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2023年 第12週(令和5年3月20日から令和5年3月26日):大阪府

更新日:2024年8月13日

今週の報告定点数
小児科定点(195)  インフルエンザ定点(298)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 増加続く」

 第12週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,342例であり、前週比8.0%減であった。
 定点あたりの報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 4.74、0.96、0.51、0.22、0.20である。
 感染性胃腸炎は前週比16%減の925例で、南河内7.88、堺市6.44、大阪市西部5.70、泉州5.55、中河内4.65であった。
 RSウイルス感染症は55%増の188例で、大阪市北部2.43、大阪市西部2.00、北河内1.08である。府内全ブロックで大阪府における流行期入りの目安0.4を超えた。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 20%減の99例で、大阪市北部1.07、大阪市南部1.06、豊能0.57である。
 咽頭結膜熱は40%増の42例で、三島0.65、堺市0.44、中河内0.30であった。
 インフルエンザは38%減の958例で、定点あたり報告数は3.21である。
 南河内5.46、北河内3.55、泉州3.52、大阪市北部3.45、大阪市西部3.33であった。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2023年 第12週(令和5年3月20日から令和5年3月26日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 94 65 142 77 131 92 116 69 50 57 65 958
小児科 RSウイルス感染症 15 11 27 14 12 16 12 34 20 12 15 188
咽頭結膜熱 1 11 2 6 3 8 3 2 2 1 3 42
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
13 2 12 4 7 10 11 15 3 3 19 99
感染性胃腸炎 72 71 111 93 126 116 111 56 57 35 77 925
水痘 1 2 1 1 1 1 0 2 0 0 0 9
手足口病 2 0 5 0 0 0 3 1 0 0 2 13
伝染性紅斑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
突発性発しん 5 4 12 3 2 0 4 2 4 1 2 39
ヘルパンギーナ 0 3 0 0 2 0 0 0 1 0 4 10
流行性耳下腺炎 0 5 1 1 0 0 3 0 0 0 0 10
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 1 1 0 1 0 0 1 0 0 3 0 7
合計 110 110 171 123 153 151 148 112 87 55 122 1342
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 0 0 0 0

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