょう。
【高齢期】食事の時は、姿勢を正して、よく見て、よく噛んで、ゆっくり飲み込みましょう。口を動かして唾液をたくさん出すようにしましょう。

いきいきと健康生活しませんか

健康的な食生活は、生活習慣病の予防・改善などにつながり、また、しっかり嚙むことは肥満防止や味覚の発達、全身の体力向上などにつながります。私たちの知識がいきいきと暮らせる力になれるよう活動しています。利用者から「あのメニュー作りました。やっぱりおいしかった」と後日わざわざお話をしてくれたり、歯みがきを嫌がるお子さんへの対処のお話に「そんな方法あったんだ」と気づいてくれたり、嬉しい反応をもらっています。皆さんもどうぞお気軽にご利用ください。

ご利用ください!歯っぴー栄養クラブ

健康に役立つ専門的アドバイスを希望される施設やグループの申し込みを(問)で受け付けています。
(問)健康推進課(☎222-9936 FAX228-7943)

歯っぴー栄養クラブ(堺市ホームページ)

高齢者いい歯自慢コンテスト最優秀賞受賞者

6月8日に高齢者いい歯自慢コンテストの表彰式があり、北区にお住まいの平尾伸子さんが最優秀賞として表彰されました。32本の健康な歯をお持ちの平尾さんにお話を伺いました。

いつものことを続けているだけ

いつも使う歯を食後に歯磨きしているだけで特別なことはしていません。後は歯科医院で定期検診を受けていますが、それも習慣なのでいつものことをしている感覚です。歯医者さんには、痛みなど自覚症状のなかったむし歯になりかけの歯を早期に治療してもらったり、歯の隙間をきれいに掃除してもらったり、歯磨きのアドバイスをもらったりと通っていて良かったと思います。このコンテストも歯医者さんが申し込んでみたらと勧めてくれたんですよ。

どんなものも美味しくいただいています

歯の状態が良くなくて食べられるものが制限されると同年代の友達や親族からよく聞きます。私は毎日好き嫌いなく硬いものでも美味しく食べられているので幸せです。ヨガやコーラス、ウォーキングなど活動的に楽しめているのも歯が健康で栄養がしっかり摂れているからこそと思います。これからも1本1本大切に歯を磨きたいと思います。皆さんも美味しく食べて楽しく過ごせるように、歯を大切にしてくださいね!

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北区役所 企画総務課

電話番号:072-258-6706

ファクス:072-258-6817

〒591-8021 堺市北区新金岡町5丁1-4

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