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自動運転などの先進技術を活用した実証実験(令和7年度 SMI都心ラインにかかる実証実験)

更新日:2025年9月19日

 堺市では、堺都心部における便利・快適な移動環境の構築を目的に、堺駅と堺東駅を結ぶ大小路筋で、自動運転等の先進技術を活用するSMI都心ラインの導入を進めています。SMI都心ラインでは、高頻度の運行サービスを維持しつつ、公共交通の安全性や快適性、利便性を向上させ、 高齢者や障害者、ベビーカー利用者など、すべての人が移動しやすいバリアフリー環境の実現をめざしています。

実験概要

 実証実験では、自動運転レベル4の実現に向けた自動走行に加え、信号や路側センサとのインフラ協調や遠隔監視、バリアフリー乗降を行う正着等の検証を行います。また、バス待ち環境の改善として、バス停留所付近で、休憩スペースの創出実証実験及び地域情報や交通情報を発信する実証実験を実施します。

自動運転実証実験

期間

令和7年10月1日(水曜)~令和8年2月27日(金曜)
月曜日から金曜日の午前10時台~午後4時台
※10月1日(水曜)~11月4日(火曜)は、準備走行等のため、乗車できません。
なお、準備走行等の進捗状況により延長する場合があります。延長する場合は改めてお知らせします。

乗車体験期間

令和7年11月5日(水曜)(予定)~令和8年2月27日(金曜)

体験料金

無料

運行ルート・乗降場所

運行ルート(周回):堺市役所前-堺駅前広場-堺東駅前広場-堺市役所前
乗降場所:堺市役所前(堺地方合同庁舎前)
(乗車時間は25分程度です。途中下車はできません。)


予約方法等

乗車にはweb予約または電話予約が必要です。

予約開始日:令和7年10月29日(水曜)(予定)
※予約方法などの詳細は後日、本ホームページでお知らせします。
※乗車は着席のみ、定員最大19人、車いす利用者は1人までです。

自動運転レベル

レベル2(運転士が同乗)

停留所への正着及びバリアフリー乗降の実証実験

 バス乗降口に高さを合わせた仮設停留所を設置し、車両と仮設停留所との隙間・段差をできるだけ小さくすることで、バリアフリー乗降の検証を行います。

実施期間

令和8年1月5日(月曜)~2月27日(金曜)(予定)

実施箇所

2箇所(堺市役所前及び堺市立熊野小学校前停留所)
※乗降体験のため、途中下車できません。

バス待合環境の改善の実証実験(休憩スペース創出及びデジタルサイネージ等による情報発信)

 バス待合環境の向上をめざし、バス停留所付近に利用者等が休憩し、くつろげる空間を創出します。
また、地域と連携し、デジタルサイネージ等で交通情報及び設置周囲の地域情報の発信を予定しています。

実施期間

令和7年11月以降~令和8年2月27日(金曜)(調整中)

実施箇所

堺東駅前広場周辺

検証内容

 本実証実験は、自動運転レベル4の実現に向けた自動走行に加え、信号などとのインフラ協調や遠隔監視、バリアフリー乗降を行う正着等を連携して実施します。また、バス待ち環境改善の実証実験として、バス停付近における休憩スペースの創出及び情報発信の実験を実施します。

自動運転車両の走行実証

 大小路筋で自動運転車両での走行実験を実施し、手動介入発生地点や要因の分析を行い、自動運転率の向上を図ります。


実験車両(BYD J6)


信号協調システム

 大規模な交差点や下り勾配の交差点において、信号残秒数に応じた車両制御を実施し、円滑な交差点通過を検証します。


路車協調システム

 堺東駅前交差点の右折進入において、道路側にセンサーを設置し自動運転システムと連携することで、自動運転車両の車載センサーの死角部分をカバーし、交差点右折の手動介入低減について検証します。(実施主体:国土交通省道路局)


走行空間整備

 大小路筋の歩道の一部を活用し、停車帯を広げ、自動運転車両の走行ルートを確保し、将来的な停車帯拡幅形状や、手動介入低減効果について検証します。


正着制御

 磁気マーカを用いて、自己位置推定精度を高め、停留所と隙間なく正着できるか検証します。また、仮設プラットホームを整備し、車両乗降口とプラットホームの高さを合わせ、車いす利用者等が介助なく乗降できるか検証します。


遠隔監視

 運転士の無人化を見据え、遠隔監視システムを用いて、自動運転バスの車内外の状況や通信状況を確認し、無人自動運行体制のあり方について、検証します。


休憩スペース・情報発信

 歩行空間内に休憩スペースを創設し、利用者数、利用状況を測定し、バス待合環境の向上について検証します。また、デジタルデバイスを活用した情報発信を実施し、バス待合環境の向上や、周辺店舗の利用について、アンケートによる効果測定を実施します。

3Dシミュレーション

 走行実証では再現困難な事象を、3Dシミュレーションを用いて再現し、自動運転システムの動作を検証します。シミュレーションで把握した課題を改善し、自動運転システムへフィードバックします。(業務委託先:株式会社フォーラムエイト)


実験主体・協力団体

  • 堺市
  • 南海バス株式会社
  • 先進モビリティ株式会社
  • 関西電力送配電株式会社
  • 株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所
  • 株式会社建設技術研究所 大阪本社
  • 大阪公立大学 都市計画研究室

このページの作成担当

建築都市局 交通部 交通政策課

電話番号:072-228-3956、(公共交通担当)072-228-7549、(SMIプロジェクト推進担当)072-340-0417、(おでかけ応援カード担当)072-228-7756

ファクス:072-228-8468

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館16階

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