観音菩薩立像(愛染院)
更新日:2021年10月15日
指定区分
堺市指定有形文化財
説明
本像は、平成13年に市指定文化財となった愛染院本堂の厨子内に、秘仏本尊としてまつられています。脇腰を左に捻り、視線をやや右斜め前方に落とす姿から脇侍として制作された可能性もあります。
穏やかな丸顔や浅い衣文の彫り、比較的薄い体の奥行きなど、平安時代後期の特徴をよくあらわしており、保存状態も良好です。市内北部、特に長尾街道周辺にのこる平安時代の仏像彫刻としては、本作品がほぼ唯一の事例です
宗教法人 愛染院
構造
一木造
指定年月日
平成16年6月24日
時代
平安時代後期
法量
像高99.2センチメートル
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