このページの先頭です

本文ここから

令和元年度第1回日中サービス支援型グループホーム専門部会

更新日:2020年4月1日

1.開催日時

令和元年11月26日(火曜)午後2時から午後4時

2.会場

堺市役所 本館地下1階 A会議室

3.出席委員(敬称略)

東委員、小田委員、信田委員、萩原委員、狭間委員、守屋委員、野村委員

4.傍聴

2人

5.会議次第

1 開会
2 委員紹介 
3 部会長及び職務代理者選出
4 日中サービス支援型グループホーム専門部会について 他
5 その他
6 閉会

6.議事内容(要点記録)

部会長及び職務代理者選出
 互選により、部会長には守屋委員が選出、職務代理者には狭間委員が指名された。

[日中サービス支援型共同生活援助について]
 事務局から、資料2、資料2(別紙1)、資料2(別紙2)の説明
(委員)日中サービス支援型グループホームのイメージを委員の中で共有しておきたい。入居する障害者本人が高齢だということは、親御さんもかなりの高齢であったり亡くなったりしていると思われる。在宅での支援が難しくなってきているが、受け入れてくれるところがない家族にとって、日中支援型グループホームは、明るい光が見える。一方で、ご本人の権利を守る声をあげる親族がいない可能性も高いので、支援者にかかっていると思うと不安も感じる。
(委員)条件として、重度化・高齢化と並べてあるが、高齢だけで入居できるのか。両方の条件が必要なのか。
(委員)このグループホームに入居する方について、市はどんなイメージを持っているか。
(事務局)従来型のグループホームを利用している方は、日中、生活介護や就労支援に通っているが、このグループホームでは、日によって、グループホーム以外のサービスを受けることが困難になっている方について、日中の活動を当該グループホーム内で過ごしていただくようになっている。そのため高齢ということだけではないと思っている。また、必ずしも日中をグループホーム内で過ごす必要はなく、外出する日があっても良い。ご本人の意向に合った支援をするための運営面、ソフト面の支援をどう行っていくかが大切と考えている。
(委員)グループホームに日中いる時と外出した時の報酬単価は違うのか?
(事務局)配置基準は変わらないが、支援内容で報酬単価は変わる。
(委員)人員や設備基準についてはこの会議で議論しないとの説明であったが、利用者に合った支援が行き届いているかは、個別の支援計画の中で評価するということか。
(事務局)人員や設備基準は国の基準があるので、堺市でそれ以上の配置を求めることはないが、その中で、個々に合った支援になっているかを評価・助言をしていただきたい。そのために必要な指標がこれでいいのか、後ほど評価シート等の議論をしていただきたいと思っている。
(委員)日中をグループホームで支援すると報酬が高くなるため、閉じ込め型のグループホームにならないかという心配がある。人員配置を含めて、本人らしい生活ができるようにしていくための話し合いができるようにしていきたい。
(事務局)資料2で、人員について議論を行わないとしたのは、数の話だけになってしまうことを懸念して記載したものであり、支援は良くても、この人員配置でできるのかといった視点で意見をいただくのは必要だと思っている。評価様式も、実際評価していく中で、追加する項目など柔軟に進めていきたいと思っている。色々なご意見をいただきたい。
(部会長)会議の公開について、非公開にしたいという提案があったが意見はないか。
(委員)個人情報の関連はあるが、今日のような総論は積極的に公開するべき。
(委員)非公開とした場合、議事録の骨子は公開されるのか。
(事務局)基本的に、非公開の会議は会議内容も非公開である。今回のような総論を議論する会議は公開、実際の事業評価を行う会議は非公開としたい。
(委員)指定申請時に開催する会議は、運営前の計画段階の評価なので、公開できるのではないか。
(事務局)申請時の計画の段階でも、評価書類に、グループホームの場所や、入居予定の利用者の年代、障害特性や区分等を記載するようになっている。これらの内容を踏まえて審議していただく会議であるため、公共の安全の秩序の維持に支障を及ぼすという判断で非公開とさせていただきたい。部会の内容は、非公開条例にあたらない範囲で本会に報告したいと考えている。
(部会長)今回のような総論を議論する会議は公開、事業の評価を行う会議は基本的に非公開とする。ただし、ここで話し合われた内容は、可能な範囲で本会で報告するということでよいか。
(委員)承認

[指定申請から事業開始後の流れ、評価について]
 事務局から、資料3、資料4、資料5、資料6の説明
(委員)計画相談支援は中立的に、日常的に利用者を見守る立場であるため、個別で記載項目があった方が良い。また入居者が利用している障害福祉サービスの記載もあった方がよい。
(事務局)入居者によって利用するサービスが違うので、個々に作成するウィークリープランの欄に、利用しているサービスについて記載するよう検討したい。
(委員)「地域との交流方法」という項目があるが、どういう内容を想定しているのか。
(事務局)従来のグループホームにおいて、地域で行われるイベントや清掃活動に参加したり、最近では防災訓練に積極的に参加しているところもあると聞く。そういったイメージを持っている。
(委員)事業計画シートについて、3点入れてほしい。1点目は、併設される短期入所について、入居者のプライバシーを守りながらどう運営していくのか計画の段階で考えを教えてほしい。2点目は金銭管理をどのように考えているのか。3点目は、どんな課題を解決しようとして事業を行うのかの記載。申請法人のめざしているものが見えると思う。
(委員)金銭管理であれば「利用者の権利擁護」に記載できるかもしれない。
(委員)成年後見制度につなげていくという視点があるかどうかは権利擁護の点から重要であると思う。
(委員)事業所が、成年後見制度を意識してもらうためにも、「成年後見制度」の言葉は入れておいた方がいいと思う。虐待防止も入れた方が良い。
(事務局)虐待防止を入れるかどうか、事務局でも議論になったが、日中サービス支援型グループホームだから必要ということではなく、すべてのサービス事業所に必要な視点であることから、権利擁護という言葉とした。
(委員)スタッフに対する研修が大事であると思うので、項目の中に入れてもらえたらと思う。
(委員)項目がこんなに大きくては検討しにくい。たとえば「安全確保」の項目も防災・防犯と書いてしまうとこれしか書かない事業所もあるかもしれない。リスクマネジメントをきちんとしているか等も必要だと思う。
(事務局)事業所が大事に思うことを自由に書いてもらうよう大きな項目にした。しかし、委員の意見のように、これは押さえておくべきという事を書いてもらっていないと評価ができない。事業所が会議で説明する際に聞くこともできるが、押さえておきたい項目を枠の中に記載する等の方法があると思うので検討したい。
(部会長)それぞれの項目にカテゴリーみたいなものを例示することが必要である。その項目と対応するような形で専門部会評価報告書も設計してほしい。項目の下位のカテゴリーを想定したシートを事務局で検討してほしい。事業者も書きやすいだろうし、委員にとっても貴重なマニュアルになる。
(委員)実施報告では、どこまでできていて、どこが課題として残っている、新たに問題点が見つかったなどが書きやすいような報告様式がいいと思う。
(事務局)本日いただいたご意見を踏まえて、修正した案を再度委員の皆さんに見ていただけるようにしたい。
(部会長)市の方で、委員の意見を踏まえた様式の修正案を作成してもらいたい。専門部会の開催は難しいと思うので、各委員へ個別に対応していただいたうえで部会として確定する。
(委員)承認

7.資料

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページの作成担当

健康福祉局 障害福祉部 障害施策推進課

電話番号:072-228-7818

ファクス:072-228-8918

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館7階

このページの作成担当にメールを送る
本文ここまで