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喫煙によりがん全体のリスクがあがります

更新日:2022年7月7日

喫煙によって発生する化学物質は、喫煙により、速やかに肺に到達し、血液を通じて全身の臓器に運ばれます。
たばこ煙に含まれる発がん性物質は、DNAの損傷等を通じてがんの原因となります。
たばこ煙に含まれる化学物質は、肺の組織に炎症等を引き起こし、永続的な呼吸機能の低下の原因となります。
喫煙は、肺の扁平上皮がんだけでなく、肺腺がんのリスクも増加させます。

たばこは禁煙を最終的な目標に

国立がん研究センターの「多目的コホート研究の成果(2016年12月)」によると、喫煙は、特に健康への影響が強い生活習慣です。たばこは禁煙を最終的な目標にしましょう、とされています。

禁煙によりリスクは軽減します。

喫煙者が何らかのがんになるリスクは、非喫煙者の1.6倍(男性)と1.5倍(女性)。

喫煙者が何らかのがんになるリスクは、非喫煙者の1.6倍(男性)と1.5倍(女性)という結果でした。

この結果に日本の1年間のがんの発生数と喫煙率を当てはめると、毎年男性で約8万人、女性では約8千人が、もしたばこを吸っていなければ予防できたはず、ということになります。

喫煙者のがんの種類や病気ごとのリスク

主ながんの種類や病気ごとの喫煙者の非喫煙者に対するリスクをみると、男性では食道がん3.7倍、胃がん1.7倍、大腸がん1.4倍、膵がん1.8倍、肺がん4.5倍、脳卒中1.3倍、虚血性心疾患2.9倍であり、さまざまな健康状態の総合的な指標となる死亡のリスクは1.7倍とされています。
女性では肺がん4.2倍、乳がん1.9倍(閉経前女性に限ると3.9倍)、脳卒中2.0倍、虚血性心疾患3.0倍であり、死亡のリスクは2.0倍とされています。

引用:国立がん研究センター 「多目的コホート研究の成果2016年12月」

他人の健康にも害を与えています。

非喫煙女性のうち、夫が喫煙者というグループでは、非喫煙者というグループに比べ、肺がんのうち女性に多い腺がんというタイプに限るとリスクが約2倍という結果でした。

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