2023年　第2週(令和5年1月9日から令和5年1月15日)：大阪府

更新日：2023年3月28日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　注意報レベルを超えた」

　第2週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,113例であり、前週比54.6%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、RSウイルス感染症、水痘の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.72、0.26、0.21、0.15、0.11である。
　感染性胃腸炎は前週比65%増の916例で、南河内7.06、大阪市北部6.29、大阪市西部6.20、三島5.53、大阪市南部5.00であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は59%増の51例で、大阪市南部0.67、泉州0.42、南河内0.38である。
　RSウイルス感染症は36%増の30例で、北河内0.84、南河内0.19、大阪市西部0.10であった。
　水痘は増減なしの21例で、大阪市北部0.21、大阪市西部0.20、北河内・泉州0.16である。
　インフルエンザは61%増の3,641例で、定点あたり報告数は12.22となり、注意報レベルである 10を超えた。
　ブロック別では、大阪市北部20.35、南河内19.21、泉州17.31、大阪市西部14.80、北河内13.10である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第2週(令和5年1月9日から令和5年1月15日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	139	156	524	402	461	316	554	407	222	180	280	3641
小児科	RSウイルス感染症	0	0	21	1	3	1	1	1	1	0	1	30
	咽頭結膜熱	3	2	2	1	1	3	2	3	0	1	2	20
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	3	3	4	6	6	3	8	2	0	4	12	51
	感染性胃腸炎	105	94	97	75	113	75	76	88	62	41	90	916
	水痘	2	1	4	3	2	0	3	3	2	1	0	21
	手足口病	0	0	2	1	3	0	1	1	0	0	1	9
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	7	3	6	4	3	3	5	6	0	3	0	40
	ヘルパンギーナ	4	0	2	1	0	0	6	0	0	0	1	14
	流行性耳下腺炎	0	0	1	0	1	1	2	1	0	0	0	6
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	0	0	0	1	2	0	0	0	0	2	0	5
合計		124	103	139	93	134	86	105	105	65	52	107	1113
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0