2025年　第17週(令和7年4月21日から令和7年4月27日)：大阪府

更新日：2025年5月1日

報告定点数
小児科定点（187）　　急性呼吸器感染症定点（293）　　インフルエンザ定点（293）
新型コロナウイルス感染症定点（293）　　眼科定点（52）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

感染性胃腸炎増加続く

　第17週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,573例であり、前週比3.3%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、伝染性紅斑、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ9.43、1.44、0.90、0.71、0.45である。
　感染性胃腸炎の報告数は前週比3%増の1,764例で、大阪市南部15.12、南河内13.81、中河内13.21、三島10.18、北河内9.04であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は3%減の270例で、南河内・大阪市南部2.06、中河内1.95である。
　RSウイルス感染症は12%減の169例で、南河内1.75、大阪市西部1.50、大阪市北部1.46であった。
　伝染性紅斑は12%増の133例で、豊能1.23、三島0.94、大阪市北部・大阪市東部0.92である。3週連続で増加している。
　咽頭結膜熱は47%増の85例で、堺市1.12、南河内1.00、大阪市南部0.53であった。
　インフルエンザは6%減の268例で、定点あたり報告数は0.91である。北河内1.66、豊能1.46、中河内1.21、南河内1.17、大阪市南部1.08である。
　新型コロナウイルス感染症は8%減の300例で、定点あたり報告数は1.02であった。北河内1.39、大阪市東部1.10、豊能1.06、大阪市南部1.04、堺市・泉州1.00である。
　急性呼吸器感染症は8％増の12,495例で、定点あたり報告数は42.65である。南河内64.50、北河内55.00、中河内52.10、堺市48.48、豊能44.00であった。

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感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2025年　第17週(令和7年4月21日から令和7年4月27日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	急性呼吸器感染症	1540	752	2090	1511	1548	1212	1182	617	613	604	826	12495
	インフルエンザ	51	12	63	35	28	3	11	11	10	16	28	268
	新型コロナウイルス感染症	37	21	53	26	22	25	33	19	14	23	27	300
小児科	RSウイルス感染症	7	3	17	15	28	10	18	19	15	18	19	169
	咽頭結膜熱	4	6	9	8	16	19	6	3	1	4	9	85
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	23	15	38	37	33	32	22	9	17	9	35	270
	感染性胃腸炎	175	173	208	251	221	80	135	91	76	97	257	1764
	水痘	7	3	7	1	4	5	4	0	0	3	1	35
	手足口病	0	0	4	3	1	4	4	2	0	1	0	19
	伝染性紅斑	27	16	11	13	12	7	7	12	7	12	9	133
	突発性発しん	4	8	11	10	6	2	4	4	1	6	4	60
	ヘルパンギーナ	1	0	0	1	2	0	0	0	0	0	5	9
	流行性耳下腺炎	3	2	3	1	2	1	2	0	2	2	0	18
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	2	2	2	0	1	0	1	0	1	2	0	11
合計		253	228	310	340	326	160	203	140	120	154	339	2573
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	1	1	1	0	0	0	1				4
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	1	1	1	2	2	1	1				9