堺コッカラ体操
堺市では、関西大学との地域連携事業の1つとして、堺市版介護予防体操の『堺コッカラ体操』を作成しました。
楽しく身体を動かしながら脳を活性化させる、ココロとカラダを元気にする体操です。
短い体操を音楽に合わせて組み合わせることによって、目的や用途によって楽しめるようになっています。
子どもから高齢者まで、幅広い年齢の方に活用していただける体操です。
堺コッカラ体操は、「げんきあっぷ教室」、「ひらめき脳トレプラス」等の介護予防教室や、老人福祉センターなどで体験することができます。
名前の由来
「ココロ」と「カラダ」を元気にする体操という意味で「ここから」とし、また大阪弁で親しみやすく『コッカラ』という名称をつけました。
私たちの街、堺から(コッカラ)、
運動していない人も、子どもも大人も高齢者もみんな一緒にこの体操から(コッカラ)始めて、
元気になりましょう。
堺コッカラ体操の特徴
簡単に行えるいくつかの動き(ブロック)を組み合わせて作っています。
お好きな音楽で、お好きな動きを組み合わせて、自由に作っていただくことができます。
1つ1つの動作は簡単ですが、組み合わせることによって色々な難易度を設定でき、より効果的に体操を行うことができます。
組み合わせることで認知症予防に効果があるとされているデュアル・タスク(2つ以上の動作を同時に行う)を行うことができます。
また、一人でもできる体操ですが、隣の人と合わせたり、向かい合って行ったり、円になって行ったり、複数人でも楽しめます。
「簡単だけど、ややこしい~」
そんな体操です。
堺コッカラ体操の効果
関西大学 人間健康学部 弘原海(わだづみ) 剛 教授
堺コッカラ体操を行っている間の運動強度や脳血流量の測定を行いました。
また、堺コッカラ体操を3カ月間実施し、その前後で認知機能検査を行い、効果を検証しました。
その結果、堺コッカラ体操は認知症予防および介護予防に有効であることが分かりました。
堺コッカラ体操の基本の動き(ブロック)
これらの動きの「テンポ」「順番を変える」「立って行う、座って行う」などのパターンを変えることで、
バリエーションが無限大に広がります。
堺コッカラ体操にチャレンジ
基本のブロックを覚えたら、堺コッカラ体操に挑戦しましょう。
レベル別の体操をご用意しております。
基本のブロックだけでなく、応用ブロックや脚の動きも含まれています。
まずは初級から初め、慣れてきたら中級、上級へと進んでいきましょう。
間違えてしまうくらいの難しいものがお勧めです。簡単にできてしまうものよりも脳血流量がアップします。
初級
童謡「どんぐりころころ」のメロディーに合わせて、チャレンジしてみましょう。
中級
上級
超上級(グループ体操)
いろいろな楽しみ方
感染症予防対策をした堺コッカラ体操、見て楽しめる堺コッカラ体操、大勢で行う堺コッカラ体操など、様々な楽しみ方をご覧いただける動画が掲載されています。
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