手洗いは食中毒予防の第一歩です
更新日:2025年2月4日
あなたの手は清潔ですか?
手は、食材に触れ、調理し、最終的に食品を口に運ぶものです。
下の画像は、左から、手洗いをする前の手、水だけで洗った手、石けんで洗った手についている細菌をそれぞれ培養したものです。
目に見える汚れがなくても、手のひらにはこんなにも細菌が付着しています。これらの全てが食中毒を起こすものではありませんが、食中毒を起こす細菌・ウイルスが付着していた場合、食事を作るその手が、食中毒の原因となってしまいます。
このページでは、正しい手洗いの方法の一例や、手を洗うタイミングについてご紹介します。
正しい手洗いを習慣づけて、食中毒を防ぎましょう。
手の洗い方
時間をかけて、汚れが残りやすいポイントを意識しながら洗いましょう。
手洗いの順序(一例)
- 指輪や時計を外し、まず水で洗います。
- 石けんを付け、よく泡立てます。
- 手のひらをこすり洗います。
- 手の甲を伸ばすように、こすり洗います。
- 指の間や手首をよく洗います。
- 指先や爪の間を念入りに洗います。
- 親指と手のひらをねじり洗いします。
- 流水で十分に洗い流します。
- 清潔なタオルやペーパータオルで水気を拭き取ります。
1.指輪や時計を外し、まず水で洗います。
2.石けんを付け、よく泡立てます。
3.手のひらをこすり洗います。
4.手の甲を伸ばすように、こすり洗います。
5.指の間や手首をよく洗います。
6.指先や爪の間を念入りに洗います。
7.親指と手のひらをねじり洗います。
8.流水で十分に洗い流します。
9.清潔なタオルやペーパータオルで水気を拭き取ります。
手を洗うタイミング
- 調理の前
- 生の肉、魚、卵などに触った後
- 盛り付けの前
- 食事の前
- トイレやオムツ交換の後
- 外出先から帰ってきたとき
- 動物に触った後 等
ポイント
- 1度だけでなく、2度洗いをするとより効果的です。
- 手を洗う目的を意識しながら洗いましょう。
- 石けんをよく泡立てることで、細菌やウイルスを物理的に落とすことができます。
- 消毒用アルコールは、水気をよくふき取ってから使いましょう。
- 手荒れを防ぐため、手を洗った後にはハンドクリーム等で手入れしましょう。
- 丁寧に洗う目安として、ハッピーバースデーの歌を2回歌いながら洗うと、約30秒になります。
参考
できていますか?衛生的な手洗い(厚生労働省パンフレット)(PDF:1,204KB)
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