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令和6年度 堺市障害者施策推進協議会 発達障害者支援専門部会(令和7年1月17日開催) 会議内容

更新日:2025年4月30日

会議内容

1.開催日時

令和7年1月17日(金曜)午後1時30分から午後3時30分まで

2.会場

堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺) 2階 多目的室

3.出席委員(敬称略)

小田 多佳子委員、川本委員、舘野委員、中條委員、中川委員、永吉委員、羽室委員、毛利委員 (小田 浩伸委員は欠席)

4.会議次第

1.開会

2.委員紹介

3.案件 本市の発達障害者支援関係施策等について

(1)未就学児期における現状と課題について
 ・就学前障害児のうち発達障害またはその疑いのある児童数について
 ・各区における精神発達に関する相談事業について
 ・認定こども園・保育園等・幼稚園における巡回支援事業について
(2)学齢期における現状と課題について
 ・特別支援教育・教育相談の状況
 ・SC・SSWにおける相談状況について
(3)受給者証・精神障害者手帳等の取得状況および各センターでの相談状況等
 ・精神障害者手帳・障害児通所受給者証の取得状況(精神(発達含む))
 ・発達障害者支援センターの実施状況
 ・障害者基幹相談支援センター・ユースサポートセンター・こころの健康センターの相談状況
 ・発達障害医療機関等支援事業の実施状況
(4)その他家族支援及び理解促進事業等
 ・家族支援及び理解促進事業等
 ・その他関連する取り組み(あい・ふぁいるアンケートの実施等について)
4.閉会

5.議事内容(要点記録)

(1)未就学児期における現状と課題について

○事務局からの説明(要旨)
・就学前障害児のうち発達障害またはその疑いのある児童数の推移を報告。
・2歳児相談のほか、発達相談、巡回訪問支援、堺市幼稚園巡回相談事業、さかいっこひろば相談室などの未就学児期における現状と課題について説明。
○委員からの主なご意見(要旨)
・巡回訪問の回数が少ない。月1回は最低限必要だと考える。
・5歳児検診についてこども家庭庁は方向性を示している。その流れに乗るためには、医療機関だけに留まらず連携を進めていかないといけないという危機感を持っている。
○事務局からの回答(要旨)
・今年度に大阪府内の自治体が集まり5歳児検診について検討している。次年度には乳幼児健診に協力いただいている小児科の先生たちと研修会を開き、5歳児の理解を深めていく準備を進めていきたい。
・教育センターで行っている巡回相談は、個別相談コースが年に3回、環境整備コースが年に2回となっている現状。
○部会長からのご意見(要旨)
・保健センターが検査の予約などで業務を圧迫されているということを聞いた。例えば、3歳児健診のあとに直接発達を診れる医療機関に繋がる道ができると保健センターの負担が減るのではないかと思う。

(2)学齢期における現状と課題について

○事務局からの説明(要旨)
・特別支援教育のほか教育センター内の教育相談、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの現状と課題を報告。
○委員からの主なご意見(要旨)
・支援学級や支援学校の先生に対して、進路の選択肢があるかの情報や、先生に対する支援が必要。
・小学校・中学校までの報告だと高校が抜けてしまう。発達障害のある児童やその疑いのある児童は支援学校以外にも多く通っている。
○事務局からの回答(要旨)
・大阪府と連携をして適切に情報を各学校に伝えている。それを踏まえて学校で進学先などを考えている。教員の専門性の向上も含めて、しっかりと研修などを行う必要があると考える。
○部会長からのご意見(要旨)
・大阪府立以外に私立の学校でもいろいろな種類の学校ができている。ぜひ堺市にある知識の周知をお願いしたい。また府立以外の学校の先生向けのセミナーを企画していただきたい。

(3)受給者証・精神障害者手帳等の取得状況および各センターでの相談状況等

○事務局からの説明(要旨)
・精神障害者手帳・精神障害者手帳の取得状況について説明。
・発達障害者支援センターのほか障害者基幹相談支援センター、ユースサポートセンターなどの現状と課題を報告。
○委員からの主なご意見(要旨)
・発達障害者支援センター内で行っている自己理解プログラムは色々なところで役立つものであると思う。
・発達障害者支援センターに行かなければできない相談やプログラムという形ではなく、発達障害者支援センターに相談すれば、プログラム等を行っている場所を紹介してくれるような形のほうが現実的。
・途切れのない支援を行うためには、中高生が行き場を失っていて学校の先生達もどのようにすればいいか分からないとなっている。そのため今後は中学生、高校生の支援力を強めていただきたい。
・強度行動障害に関する内容も今後報告してもらいたい。
○事務局からの回答(要旨)
・自己理解プログラムは、発達障害者支援センターに継続的に来られる方が受ける集団のプログラムとなっている。このプログラムの人数規模は少ないが、自己理解プログラムのスキルを連続勉強会や支援者向けの研修会で広めていきたい。
○部会長からのご意見(要旨)
・今後は強度行動障害のデータも入れて検討いただきたい。

(4)その他家族支援及び理解促進事業等

○事務局からの説明(要旨)

・家族のための学習会のほか、発達障害啓発事業、あい・さかい・サポーター養成研修、「あい・ふぁいる」活用推進について現状と課題を報告。

・次年度実施する「あい・ふぁいる」アンケートの質問事項やアンケート対象者について報告。

○委員からの主なご意見(要旨)

・あい・ふぁいるでなくても構わないが、定型のもので中学校から高校に引き継ぐ仕組みができれば良いと思う。

○部会長からのご意見(要旨)

「あい・ふぁいる」を改良するときに、分配の仕方も工夫していただきたい。

資料

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