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管更生工事に係る歩掛及び見積の単価を教えてください

更新日:2025年4月30日

市民の声

 下水管の老朽化・耐震化対策のために、管更生工法による工事を発注しています。
 管更生工事(※1)の複合管工法(※2)は、見積りの提出企業または協会、当該工法が採用された工事の協会員のみが歩掛りや単価等分かる状況で一般には公開されておらず、入札の「公平性」「透明性」「競争性」に影響があると思われます。

①建設局は歩掛見積(※3)を公表している(平成30年10月31日「堺市が発注する土木工事等における見積り歩掛の公表について(通知)」参照)ことにならい、上下水道局も見積を公表してください。仮に公表できない理由があるのでしたらご教示ください。

②このことについて入札審査委員会に「公平性」「透明性」「競争性」があるのかも審議して頂きたいです。

※1 管更生工事とは、既設管きょの内面に新たに管を構築する工事
※2 複合管工法とは、既設管きょと更生材を構造的に一体とする工法
※3 歩掛見積とは、積算基準にない作業に必要な人員や資材の量を基に数値化された費用の見積り

市の考え方

 ご質問いただいた件について、以下のとおり回答します。
①設計図書における見積単価、見積歩掛の公表について本市の考え
 本市の管更生工事発注は、設計段階で設計条件等により施工可能と判断した工法のうち、最も経済的となる工法で積算しています。また、管更生は工法ごとに協会があることは認識していますが、見積非公表箇所がある契約済の管更生工事について確認したところ、積算上の採用工法協会員のみに落札者が偏っておらず、入札の公平性、競争性については確保できていると考えています。
 次に、本市の土木工事等では、見積歩掛及び単価を原則公表しています。ただし、公表することにより、採用された見積先である法人等が特定でき、かつ見積先から公にしないことを条件に提供されたものは非公表となります。このことは、投稿者様が提示された通知文の「2)1)のうち、非公表とする歩掛について」の欄にも記載がありますのでご参照ください。
 さらに、工事完了後3年経過したものは金入設計書の情報提供が可能で、入札公告時非公表としていた箇所も原則公表としており、透明性の確保に努めています。

②入札審査委員会の審議について
 管更生工事の入札結果において、透明性及び公平性の確保等の観点から、入札及び契約の過程並びに契約の内容についての調査審議を行う必要がある場合には、堺市入札監視等委員会の審議対象になることがあります。

参考資料

受付日

令和7年3月13日

担当局部課(お問い合わせ先)

上下水道局下水道管路部下水道建設課
電話番号:072-250-5406
ファクス:072-250-5977
〒591-8505 堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2

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