2022年　第41週(令和4年10月10日から令和4年10月16日)：大阪府

更新日：2022年10月21日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎　増加続く」

　第41週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,073例であり、前週比7.0%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナの順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.91、1.66、0.56、0.55、0.37である。
　手足口病は前週比7%減の374例で、南河内3.75、中河内2.90、大阪市南部2.83、三島2.71、堺市1.95であった。
　感染性胃腸炎は13%減の326例で、中河内2.75、南河内2.38、大阪市南部2.22である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は31%増の110例で、大阪市南部1.94、泉州1.53、豊能0.70であった。
　RSウイルス感染症は21%減の108例で、南河内3.00、堺市0.79、大阪市北部0.64である。
　ヘルパンギーナは23%減の72例で、大阪市北部0.86、大阪市西部0.80、三島0.65であった。
　インフルエンザは14例で、定点あたり報告数は0.05である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2022年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2022年　第41週(令和4年10月10日から令和4年10月16日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	5	0	0	3	0	1	0	5	14
小児科	RSウイルス感染症	0	1	12	2	48	15	6	9	6	8	1	108
	咽頭結膜熱	0	1	0	1	1	1	1	0	0	0	2	7
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	16	1	3	13	6	2	29	4	1	0	35	110
	感染性胃腸炎	30	35	39	55	38	24	28	16	14	7	40	326
	水痘	0	0	3	1	3	2	1	1	0	1	2	14
	手足口病	16	46	43	58	60	37	17	16	12	18	51	374
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1
	突発性発しん	5	3	11	4	6	2	3	6	1	4	0	45
	ヘルパンギーナ	6	11	10	8	7	4	1	12	8	1	4	72
	流行性耳下腺炎	0	0	3	0	1	1	0	3	1	0	0	9
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	0	1	0	4	1	0	0	0	0	0	1	7
合計		73	99	124	146	171	88	86	67	43	39	137	1073
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	1	0	0				2
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0